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月光
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月光の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
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問題なく商品が届きました。書店で見つけにくい本の購入はネットが便利ですね。 書店での注文の方が充実感があるので色々ですが。 | ||||
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絵で買ったら何ということでしょう。とても良かったw こいつは俺をラノベ厨から推理オタに変貌させたw ラストに近づく度に明かされる月森の正体。ラストはハッピーエンド好きの俺にとって、あ^~いいっすね^~ でしたw | ||||
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この作品は不思議です。 はっきり言ってしまうと、主人公は中学生ぐらいの、普段女の子とあまり接する機会がないような男の子が頭の中で妄想するような ニヒルで、けだるそうで、でも顔はなかなかで、女性人気もそこそこで―というような人物です。 ミステリなのかは疑問ですが、オチは同じく中学生が考えたようなものでした。 ですが、なぜか不思議と何度も読み返してしまいます。私がこの本を買ったのはずいぶん前ですが、いまだに手元にあります。 「月光」という題名と、この作品の雰囲気がとてもあっているのも、魅力の一つかもしれません。 | ||||
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この作品はとにかくすごかったです。 読んでいるこちらも緊張とハラハラドキドキさせられる作品でした。 この本はとてもお勧めできます。 読みやすくてわかりやすい本です。 僕はいろいろな小説を読んできましたが、こんなにハラハラドキドキさせられたのは、初めてでした。 | ||||
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ヒロインの性格が何とも言えない 他のレビューにもあるが主人公の言動が鼻に付くこともある、しかしそれ以上に物語が面白い ミステリーっぽいがミステリーではなく、終わり方が何とも言えない雰囲気を出している この作者はもう一つ本を出しているらしいので、そちらも見てみたい | ||||
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結構、評判のいい作品なんでせっかくなんで読んでみました。 確かに面白かった。 内容は、サスペンスなんですかね?ラブコメともいえない感じで、 そんなにねちっこい感じもしないですし、キャラも特徴があってよかった。 最後も、こういう終わり方もありなんだって感じでした。 | ||||
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これは非常に読者を選ぶ作品。 とはいえ、自分にはたいへん好ましい文体で、どっぷりと一晩で読み切ってしまいました。 乙一氏との比較がレビューに見られますが、自分はどちらかといえば村上春樹氏を想起しました。 駆け引きのように洒落とセンスに裏付けられた会話。主人公のシニカルさ。 そういうものが嫌いでない方はぜひお手にとってみるとよろしいかと。 <最終選考作品>というだけあって、確かにラノベっぽくはないかもしれない。 でも、『またこの人の文章が読みたい』と思わせる。 刊行ペースの速いラノベ界において、 『早く次の作品が読みたい』と思わせる作家ほど、大切にされていくべきではないでしょうか。 自分はこれからも全力で応援します。 と思えば、早くも次回作『変愛サイケデリック』(またしても好みに合う題名…)が出るそう。 楽しみにしています。 | ||||
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「想像の外の凄さ」「理解を超えた頭の良さ」というのを設定上だけの記号にせず、お話にしっかり反映しているこういう本が大好きです。野崎まど氏と同系ですかね。 こう見えて謎解きが主題でないあたり、ミステリという枠にも収まりきらない作品。見所はたくさんありますが説明できるものでもないので、それは読んでのお楽しみ。 続き物の作品が好きな人や、過程より「結局何が言いたいの?」「どういうジャンル?」というのを求める人にはお勧めしませんが、 一冊読みきりの作品として、掘り下げ量もエンディングも満点と思います。とても綺麗。絵師さんもGJ。 | ||||
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私は、この作品は凄く良くできていると思います。 サスペンスとラブコメ的な展開などがいい感じで混ざっていて、読みやすくて自分は2日ぐらいで読み終わりました。 最近の作品によくみる可愛いヒロインが複数いる萌え作品とは違い、話の内容や主人公とヒロインの二人の会話だけで凄く楽しめる作品でした。 ただ主人公の性格や最後の終わり方などは、賛否両論になるとおもいます。 | ||||
