くちぬい

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くちぬいの評価:

3.78/5点 レビュー 18件。 D ランク

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平均点3.78pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全36件 21〜36 2/2ページ
No.16
(3pt)

怖かった…。

風景、空気が美しく、水や食べ物も美味しい、暮らし。
のどかで、素朴な住人。

大自然との共存への備えだけではなく、じわじわ迫ってくる、因習や人間関係の恐ろしさ。

空気も景色も悪く、隣家の名字や顔も覚えられない都会のマンション暮らしだが、よほど気楽だと思った。

柄が悪いとされている処だけど、越して来て3年、嫌な思いや悩みした事ない。
繁華街近いから、酔っ払いいた所で、明るく人多いから、夜道も安全。

親族が昔から ずっと住み続けて、帰る田舎のある人達には良いけれど、永遠 余所者と判断される人の移住は無理だな‼︎
だから、過疎化するのよ。
くちぬい (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: くちぬい (集英社文庫)より
4087451941
No.15
(3pt)

怖かった…。

風景、空気が美しく、水や食べ物も美味しい、暮らし。
のどかで、素朴な住人。

大自然との共存への備えだけではなく、じわじわ迫ってくる、因習や人間関係の恐ろしさ。

空気も景色も悪く、隣家の名字や顔も覚えられない都会のマンション暮らしだが、よほど気楽だと思った。

柄が悪いとされている処だけど、越して来て3年、嫌な思いや悩みした事ない。
繁華街近いから、酔っ払いいた所で、明るく人多いから、夜道も安全。

親族が昔から ずっと住み続けて、帰る田舎のある人達には良いけれど、永遠 余所者と判断される人の移住は無理だな‼︎
だから、過疎化するのよ。
くちぬい Amazon書評・レビュー: くちぬいより
4087754030
No.14
(2pt)

毒気は薄い

放射能汚染に怯える巷の主婦たちを揶揄した作品だと思う。放射能だとか、残留農薬だとか、オーガニックだとか、なんやらかんやら。そういう恐ろしげなうたい文句に踊らされて自分を見失ってる愚かな人間をコケにした作品。セックスに飢える欲求不満なだけだったりする。村の人たち、たしかに常軌を逸した嫌がらせは続くが、最後に常軌を逸してしまうのは、結局都会から来た「常識人」。そんな皮肉な視線をこれでもか、と嫌味たっぷりに描く。作者の悪意に満ち満ちている。後味悪いけど、放射能ヒステリックな現状に飽き飽きしている人には、ある意味痛快。
でもさ、そんなことにこれほど時間かけなくても、ってのが正直な感想。ま、伝奇モノといういつものパターンの中で、坂東さんが言いたいことをわりとストレートに言ってみたって感じでしょうか。
くちぬい (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: くちぬい (集英社文庫)より
4087451941
No.13
(2pt)

毒気は薄い

放射能汚染に怯える巷の主婦たちを揶揄した作品だと思う。放射能だとか、残留農薬だとか、オーガニックだとか、なんやらかんやら。そういう恐ろしげなうたい文句に踊らされて自分を見失ってる愚かな人間をコケにした作品。セックスに飢える欲求不満なだけだったりする。村の人たち、たしかに常軌を逸した嫌がらせは続くが、最後に常軌を逸してしまうのは、結局都会から来た「常識人」。そんな皮肉な視線をこれでもか、と嫌味たっぷりに描く。作者の悪意に満ち満ちている。後味悪いけど、放射能ヒステリックな現状に飽き飽きしている人には、ある意味痛快。
でもさ、そんなことにこれほど時間かけなくても、ってのが正直な感想。ま、伝奇モノといういつものパターンの中で、坂東さんが言いたいことをわりとストレートに言ってみたって感じでしょうか。
くちぬい Amazon書評・レビュー: くちぬいより
4087754030
No.12
(3pt)

追悼

先だっての坂東眞砂子さん逝去のニュースを見まして、追悼の意もあり読了。震災のすぐあと位に出版された本ですね。
田舎の因習に潰される…という、いつものテーマです。
放射能汚染に怯え、高知県に逃げ出した麻由子。北関東住みの自分としちゃ、やや冷めた目で読み始めましたが、結局のところ疑心暗鬼にのっとられてしまった麻由子は、哀れにも思えました。もっと自分の気持ちを夫に伝えておけばね、なんて。すっきりしない終わりなので星3つ。
くちぬい (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: くちぬい (集英社文庫)より
4087451941
No.11
(3pt)

