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君の話
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君の話の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全78件 1~20 1/4ページ
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流行りものをちょこちょこ読んでる位の 自分なんですが、、 読んできた恋愛モノの中で 1番好きな作品でした。 | ||||
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ただただ素晴らしかった。特に物語真ん中からの反転していく流れに引き込まれてしまう。 夜眠る時に明日も自分である事を疑わず、昨日と今日の自分が同一人物であるつもりで日々を過ごしているけれど、一体私はこれまでどれ位の過去を忘れてしまっているんだろうか。どれだけ昨日のことを覚えているんだろうか。そばにいる大切な人を確かめたくなる話だった。 | ||||
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これまでの、三日間の幸福、いたいのいたいのとんでゆけ、恋する寄生虫、、 は、涙なくして読めないものでしたけど、本作は最終章の「僕の話」が ちょっと唐突で、いっそ無かったほうが良いんじゃないかと思いました。 わたしに読解力が不足しているのでしょうが、「秒速5センチメートル」 と同じだなあと。。 | ||||
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三秋縋さんの作品は、全部好きです。 どの作品でもヒロインの言動がかわいい。 現実世界とは一味違う恋愛の世界を 愉しんでみたい方はこの方の作品を読むべき。 | ||||
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とても面白いようで、これを読んでから作者の本をコンプリートしています。 | ||||
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レビューにいくつか散見される「三秋先生の理想の現実に居ない女性」という単語。 実はそういうナイーブな内面を持った内向的で、理想を温めている若い女性というのは実在します。 なぜ見えないか? いわゆる「オタク」だからです。 現実に疲れて、現実にはない世界や記憶に憧れ、それで孤独を癒しながら日々を送っているので、同じ気質の異性と絶対に出会わない人種だからです。 自分の信じる何かに献身的に尽くす余り、現実というものに売り渡す余剰がない人種だからです。 その同じ方向を向いていて、故に絶対に自然には出会わない人種同士が出会い、奇跡的に惹かれ合うのがファンタジーというならそうでしょうけど。 前提が長くなりましたが、つまりこの話は女性サイドのB面になると、そういう『推し』という密かな信仰を抱える女性に驚くほど刺さります。 推し活なら仕方ないのです。だって仕方ないじゃん。推しなんだから。 推しと付き合ってた記憶が手に入るならこれくらいへっちゃらってものさ。 人魚姫だって泡になろうが後悔はなかったじゃないか。 そう思っていただろうヒロインに、最期に『推し』が微笑んでくれる。明日を迎えるために何度も何度も頭の中だけで捏造した記憶から出て来てくれる。 ある意味、現代の王子様願望の成就の最高な姿ではないかと思います。 | ||||
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この本を面白いと感じるか、またはくだらないと感じるかは、読み手の人生の軌跡に完全に依存する。 決して否定するわけではないが、一般的に恵まれていると言われるような人生を送ってきた人たちには理解することのできない話なのかもしれない。 ここであなたがもし、“輝かしい人“のために縁の下を支えてきて、人生に絶望を感じているのなら、この本は絶対に読むべきである。この本を読了した時、あなたは心底揺さぶられ、記憶と義憶の区別が曖昧になる呪いにかけられる。そしてあなたはまるで海水で喉を癒すように、自らの欠落した記憶をフィクションで埋めるためにますます義憶を欲しがり、あなたは不幸になっていく。ただ、その不幸の中であなたは幸福を手に入れるだろう。この本、作者と出会えたらのなら、自然と理由がわかるはずである。 長々と書いたが、最後に、“逃げたい“と思った時に読むのが一番おすすめである。 | ||||
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綺麗な状態で届いた!ネットで本を買うのは初めてだし中古品だったので不安だったが綺麗な状態で届いて安心!内容は三秋縋先生なのでめちゃくちゃ面白いせつねぇ | ||||
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お話自体は面白いですし、最後のシーンは感動します。 設定、ストーリーは、偏愛が上手くできない男性が抱きがちな妄想、願望で詰まっており、男の私は十分楽しめました。一方で、女性が読むとどう感じるのかな?と疑問が湧きましたので星は3つとしています。 | ||||
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会話が少なく、文体も読みやすくて本の厚さの割には一気に読めました。 ざっくり言ってしまえば、それぞれ欠陥を持っている男女がお互いに惹かれあい、互いを満たしていくという王道なストーリーだと思います。 そこに記憶を埋め込むというSF要素を混ぜ込んだテーマになっています。 中学生の考えた妄想のような恋愛の描写で、主人公が「やれやれだぜ」と言わんばかりに厨二病ぽいのと、アルツハイマーについて美しく描写しすぎているところが少し引っかかりました。 | ||||
