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龍は眠る龍は眠る龍は眠る龍は眠る龍は眠る龍は眠る龍は眠る龍は眠る龍は眠る
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龍は眠るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全73件 21~40 2/4ページ
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大多数の人間にはない力を目覚めさせてしまった少年たち。 とかく、持っていたら便利そうだ と思ってしまうお氣楽さを 真っ向から「否」とたしなめられた氣がします。 その力を持つゆえの苦悩、苛立ち、孤独感。 彼らも普通の「人」なのだ と読んでいる間に氣付かされていきます。 特別な力を持っていたからこそ起こった、悲劇のストーリーではあるけれども 読み終わった後に、心に「人を思いやる温かみ」をほのかに感じる作品です。 | ||||
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主人公の雑誌記者が嵐の晩に出会った少年は、他人の心が読めてしまうという。 彼の能力は本物か偽物か。というあたりなかなか面白かったです。 主人公と少年の心の中の描き方は見事でした。 心を読むという能力までは、ホントでもウソでもありえそうなんだけど、後半の能力になってくるとホントでもウソでも嘘っぽいというか、必要な能力だったのかと思う。 欲を言えば、誘拐事件のあたりももっと盛り上がると良かったなと思います。 | ||||
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超能力を有する少年を巡る話だが、 大友克洋著「AKIRA」のような超能力バトルといった内容ではなく 特異な能力を持ってしまった故の苦悩が描かれる 序盤で、語り手の雑誌記者が超能力に対して懐疑的な姿勢をとるあたりが作品に深みを与えている 後半、殺人事件が起きる 特に出版当時は、超能力といったどちらかというとSF的荒唐無稽な要素は敬遠されがちだったように思う その為か、後半にミステリー的な要素が濃くなってくる 宮部氏の描く少年達は、非常に魅力的である もっと(超能力)少年の苦悩や成長にストレートに焦点が絞られていたらとも思ってしまう 宮部氏は、この作品以降も超能力を題材にした小説を多く発表されています それらの原点ともいえる作品かもしれません (霊能力も超能力の一種と解釈すると、宮部氏は本当に多くの超能力ものを書かれています) | ||||
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超能力を有する少年を巡る話だが、 大友克洋著「AKIRA」のような超能力バトルといった内容ではなく 特異な能力を持ってしまった故の苦悩が描かれる 序盤で、語り手の雑誌記者が超能力に対して懐疑的な姿勢をとるあたりが深みを与えている 後半、殺人事件が起きる 特に出版当時は、超能力といったどちらかというとSF的な荒唐無稽な要素は敬遠されがちだったように思う その為か、後半にミステリー的な要素が濃くなってくる 宮部氏の描く少年達は、非常に魅力的である もっと(超能力)少年の苦悩や成長にストレートに焦点が絞られていたらとも思ってしまう 宮部氏は、この作品以降も超能力を題材にした小説を多く発表されています それらの原点ともいえる作品かもしれません (霊能力も超能力の一種と解釈すると、宮部氏は本当に多くの超能力ものを書かれています) | ||||
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宮部みゆきはいくつも読んできたけれど、この作品は文句なしでトップ3に入る。おもしろさ保証付きの作品。 超能力者が登場するので現実離れした話かな?と読む前はちょっと心配になったけれど、超能力(サイキック)をもってしまった少年たちとその家族の苦悩と志をあまりにもリアルに描くので読んでる方はまるでこういう能力が本当にあるという前提で作品世界に自然にひきこまれてしまう。 しかも宮部氏、女性なのに男達の友情、対立を描くことの上手いこと。心の機微の少しも逃さない。細かくて徹底した伏線。もう感服するしかない。500ページ近い作品だけど、最後に来てもまだ終わらないで!と思わせた数少ない作品。 | ||||
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宮部みゆきはいくつも読んできたけれど、この作品は文句なしでトップ3に入る。おもしろさ保証付きの作品。 超能力者が登場するので現実離れした話かな?と読む前はちょっと心配になったけれど、超能力(サイキック)をもってしまった少年たちとその家族の苦悩と志をあまりにもリアルに描くので読んでる方はまるでこういう能力が本当にあるという前提で作品世界に自然にひきこまれてしまう。 しかも宮部氏、女性なのに男達の友情、対立を描くことの上手いこと。心の機微の少しも逃さない。細かくて徹底した伏線。もう感服するしかない。500ページ近い作品だけど、最後に来てもまだ終わらないで!と思わせた数少ない作品。 | ||||