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最初にわたしが評価したいのはこのような作風の作品が電撃文庫から発売されたこと。 電撃ブランドの懐の深さを感じるとともにラノベの未来に希望が感じられました。 次に挑戦的な作者の姿勢を評価したい。 月光という地味なタイトル、昨今のラノベの主流とは異なる主人公とヒロイン像、抑えを効かせた文体。 あとがきなどから見る作者の人柄からして、狙って上記のことをやっているのだろうとわたしは推測します。 昨今のラノベの風潮に対する痛烈なアンチテーゼさえ感じさせます。 多くのかたが言うようにミステリー部分の弱さは否めません。 敢えてミステリーは雰囲気だけにとどめたと前向きにとれないこともありませんが、 ミステリー部分がしっかりしていたらさらに素晴らしい作品になっていたことは疑いがないだけに残念に思えます。 ただしそれを補ってあまりあるキャラの魅力と会話の上手さは新人レベルではありません。 ラノベ全体を見回してもこれくらい書ける作者はそれほど多くはないはずです。 今作の終わりかたからして続きは難しそうです。 次回作がこの作者の試金石となることでしょう。 今作でみせたアンチラノベスタイルを貫くのか、昨今のラノベスタイルに迎合するような萌え寄りの作品で勝負してくるのか。 私的に作者の挑戦的な姿勢を評価しているので次回作もぜひ前者のような作風を期待したいです。 | ||||
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最終選考作品ですが、他の受賞作よりも好みの作品でした。 捻くれ者の主人公と悪女なヒロインによるミステリー風味のラブストーリーといった感じで、細かな欠点は確かに多いのですが、とにかくヒロインである月森葉子が魅力的で、これだけで欠点を帳消しにしてくれるといっても過言ではありません。 悪女でありながらどこまでも純粋、そんな彼女の魅力に主人公とともに読者まで絡み捕られてしまうはずです。 ラストで事件の真相が得られないことに賛否両論ありますが、個人的にはヒロインのミステリアスな雰囲気を損なうことなく、まさしくタイトルの「月光」に相応しい綺麗な終わり方だった思います。 | ||||
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初めてライトノベルを読みました。 とても面白くてこの本の世界に入り込んでしまい二日で読み終えてしまいました。 こんなに早いペースで本を読んだのは初めてかも知れません。 間宮夏生さんの次回作を楽しみにしています! | ||||
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主人公のキャラがちょっと、気に障りますが、 お話の着眼点、ストーリーテリングにはぐっと引きつけるものがあります。 ただ、恋愛をしたいのか、犯罪を解決したいのか、 最後はどっちかによってもらった方が個人的には 感情移入できたのにな、、、という惜しさが残ることは否めないので、 ☆4つとしました。 | ||||
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眉目秀麗、成績優秀、性格良好の美女、月森葉子。彼女のノートにあった「殺しのレシピ」に魅せられて、彼女に興味を持ってゆく野々宮。両親が相次ぎ亡くなっていくなか、事故なのか、犯罪なのか、犯人は彼女なのか? また「殺しのレシピ」の存在を知る野々宮に交際を申し込んでくる葉子。彼女の魅力と殺人疑惑に翻弄されながらも、彼女への興味からのがれられなくなる主人公の心情の描写が絶妙.最後まで死の真相はあいまいなままおわるが、ミステリアスな葉子クールでシニカルな野々宮の心理戦がだのしめるジュブナイルミステリの良作。刑事の虎南をやり過ごすための「恋のレシピ」はちょっと無茶ぶりなので減点1。 | ||||
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読み終わると、なんとも言えない満足感と、同時に不満が残る、奇妙な作品です。 満足感のほうは、一にも二にもキャラでしょう。 僕、野々宮のシニカルなキャラ。 月森の完璧な美しさ、冷たさ、そして妖艶さ。 雰囲気もいいです。 乳首ひとつ、パンチラひとつも見せずに、かもし出されるこのなまめかしいエロティシズムはどうでしょうか。 萌え全盛のライトノベル界にあって、きわめて異彩を放つ作品です。 ライトノベル版のノワール。 東野圭吾「白夜行」のライトノベル版のような感じです。 さて、一方、不満のほうですが。 たぶんこういうことだと思います。 エンターテインメント小説のひとつのパターンとして、導火線に火がつき、ジリジリと燃えていって、最後に爆弾がドッカーン、というのがあります。 「月光」は言ってみれば、そのジリジリだけの小説なのです。 で、やっかいなことに、そのジリジリ部分がやたらとおもしろい。 だから最終選考に残ったのであり、ドッカーンがないために受賞をもらした、ということではないでしょうか。 ドッカーンがなくて欲求不満のまま終わってしまったのですが、残念ながらパート2が出る展開ではなさそうです。 次回作に期待、といったところです。 | ||||
