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あやかし飴屋の神隠し
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あやかし飴屋の神隠しの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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六年放置状態で、今頃読んだけど、内容としては好きな感じでしたが、個性的なキャラ達にも関わらず、内容に深みが無くキャラを活かしきれてない感じが残念でした。もっとそれぞれのキャラの過去に踏み込んだ話が欲しかったな~と、疑問が残る感じが有って、続編が有ったらよかったのにと読んだ後に思う作品です。 | ||||
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あとがきでご本人も書かれていますが、普段「女の子」の話が多い紅玉いづき先生の作品には珍しく、青年二人が主人公の、ほのぼの現代ファンタジーです。 表紙の左側(恐らくこちらが主人公)が、かつて神隠しに遭い、視えないもの(あやかし)はないという叶義。 右側が、飴細工師であり、つくれないものはないという牡丹。 あるあやかしを探すため、妖怪飴屋を営む二人の元には、問題を抱えた人々が集まり――。 書き下ろしで四編収録されており、連作ではあるのですが、それぞれ独立した話としても楽しめます。 今作も、紅玉先生独特の、何とも言えない独特の、優しい空気感を味わえます。 登場人物は、事情を抱えつつも皆んな優しい。 特に、叶義は人を見捨てられず、口では何がどうなっても自分の責任ではないし、義理は無いと嘯くのですが、問題が起これば我が身を顧みず、見返りがなくとも、助けようと行動します。 当人はそれを損な性分、残念な性分と言いますが、そこが本当に微笑ましく読めます。 読んでいて、ああそう言えば祭りってのは、こんな雰囲気だったかもしれないと、少し懐かしさもありました。 特別、人が死んだりや呪いなどの劇的な話ではありませんが、気負わない文章が目に心地いいです。 ホラーをお求めの方にはあまりおすすめしませんが、紅玉先生ファンの方には、是非にとお渡ししたい作品です。 ずっと手元に置き、時々読み返したいと思います。 | ||||
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