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設定が設定なだけに、とても考えさせられる作品だと思いました。 生まれながらにしてサイキック能力を背負ってしまった青年2人の物語です。 序盤から中盤にかけては、高坂の捜査がサイキックの信憑性を問うためのものなのか、自分の身にふりかかる手紙主の正体を暴くためのものなのか目的が不明瞭であったためになかなか話がみえず、読むのに少し我慢が必要でした。 そのかわり、溜めこんだ力を一気に解放するかのようなクライマックスが、それらの不安を見事に挽回してくれます。 ラストで衝撃を与えるだけではなく、読後に余韻を与えるような構成にキチンと仕上がっていました。 他人の不幸を食い止めるために自ら体を張るサイキック青年らと、私利私欲で頭がいっぱいの加害者サイドを対比している点に、読み手に対するメッセージが込められているのではないかと私は思います。 とても良い作品です。 | ||||
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自分は高校生の時に宮部さんの「OUT」をリアルタイムでドラマを見てた位で、作品名言われて「んー…聞いたことはあるかも」程度だったんですが、とある知人からの勧めで「龍は眠る」は面白かったよーという事で今回初めて購入して読みました。 私、割と(というかかなり)登場人物の名前を覚えたりするのが苦手で、大体こういった事件物読むと「え…この人誰だったっけ… あー…さっき出てた人か…」と忘れたり、感情移入出来なくてはい終わりってパターンが多いのですが、500ページ超えるこの作品でもしっかり内容覚えてます。 レビューは☆5ですね! これ、面白いです! 笑えちゃう位短絡的な性格の自分が言っても説得力に欠けますが…。(汗) 冒頭にもある通り有能力者からの視点からではなく、むしろ超能力に懐疑的…でもあれ?ホントは自分はどう思ってるんだ?と翻弄されまくりの「高坂」という男の視点から展開していきます。 ほかの方のレビューにもありましたが、とにかく高坂を取り巻く登場人物が濃い! あー、いるわ、いるいる!この手の性格の人!って感じの人がてんこ盛りなので一気に読めます! ページ数で軽く眩暈起こしそうになった自分でもサックリ読めちゃうんで、重ささえ気にしなければぜひ!(笑) | ||||
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今まで読んだミステリーで一番のお気に入りです☆ 特に印象に残っているのが、うろ覚えですが 「(超能力は)信じるか信じないかとかじゃなくって、そこにあるんです。」 っていうセリフです。 特に科学的な考え方をする人や推理の好きな人にお勧めです♪ 友達に読んでもらっても好評でした。 | ||||
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久し振りに宮部みゆきの小説を読んだが、非常にテンポ良く読めた。あくまでも個人的な好みだが、『理由』のようなドキュメンタリー・タッチよりも、本作品のようなストレートな描写の方が素直に読書を楽しめる。ミステリーの種明かしにおいてはある程度予想の範囲内ではあったものの、ストーリーは面白い。また超能力を操る人物が登場するということで、読み始めでは非現実感も否めなずにいたが、いつのまにかこれも気にならず、楽しむことができた。本書を読んでいて一番強く感じたことは、著者の会話の描写が上手いこと。本作品では、普通の会話に、超能力を使った心を通じての会話や手話、筆談、心の声が入り混じる。読み手を混乱させることなく、余計な説明もなく、台詞だけで様々に異なる会話がテンポ良く進むことに、著者の腕を感じた。 | ||||
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読んでいくうちに、名前の読み方がこんがらがってこの人の"いこまさん"で合ってるよなあ…って思いながらも、結局戻らず、読み終えて面白かったなあ〜ともう一度振り返ってパラパラと読んでいたら最後の最後で何故か生駒さんに"ふり仮名"が打たれてるではありませんか!!そうゆう細かい所の編集も、なんか嬉しくなったので、レビュー書かせてもらいました。デスクのキャラが好きでした!1年ぶり、4回目でしたが、いつも新鮮に読ませてもらってます!! | ||||
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主人公は、語り手である雑誌記者とサイキック(人の心が読める)の若者2人。知り合うきっかけになった幼児の転落事故は、柱となる事件の伏線としても描く必要がありました。 事件は、記者に脅迫状が何通も送られてくるという形で進みますが、途中まではいささか緊迫感に欠ける感じがします。しかし、1人のサイキックが襲撃され、また記者の元妻が誘拐されるにいたって、事件は一気に急展開します。 超能力者の苦悩については、筒井康隆の生み出した火田七瀬により語られるのを思い出しますが、この作品ではより深刻に扱われています。 ミステリーと超能力。この取り合わせの妙味を存分に引きだして、人気作品に仕上がりました。 | ||||