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『月光』です。第16回電撃小説大賞最終選考作。 個人的には面白かったです。電撃文庫のラノベらしいラブコメとして(?)。 確かにコメではなくプチミステリー風、という感じですが、本作の面白さの大部分は、メインヒロインのミステリアスな魅力にかかっている、と思うからです。 その一方で語り手の主人公は、読者の好みによって評価が分かれそうです。 スカした口調や行動などは、肌に合わないという読者も多いと思います。私は、ちょっとムカついたけどスルーしてツンデレ主人公とヒロインのちょっと駆け引きを含んだかけあいによるラブコメ部分を楽しむことができたので、本書を全体として面白く感じることができました。主人公が全然ダメという人は、本書を面白いとは思えないでしょう。 その他の細かい部分を考えると、長所よりも欠点の方が目立ちます。 未来や虎南や鴨川は脇役だから良いとしても、サブヒロインの宇佐美は本当に単なる当て馬でした。 文章は読みやすくはありますが、上述の通り主人公一人称のスカしぶりが気になるのと、「ディスクトップPC」みたいな誤字や「吝か」の誤用などが気になりました。 「殺しのレシピ」をキーとして一冊分引っ張ったのはすごいと思いますが、全体的にはミステリーと期待して読んだら、肩透かし感となってしまいます。 長所はメインヒロインの魅力一点のみ、ということで評価は★4です。ただし、主人公が肌に合わないという人にとっては★1です。 | ||||
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おもしろかったけど、 「シュミレーション」(シミュレーション) 「ディスクトップPC」(デスクトップ) 「切欠」(切っ掛け) とかの間違いがミステリーとしての内容に関係があるのか無いのか というのが最後まで気になってしょうがなかった。 | ||||
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ここ最近読んだラノベの中で間違いなく1番面白いです。 主人公(野々宮)が完全無欠のヒロイン(月森葉子)の「殺しのレシピ」というメモ書きを拾ってから、月森の父親が「殺しのレシピ」と酷似した死に方をします。 殺しのレシピを拾ったせいで、二人の間にとても緊張感ある会話が生まれます。 平々凡々とした日常に生まれた刺激。 そこに更なる疑念を与えるかのごとく登場する刑事・虎南。 最後まで完全無欠の月森葉子。 謎を解き明かそうと野々宮は奔走するが・・・ はっきり言って結末は「灰色」です。 白・黒つけたい人はむず痒いかもしれませんね。 ただ私としてはこの結果が一番良かったと思います。 はっきりさせたいけど、はっきりさせたくない。 「白」だとなれば葉子のミステリアスな雰囲気をぶち壊し、「黒」だとなれば葉子を犯罪者にしてしまう。これは作者の月森葉子への愛を感じさせます。 おそらく作者も意図的にこの結果にしたのでしょう。 私も一番いい落とし処だと思います。 こうやってみるとこの作品はサスペンスの類では無いでしょう。 これはちょっと変わったボーイミーツガールなのだと思います。 この作品、本当になぜ賞を取れなかったのか分かりません。 最後がとても上手くまとまっているので、もしも続きが出るなら読みたいようで読みたくない。読みたくないようでとても読みたい。 そんな作品です。 | ||||
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「女心は判らん」という我ら無粋な男性にとっては こんなヒロインはまさに魔性の女ですよね。 謎めいた美少女とのスリルある会話は確かに 秘め事を語り合うようで確かにゾクゾクしますわ。 しかし、女性を退屈させないのって大変だなぁ、、 主人公の今後が心配。 飽きられたら気分で殺されそうだ。 新たなる属性を植えつけられそうな一作。 ピエロ属性とかw ただ、ラブストーリーに収束させるよりは 刑事やヒロインの狂気をもっと前面に出して ミステリーか、サスペンスにしてくれた方が良かったかも。 | ||||
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これは面白いですね。自然とページを捲ってしまう作品です。 読後に思うことは、内容は終始冷めていて、それでいて独特の雰囲気、あとはこれは面白い、ということでしたね。 設定はというと、こんな妄想しそうだな〜みたいな設定ですし、少し自分をミステリアスに見せようとカッコつけていてその延長が冷めている感じになる、と言う人もいるでしょうし、面白いと思った私もそう思うところはありましたが、それありきで面白いと思えるので、作者の腕が良いのだと思います。 今後注目したい作家さんです。 | ||||
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