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人生初レビューです。 三秋縋さんの著書は学生時代からずっと追っかけていて初めがスターティングオーバー、三日間の幸福、いたいのいたいのとんでゆけ、僕が電話をかけていた場所、君が電話をかけていた場所、恋する寄生虫の順に私は見てました。今回もほろ苦く第三者からすればもしかすれば不幸にも思えるような恋愛模様が当人達からすればきっと満足な沢山の幸せを描かれていて読み終わった今も噛み締めています。毎度毎度三秋さんの描かれる小説には驚かされています。こんな視点で描ける人が居るのか、こんな恋愛観を持つ人間を描けるのか、そうやって私の新しい知識や教養を培われて行っているのだなァと思います。 三秋縋さんの著書をまだお読みでない方も、私のように追っかけてた方も、ほろ苦く優しくなれる恋愛模様が見たい方には是非見て欲しいです。星5でお願い致します。 | ||||
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自分でも訳分からん位感情を動かされました。 まるで人生を振り返った時によく考えるifを誰かに覗かれて文章として残されたのかという感覚に陥りました。 多くの登場人物に感情移入し、追体験している気分でした。「君」に恋をしたと言っても過言ではないかも知れません。 自らの歩んできた人生にほんの少しでも不満を抱いている方に是非読んで頂きたいです。 | ||||
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主人公とヒロインの人生の交錯を繊細にかつダイナミックに描いた作品です。大作と聞いていたので凡人の私に理解できるか心配でしたが、三秋縋先生らしさ全開のどこか描写が丁寧な部分もあり、とても楽しく読了できました。 | ||||
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三秋先生の最新作!いつもよりもページ数が多く、読み応えがありとても嬉しく思います。 また、私は素人なのでよくわかりませんが,,,以前よりも文学的な表現により一層磨きがかかったように 勝手に感じています。最高峰の余韻に浸かった後に、もう一度読み返すと新たな発見をしたりしなかったり。 三秋先生に出会えて本当に幸福です。また、いつか小説を通して三秋先生の世界観や作りたい物語をぜひ覗かせてください。 | ||||
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面白くて悲しい話。ずっと感動して最後に泣いた。 | ||||
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読むべきか迷っているなら読んだほうがいいと思います。人を選びますが、もし選ばれたなら、心に穴があきます。 | ||||
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本作品は、今流にいえば、いわゆる「特殊設定ミステリー」に分類されるのでしょうね。つまり現実にはあり得ない状況や技術、存在などを仮定して、そこで謎解きを行っていくというものです。しかし、本作はたしかに「特殊設定」であり、かつ一定程度「謎解き」の要素があることは事実ですが、作者は本作をミステリーとして書いたのではないと思います。現実とははなれた空間を想定することで(昔流にいえば荒唐無稽を許容することで)普通の世界を舞台にしたのでは語れない、人生や愛情を語ることを目的としたのだと思います。こうした点、人形浄瑠璃に拘った近松門左衛門に一脈通じるものがありますね。読み終わったあと、しみじみとした感慨に浸らせられます。作者のストーリーテリングの技術も巧みで、主人公と女主人公の両視点からみた世界をレコードのA面、B面に譬えているあたりも見事です。終わりの何章かは、誰しもホロリとさせられると思いますよ。生意気な云い方になりますが、最近めずらしく感心させられた作品です。是非ご一読を。 | ||||
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結論としては、とても感動。 そして、いつも通りの、あり得ないファンタジーかもしれないけど、今回の設定は、30年後には現実にあるのかもしれない。 とはいえ、悪く言えば、いつもの三秋先生のパターンの中でのバリエーションでもある。 男性目線での理想的な女性像のヒロイン設定は、いつも似通ったところがあるし、幸せだが悲劇的な結末を迎えることも同じ。でも、女性向けコミックやハーレクインロマンスじゃないが、それが良いんじゃないのかな? だって、現実には、ジャニーズとか韓流アイドルとか、羽生弦とかに熱を上げる女性ばかり周りいるなか、あんな若くして理知的で、深く人生を考え、浮いたところの無い美人なんて、まず、巡り会うこと無いでしょ。だから、ファンタジーであることが余計にしっくりとくる。 一定のパターン、普遍的に良い型っていうのは、人が求めているものなんだと思う。 そして、悲劇なのかどうかっていうのは、現実に誰にでも必ず訪れる死っていうものが悲しいものなのかどうか、死とは無なのか永遠なのかっていう読み手の価値観に依存している。 三秋先生の著作は、ファンタジーであり、プラトニックな恋愛モノでもあるが、そこを通じて、人生の価値を再認識させてくれる点で感動的だ。そして、ファンタジーであるが故に、ドギツすぎず、受け手の許容範囲の中で、メッセージが伝えられているような気がする。 | ||||
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読みやすいし、面白かったですが10代~20代の方のが入り込めるのかも? | ||||
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悪く言えばマンネリ。しかしよく言えば三秋さんのスタイル。 一言で言い表すならば、救いようのない絶望の中で主人公たちが得る最上の幸せの物語。スターティング・オーヴァーの時から変わらない三秋さんの作風は今回も忠実に守られています。これを良いと捉えるか、悪いと捉えるかは人によると思います。 素直ではないハッピーエンドで、読了した私たちを複雑な幸福感に導くのは三秋さんの十八番といってもよいでしょう。ほかの方も書かれている通り、美しい物語という点でかなりの傑作であると考えます。買って損はない一冊かと。 このレビューが約に立った方は評価ボタンを押していただけると助かります。 | ||||
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