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(短編集)

花咲舞が黙ってない



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花咲舞が黙ってないの評価: 4.23/5点 レビュー 78件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.23pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全78件 21~40 2/4ページ
No.58:
(5pt)

きれいでした。

良い状態でした。
花咲舞が黙ってない (中公文庫)Amazon書評・レビュー:花咲舞が黙ってない (中公文庫)より
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No.57:
(5pt)

花咲舞ちゃんシリーズ最高

13年ぶりの舞ちゃんシリーズ!このシリーズの続きを熱望します。
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No.56:
(5pt)

7話の連作 花咲舞の活躍に拍手喝采

痛快な小説です。登場人物の性格描写を分かりやすく描いているので、誰でもストーリーについていけます。勧善懲悪が貫かれてあり、悪は最後に成敗されるというストーリーは読み手を爽快にさせてくれました。

銀行に勤めていた作者ならではのエピソードが満載です。臨店という業務を知らなかったのですが、コンプライアンスを考えればとても大切な仕事ですね。
組織の論理を優先し、組織防衛という大義名分を掲げる登場人物との対決姿勢が読み手の気持ちを高揚させてくれることでしょう。隠ぺいする体質は、銀行でも国家でも同じです。隠すことでかえって悪化させているというケースがほとんどなのを学習しなければいけません。

登場人々、それぞれの思惑が複雑に絡みながら、ストーリーは展開しています。優れた人間模様も織り交ぜ、小説を成立させているわけで、読者をワクワクさせることには、いつもながら天下一品でした。

第七話「小さき者の戦い」のラストでもある人物が実に見事な登場の仕方をしていました。波乱万丈のストーリー展開の後、苦心惨憺のあげく、胸のすくような前に進む展開には痛快さを感じました。ラストの展開は水戸黄門の印籠が飛び出すような痛快さを感じています。池井戸潤の上手さがこの作品でも伝わってきました。

近年、正義感で解決する事案があまり見当たらないわけですが、小説の中でこのような痛快なストーリーが存在しているのは、一服の清涼剤だと受け取っています。
現実社会のいやらしさを吹き飛ばしてくれるような気持に包まれました。
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No.55:
(4pt)

テレビ

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No.54:
(5pt)

読み出したら止まらない。

ストーリーのテンポが良く、読み出したら止まらなくなり寝不足気味。
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No.53:
(3pt)

ナレーションが…

内容については、安定の池井戸節。ただ、前作よりはパワーが落ちたかな。
東京中央銀行になってから、花咲と相馬はどうなったんだろうか。

ナレーターについて。
前作は女性行員の登場人物が多かったので、
女性2人で演じる意味があった。
しかし今回は男性比率が圧倒的に高いので、
同じ女性2人で担当するのは少し無理がある。
1人を男性にしても良かったのではないか。
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No.52:
(5pt)

そして、銀翼のイカロスへとつながるんだな~

花咲舞というベタなネーミングゆえ避けていた本作だが、半沢直樹シリーズを読み切り(聞き切り)池井戸熱が高まってしまい、とどのつまり勢いで購入した(オーディブル)。期待はしていなかったのだが、なんのなんの、よかった。半沢が二枚目調なら、こちらは三枚目調である。だが、それがいい。舞のナレーションも凛として、なんとなくかわいい舞の姿を想像させるものだった。
 内容だが銀翼のイカロスの伏線張りという側面をもっている。銀翼のイカロスの中の各登場人物の苦悩の根幹が、この『花咲舞が黙っていない』を読めばわかる。その苦悩の根幹はいわずもがな「隠蔽」なのだが、それを、舞が、そして、最後の方ではなんと半沢直樹が暴いていく。まるで、推理小説のように。
 時代は、90年代から2000年初頭で、「バブルの後処理」の時代。どの話にもなんとなくあの時代のあの陰鬱な空気が含まれている。また、失敗を失敗として認めずいつまでも権力の座にしがみつく者たちの登場。同じ時代を、社会人として過ごした自分には共感できる部分が多かった。そういったモノを、本作で池井戸氏は正確にそしてどこかコミカルに、そしてどこか物悲しく、描写していると思う。
 ところで、その後の舞や昇仙峡玲子や相馬はどうなったんだろうか...。
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No.51:
(4pt)

半沢直樹も登場!