追悼

先だっての坂東眞砂子さん逝去のニュースを見まして、追悼の意もあり読了。震災のすぐあと位に出版された本ですね。
田舎の因習に潰される…という、いつものテーマです。
放射能汚染に怯え、高知県に逃げ出した麻由子。北関東住みの自分としちゃ、やや冷めた目で読み始めましたが、結局のところ疑心暗鬼にのっとられてしまった麻由子は、哀れにも思えました。もっと自分の気持ちを夫に伝えておけばね、なんて。すっきりしない終わりなので星3つ。
くちぬい Amazon書評・レビュー: くちぬいより
4087754030
No.10
(3pt)

どっかではっきりこれはホラーじゃないぞ」と、 宣言してもらいたかったです

サイコサスペンスでした。
ホラーの体裁がばっちり整えられています。

高知の山村に東京から初老の夫婦が移住する。
閉鎖的な集落。
自宅の庭を通る赤線(古来の道)。
しかもその赤線は山の神社と里の神社を結んでいる。
そして移住生活に忍び寄る恐怖。

伏線整えられ、いつ怪異が始まるのかわくわくします。
そしてそのまま結末を迎えます。
ホラー的な展開を最後まで期待すると、
肩すかしを喰らいます。
読了後は、
「どっかではっきりこれはホラーじゃないぞ」と、
宣言してもらいたかった気分でした。

面白いことは面白い。
でも期待と違ったなあという小説。
人間の狂気をテーマにした長編でした。
くちぬい (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: くちぬい (集英社文庫)より
4087451941
No.9
(3pt)

どっかではっきりこれはホラーじゃないぞ」と、 宣言してもらいたかったです

サイコサスペンスでした。
ホラーの体裁がばっちり整えられています。

高知の山村に東京から初老の夫婦が移住する。
閉鎖的な集落。
自宅の庭を通る赤線(古来の道)。
しかもその赤線は山の神社と里の神社を結んでいる。
そして移住生活に忍び寄る恐怖。

伏線整えられ、いつ怪異が始まるのかわくわくします。
そしてそのまま結末を迎えます。
ホラー的な展開を最後まで期待すると、
肩すかしを喰らいます。
読了後は、
「どっかではっきりこれはホラーじゃないぞ」と、
宣言してもらいたかった気分でした。

面白いことは面白い。
でも期待と違ったなあという小説。
人間の狂気をテーマにした長編でした。
くちぬい Amazon書評・レビュー: くちぬいより
4087754030
No.8
(4pt)

いつもながらの坂東ワールド

何気ない寒村、ごく普通の田舎の人
しかし、そこに本当にあるものは・・・

坂東ワールドの定番ですから、期待に違うことなく、最後まで楽しめます。

ただ、残念なのは、ポスト3.11なんだけど、放射能という現代の恐怖またそれに過剰に怯える愚かな主婦という材料が、従来の土着の恐怖や地元民のキャラに霞んで、深く描き切れていない点。

群像劇がラストに収斂されていく部分は、よく出来ているだけに残念。
くちぬい (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: くちぬい (集英社文庫)より
4087451941
No.7
(4pt)

いつもながらの坂東ワールド

何気ない寒村、ごく普通の田舎の人
しかし、そこに本当にあるものは・・・

坂東ワールドの定番ですから、期待に違うことなく、最後まで楽しめます。

ただ、残念なのは、ポスト3.11なんだけど、放射能という現代の恐怖またそれに過剰に怯える愚かな主婦という材料が、従来の土着の恐怖や地元民のキャラに霞んで、深く描き切れていない点。

群像劇がラストに収斂されていく部分は、よく出来ているだけに残念。
くちぬい Amazon書評・レビュー: くちぬいより
4087754030
No.6
(5pt)

人が怖い

リアル。
生々しい、人間同士、コミュニティ、その不易に、放射能等、今の不安等の現実を巧い構成にて「人の怖さ」を攻勢的に、ジワジワ、じわじわ・・・とストーリーが展開するにつれ、読み手の私は、息苦しく動悸がし、読むのが嫌になりましたね。桐野夏生さんの「OUT」でもこんな感情が・・・しかし、先が気になる・・・早くさっさと読み上げたい。そしてラストの・・・巧みなそれぞれのそれぞれの立場、感情をしっかりと個々の存在世界と描ききる力。すごい。

かなりやばい・・・

常に超緊張感から逃れられない傑作。

帯に書いてある「人が怖い」・・・これがすべて・・・
くちぬい (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: くちぬい (集英社文庫)より
4087451941
No.5
(5pt)

