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(短編集)

哀愁変奏曲



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【この小説が収録されている参考書籍】
哀愁変奏曲
哀愁変奏曲 (集英社文庫)
哀愁変奏曲 (徳間文庫)

哀愁変奏曲の評価: 5.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

いつも魅了の赤川ワールド

昔から赤川さんの大フアン。時間が無いと読めなくて、読み始めたら止まらない。小気味イイ導入、展開で、最後は必ず胸の中が熱くなる。次も読みたいと思わせる。
哀愁変奏曲 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:哀愁変奏曲 (徳間文庫)より
4198949530
No.1:
(5pt)

表題作のない短編集。

ささやくピアノ
イングリッシュホルンの嘆き
シンバルの鳴る夜
弦の切れる日
ハープの影は黄昏に
幻の鼓笛隊
6話からなる短編集。
短編集の表題は、短編の一つから取ることが多いようだが、
本作品は、作品群の構成から表題を命名しているようだ。

小説 すばるに1987年から1998年にかけて掲載したものを集めている。

どれも楽器を題材にしている。
ささやくピアノ は、亡くなったピアノの送り主が、自殺の因縁を込めて鳴らすように聞こえる恐怖話。
イングリッシュホルンの嘆き は、イングリッシュホルンの曲が好きな人の話。
シンバルの鳴る夜 は、シンバルを鳴らさないでという声から始まる。
弦の切れる日 は、チェロの弦で殺人が行われる。
ハープの影は黄昏に は、本作品州では唯一、幸せな話。
幻の鼓笛隊 は、しかえしをしようとした人たちを、亡くなった子供達の鼓笛隊がいさめる話。

恐怖小説と言えばそうかもしれないが、
人間性を表現したい部分もあるという赤川次郎らしい作品集。

音楽の話題が表題に入っている作品に、駄作がないという赤川次郎の見分け方を踏み外さない作品。
哀愁変奏曲 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:哀愁変奏曲 (集英社文庫)より
408748016X

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