池井戸潤さんの作品が大好きで半沢シリーズも制覇したので買いました!
さすが池井戸潤さんの作品だけあって読み応えありました。この小説のテレビの放送も観たのですが、小説の方がおもしろいように感じます。
しかも小説内で半沢直樹が登場します(*^-^*)池井戸潤さんの作品が好きな方にはお勧めです♪
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No.50:
(2pt)

期待してただけに。

一話一話が短く入り込みにくいと感じた。半沢直樹シリーズのテンションで読み始めたので、ややがっかり。
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No.49:
(3pt)

おもしろさも中くらいなり

初期の池井戸作品はどれをとっても斬新、痛快そのものだった。特に三菱のメシを食った者は数倍楽しめたと思う。
けれど、ここまで作品が多く作られてくると斬新さが薄れてくるのはやむを得まい。池井戸色は十分にあるが、かつての読後満足感には遠く及ばない。
銀行勤務の実態、三菱系企業での独特の感覚は経験者にしかわかるまいが、そのあたりの強烈な面白さが減殺されてくるのは仕方のないところであろう。
下町ロケット、空飛ぶタイヤは一連の銀行話とは違った切り口で小説としてとてもよかったが、半沢モノなど銀行員、特に融資業務に関する一連の作品は、日頃銀行業務に知識のない我々読者に全く新しいジャンルとして美味を与えてくれたと思う。
著者の出身地の隣町に住む者として今後も応援を続けたい。
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No.48:
(4pt)

相変わらず「黙ってない」

とても、興味深く、また爽快感をもって読ませていただきました。池井戸さんの一連の作品は、とても興味があるし勉強になります。
また、小説の醍醐味ですが「世の中、舞のような人間はいないだろー」と、読ませていただくのが、また面白いです。TV版のなりますが
舞の父を演じた「大杉 連」さん。この小説を読むと思い出すのですが、お悔やみ申し上げます。よい味を出していたなーと。
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No.47:
(2pt)

池井戸作品としては失敗作か?

新聞連載時から毎日楽しみに読んでいたが、池井戸作品としては失敗作に近く、思ったより面白くないかも。

 例えば、結局は巨悪に負け、決着のついてないような話もあって何だか気分がスッキリしない。何か気持ち悪い感じがするんです。 結果、同名のテレビドラマほどにはカタルシスが味わえません。

 半沢直樹を登場させたのはご愛嬌なのですが、所詮、「帰ってきたウルトラマン」にウルトラセブンが出て来たような趣向に過ぎません。
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No.46:
(5pt)

そう来たか・・・と膝をポンと叩く

半沢はおろか、紀本や牧野といった面々がここで登場するとは。。。
ドラクエⅢをクリアしたときの感覚を味わったのは自分だけではないはず。
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No.45:
(4pt)

半沢直樹登場にテンションあがった

あの半沢直樹が出てきたときには正直テンションあがりました。
相馬のその後も気になるし、できれば花咲と半沢の共闘或いは対決もみてみたい。
次回先があればぜひ読みたいです。
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No.44:
(3pt)

(ネタバレ含みます)前作、愛読者としては…。

前作では、御曹司や悪代官を張り飛ばした〜的な「痛快さ」があったのだが、今回はすこし淡々としたような印象を受ける。

また、事件解決の糸口が「たまたま耳にした」「偶然のきっかけ」的なパターンが何回か見られ、推理ものとしての妙味にも欠ける。

ラストも尻つぼみの感がする。
コンビ復活で、もう一戦やるか!みたいな感じを期待していたのは、自分だけだろうか?
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No.43:
(4pt)

面白かった。

さすが池井戸作品ですね。不祥事を隠蔽しようとする組織の上層部に立ち向かい正義を貫くところなど、不変のパターンが痛快でした。
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No.42:
(5pt)

元気になれる一冊

とにかく気持ちのいい池井戸節。
明日からまた頑張ろうと思える作品。
日常の中で小さな理不尽があっても自分の正義を貫く。
これができれば自分の人生を前向きに生きられると思います。
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No.41:
(5pt)

「本当にそれでいいんですか。そんなんだから、この銀行は良くならないんですよ」

大ヒットドラマ『』の原作者・池井戸潤による大手銀行を舞台に臨店班の活躍を描いてスマッシュヒットとなった人気ドラマ『』!

 本書は、読売新聞に連載〈2016・1・17~10・10〉され、元の原作である『』から実に13年ぶりの新刊である。
 
 東京第一銀行事務部調査役(臨店班)の上司である相馬健(演:)とその部下で曲がった事が嫌いで誰彼構わず主張する女子行員で“狂咲(くるいざき)”の異名を持つ花咲舞(演:)!
 問題をかかえる支店に「臨店指導」する二人が、様々なトラブルを解決に導く痛快な物語が「花咲舞」の特徴である。