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サイキックものは、賛否あると思います。 すき・きらい あると思います。 私は ベストの一冊です。 まったく荒唐無稽でなくここまで丁寧かつリアルに こういった小説は他に無いのではと思います。 たまに読み返したくなって はじめから読んだりしています。 | ||||
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超能力があるという少年2人と偶然その輪の中に入ってしまった雑誌記者。 ある事件をきっかけにグングンと加速していく超能力少年と記者。 過去の出来事を絡めながら、現在が加速していく。 物凄い勢いで引き込まれる物語。 読んで損した、と感じる人はいないのではないか・・・ | ||||
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この人は本当に超能力者の苦悩を書くのがうまいと思いました。まるで超能力者に会ったことがあるかのうようです。 主人公は雑誌の記者である台風の日少年と出会うという形ではじまります。主人公は少年と行動を共にするうちに少年が普通ではないと気づき始めるというのが序盤の流れです。少年の特殊能力を最初からまともに信じないで半信半疑な状態で進んでいくところにリアリティを感じました。主人公を超能力者にしないであくまで主人公の周りに超能力者を配置するのがリアリティの原因かと思います。主人公が少年を信じる過程が綿密に描写されているので、読んでいる側も少年の超能力を違和感なく受け入れることができました。そこら辺を不足ななく描くあたりが宮部みゆきらしいと思いました。 全体的に主人公や少年の苦悩が描かれていて全体的に少し暗い雰囲気のする話でした。しかし一度読み進めると止まらなくなるほど先が気になっていく構成になっていて、全体を読み終えるといろいろなものが収まるところに収まってそれでいて充実感とともに一抹の寂しさを感じるような、そんな小説でした。 | ||||
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サイキックの悲しい性とその優しさがあまりにも 現実に悲しすぎ、命を尊ぶはずの同じ人間が起こす 惨劇とあいまって感慨深い作品になっていました。 個人的には、老刑事の言葉が瞬間的に心に響きました。 ー抜粋ー 『ときどき思うんですがね...。ことによると、我々は 本当に、自分の中に一頭の龍を飼っているのかもしれ ません。底知れない力を秘めた、不可思議な姿の龍を ね。それは眠っていたり、起きていたり、暴れていたり、 病んでいたりする.....我々にできることは、その龍を 信じて、願うことぐらいじゃないですかね。どうか私 を守ってください。正しく生き延びることができるよう に。この身に恐ろしい災いがふりかかってきませんよう に、と。そして、ひとたびその龍が動き出したなら、 あとは振り落とされないようにしがみついているのが 精一杯で、乗りこなすことなど所詮不可能なのかもしれ ない。なるようにしかならんのです。』 なぜかこれが人間の本質に思えました。 | ||||
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面白かったです。ただ、高坂と七恵との恋の発展への瞬間がいきなりだったので’えっ?’と感じてしまいました。 | ||||
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SF的ミステリー小説ですが、舞台は現実の社会です。その現実社会の描写が特殊な能力を持つ人々の神秘性を一層高めています。また、事件が絡み合った複雑で目まぐるしく変わるストーリ展開のために、本書の中の世界に引き込まれてしまいます。登場人物の孤独と優しさに共鳴して、その人物の魅力が読者の心に深く伝わってくる宮部みゆきさんならではの小説です。 | ||||
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超能力を信じない人間だけど、この話では、少し信じてもいいのでは?と感じました。 人の心を読めるのは、自分の悪い所も知りたくないのに、知ってしまう、辛い事だと思います。一気に読めた作品で、とってもお勧めです。 | ||||
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二人の超能力者とそれに関わった人たちの苦悩を描いたミステリーです。超能力者が登場するというだけあって非常にSF色の濃い内容です。リアルさを求める本格派好きの人にはあまり向かないかもしれません。かなりの長編モノで終盤までゆったりと進みますが、最後に来てグッと盛り上がり、読後感は面白かったなといった感じでした。 | ||||
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