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浜村渚の計算ノート8と2分の1さつめ つるかめ家の一族



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浜村渚の計算ノート8と2分の1さつめ つるかめ家の一族の評価: 4.00/5点 レビュー 4件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

この作品は、スピンオフか?

主人公の渚ちゃんの、登場が、ほぼ無い。しかも、計算が必要な場面も、ほぼ皆無。
何か、間違った買い物したか? 思った。
物語時代は、無難な話ではあるけど。
浜村渚の計算ノート 8と1/2さつめ つるかめ家の一族 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:浜村渚の計算ノート 8と1/2さつめ つるかめ家の一族 (講談社文庫)より
4065122023
No.1:
(3pt)

シリーズ作品の色が薄れた番外編

地方の名家で始まる遺産相続騒動.そこに複雑な血縁関係や仕掛け屋敷の存在など,
ほかにも既視感どころの話では…と思っていたら,どうやら意図的な演出だった模様.

ただ,その屋敷の仕掛けが早々に見えてしまい,後半での驚きが薄れたのは残念で,
毒殺に使われた食べ物や,連続殺人にあまりに無警戒な周囲には違和感が拭えません.
主に二つの場所を切り替えて進む話の運びも,動きに乏しくやや淡々とした印象を受け,
終盤にまとめられる時系列の動きを,もう少し前に押し出しても良かったように思います.

何より,いつもの敵対組織が関わらない,普通の(?)事件だったことについては,
『1/2さつめ』は番外編の雰囲気がありますが,数学の要素も取って付けた感があり,
ミステリとしてはともかく,シリーズ作品の色は薄れており,評価は分かれそうです.

同じく,著者の『マイルール』で,多くの時間で主人公が消えてしまっていたことも,
先を見た実験の部分もあったようですが,こちらも物足りなさを覚えるかもしれません.

とはいえ,学び,伝えていくことの大切さを,中学生である彼女が語る姿は頼もしく,
長く続いた問題にも光が差し込むなど,明るい未来を窺わせる幕引きはまずまずでした.
浜村渚の計算ノート 8と1/2さつめ つるかめ家の一族 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:浜村渚の計算ノート 8と1/2さつめ つるかめ家の一族 (講談社文庫)より
4065122023

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