・ 取引先の外食チェーン店の出店計画が同業者に情報漏えいしている件で調査を頼まれ、赤坂支店に出向いた臨店班だが…第一話「たそがれ研修」
・ 行内でも名門の銀座支店での小切手によるトラブルで得意先に代理で謝罪に出向いた臨店班だが……第二話「汚れた水に棲む魚」
・ 臨店先に出向いた別府支店の温泉街で東京第一銀行と産業中央銀行のトップによる極秘会見を目撃した臨店班だが……第三話「湯けむりの攻防」
・ 新宿東口の繁華街で起きた暴走事件。犯人の男が四谷支店でローンを申し込みんでいた事から事件との関連性を調査する事になった臨店班だが……第四話「暴走」
・ 臨店先の仕事終わりに入った寿司屋で偶然同客であった老婦人の娘の口座絡みの不思議な話を調べる事になった臨店班だが……第五話「神保町奇譚」
・ 巨大総合電機メーカー・東東デンキの巨額粉飾決算疑惑が公になった事件でメインバンクである東京第一銀行が隠蔽していた事実を知った臨店班だが……第六話「エリア51」
・ 臨店先の横浜にある希望ヶ丘出張所で不透明な融資からインサイダー取引の事実を知り、その背後には恐るべき事実があった……第七話「小さき者の戦い」

 本作では世紀末が舞台となっており、基本は一話完結なのだが、今回は舞たちのいる東京第一銀行とライバル行である産業中央銀行との大型合併が本筋となっているが、その合併の裏にある隠蔽工作、行内政治などタブーともいえる「組織の秘密」を知ってしまった事から花咲舞が銀行の闇に切り込む物語だ。

 ふたりの上司である事務次長の芝崎太一(演:)、事務部長の辛島伸二朗(演:)は登場するが、二人の仇敵ともいえる行内で大きな実権を持つ企画部長の真藤毅(演:)とその部下である児玉直樹(演:)は登場しない。

 代わりに今回大きな役割を果たすのが企画部特命担当・昇仙峡玲子(しょうせんきょう れいこ)だ。
 大手取引先の破綻により巨額損失をこうむった東京第一銀行の存亡のために行内の調整役として当行の不利益になる案件を調査し、場合によっては上からの隠蔽をも示唆されるのだが、玲子も舞ほどではないにしても心中釈然としないところがあるのだ。
 不祥事への対応に舞が玲子に度々進言するのだが、立場上では組織の体裁のために舞の意見をあしらうものの根底では舞と同調するところもあり、玲子も管理職の立場から忸怩たる思いが感じられる。だからこそ最後のシーンで舞の意向を汲み取る玲子の行動により、巨大組織の闇に一矢報いた事で少し溜飲が下がる思いがした。

 今回、もう一人のキーマンとなる人物が産業中央銀行の企画部調査役・ (演:)だ。本作では残念ながら舞との直接的な出会いはないのだが、舞の報告書が半沢の動議によって相手に多大なる影響を与えるところが二人の間接的な連携プレーを見る思いがしてよかった(後に東京中央銀行の頭取となる中野渡謙〈演:〉も登場する)。

 個人的には臨店チームのその後が気になるところだが、再び小説やドラマでの復活を期待したい。
 余談だが、臨店先で二人の食事シーンの描写が多々見受けられるのはドラマの影響だろう。
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No.40:
(3pt)

花咲舞が黙ってる

「不祥事」が好きで、続きということで楽しみにしていましたが・・・
花咲舞が「黙ってない」どころか、平社員の花咲に出番なし。
半沢直樹登場でおっ!と思ったけれど、花咲との接点なし。
別に「花咲舞」にしなくても良かったんじゃないかと思った。
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No.39:
(4pt)

前作に負けない面白さ。

前作の「不祥事」が面白かったので、これも面白かろうと購入。少しややこしいが、「不祥事」は「花咲舞が黙ってない」という本作と同名のタイトルでテレビドラマ化されている。本作のタイトルをドラマと同じにしたのは、ドラマから入った人を取りこむ意図もあるのだろうか。

「不祥事」を前作と書いたが、別に続きものでもなく、メインの登場人物が同じなだけという認識で良いと思う。一話完結の話ばかりなので、いきなりこれから読んでも問題なく面白く読める。また、銀行が舞台となっているが別に銀行に関する知識も何もいらない。前回と同様、花咲舞と相馬の迷コンビが難事件?を解決する様が痛快でとても心地よい。

同じ池井戸潤で行内の悪党と戦う話だと「オレたちバブル入行組」 (テレビ・半沢直樹)があると思うが、あちらの方はちょっと読んだだけですぐ疲れてそれっきりになってしまった。多分、普段本を読まない自分みたいな人には花咲舞ぐらいの文章が限界なのかな。

とにもかくにも「不祥事」と同じくらい読みやすくて面白いので、アレが面白かった人はこちらもイケると思う(あるいはその逆も)
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