人が怖い

リアル。
生々しい、人間同士、コミュニティ、その不易に、放射能等、今の不安等の現実を巧い構成にて「人の怖さ」を攻勢的に、ジワジワ、じわじわ・・・とストーリーが展開するにつれ、読み手の私は、息苦しく動悸がし、読むのが嫌になりましたね。桐野夏生さんの「OUT」でもこんな感情が・・・しかし、先が気になる・・・早くさっさと読み上げたい。そしてラストの・・・巧みなそれぞれのそれぞれの立場、感情をしっかりと個々の存在世界と描ききる力。すごい。

かなりやばい・・・

常に超緊張感から逃れられない傑作。

帯に書いてある「人が怖い」・・・これがすべて・・・
くちぬい Amazon書評・レビュー: くちぬいより
4087754030
No.4
(4pt)

笑顔に隠された暗闇

放射能を恐れて、東京から夫婦が避難したのは、かねてから陶芸好きの夫が惚れ込んでいた高知の山村。
ところが、笑顔で迎えられ、いい人ばかりと思えた村人の態度は変わります。
そのきっかけは、村の習慣で建物を設置しない場所に、陶芸用の窯を作ったこと。
その後、様々な嫌がらせらしきものが始まりますが、村人の誰の仕業かわかりません。
もともとの村人以外、例えば、他から通ってきている役場の人や駐在所の人には、
村人の人間関係は明らかにされません。
そして、最後の最後にくちぬいの姿が明らかになります。
その姿とは.....

四国を舞台にして古くからの因習に結びついた話ですが、もっと因習の暗部を描いてほしかったというのが、
正直なところ。それに、放射能を逃れて移住するという設定がなくてもよかったのでは? というより、
無理に現在進行形の出来事に結びつけない方が、人の怖さが描けたのではないかと思います。
くちぬい (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: くちぬい (集英社文庫)より
4087451941
No.3
(4pt)

笑顔に隠された暗闇

放射能を恐れて、東京から夫婦が避難したのは、かねてから陶芸好きの夫が惚れ込んでいた高知の山村。
ところが、笑顔で迎えられ、いい人ばかりと思えた村人の態度は変わります。
そのきっかけは、村の習慣で建物を設置しない場所に、陶芸用の窯を作ったこと。
その後、様々な嫌がらせらしきものが始まりますが、村人の誰の仕業かわかりません。
もともとの村人以外、例えば、他から通ってきている役場の人や駐在所の人には、
村人の人間関係は明らかにされません。
そして、最後の最後にくちぬいの姿が明らかになります。
その姿とは.....

四国を舞台にして古くからの因習に結びついた話ですが、もっと因習の暗部を描いてほしかったというのが、
正直なところ。それに、放射能を逃れて移住するという設定がなくてもよかったのでは? というより、
無理に現在進行形の出来事に結びつけない方が、人の怖さが描けたのではないかと思います。
くちぬい Amazon書評・レビュー: くちぬいより
4087754030
No.2
(4pt)

逃れられない呪い

原発事故による放射能汚染を恐れて夫婦が逃れてゆくのは、作者が坂東眞砂子ですから、当然高知県の山の中です。
夫の竣介は陶芸が趣味ですから、この山奥でも窯を作り創作に励みます。
妻の麻由子はブログを開き、夫の窯のPRをするなど、順調に生活をスタートした筈でした。
ところが、この窯の位置が古くからの「赤線」にかかっていることから、いろいろな嫌がらせが始まります。
その後は、坂東眞砂子らしいストーリー展開です。

カバーに「この国にいる限り、逃れられない呪いがある。」と言う言葉が書かれていますが、これが作者の本当に言いたいことなのではと思えます。
くちぬい (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: くちぬい (集英社文庫)より
4087451941
No.1
(4pt)

逃れられない呪い

原発事故による放射能汚染を恐れて夫婦が逃れてゆくのは、作者が坂東眞砂子ですから、当然高知県の山の中です。
夫の竣介は陶芸が趣味ですから、この山奥でも窯を作り創作に励みます。
妻の麻由子はブログを開き、夫の窯のPRをするなど、順調に生活をスタートした筈でした。
ところが、この窯の位置が古くからの「赤線」にかかっていることから、いろいろな嫌がらせが始まります。
その後は、坂東眞砂子らしいストーリー展開です。

カバーに「この国にいる限り、逃れられない呪いがある。」と言う言葉が書かれていますが、これが作者の本当に言いたいことなのではと思えます。
くちぬい Amazon書評・レビュー: くちぬいより
4087754030