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スギハラ・ダラーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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かつて、リトアニア・カウナスの千畝博物館にも脚を運んだことがあったので、当時の話や描写が克明に頭の中でイメージできました。 ただ、最後の物語の締め方が、自分には「なぜそのような締め方をするのか」と分からないまま終わってしまったので、自分にはこの作品の本当の良さは理解できていないのかもしれません。 | ||||
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インテリジェンスの素材はそろっているけど、肝心な小説として平凡でストーリーが全く生きていない。 著者の知識があるのは認めるが、それをとにかく詰め込みたいのか余計な広がりだけで人物にも、出来事にもフォーカスされていなくてぼやけている。 文体も読みにくい。 もっと軸になる出来事の周辺で展開されたら、面白くなっただろうに残念。 | ||||
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スギハラ・ダラー。 聞きなれない言葉で作品を読んでもほとんど何を言っているのかわからない。 この言葉さえ作品最後に一回しか登場しない。 リトアニア大使であった杉原千畝が発行したゴム印の査証で生き延びた6000人のユダヤ難民が後に世界経済を塗り替える種であると言っているが、なかなか理解しがたいが小説であれば仕方ない。 一般文学通算1484作品目の感想。2015/08/16 11:50 | ||||
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面白い…のかもしれないけれど、「ウルトラ・ダラー」よりも推敲が足りないというか 完成度が低く感じられるのはなぜでしょう。 デビュー作よりつたなく思えます。 思い入れあるシーンをつなぎ合わせているだけで、書き込み過剰なところがあるかと思えば その過剰な描写が喚起するイメージはあまりにも薄っぺらい。 ラスト近く、登場人物の一人が「すべてを吐き出す」シーンなども圧巻の名場面になるはずだったんでしょうが… 瀬戸内寂聴の筆で描きだしてほしかった、と思ってしまいました。 筋書きは面白く、人物造型も描写はいびつだけど設定は上手だと感じました。 もう少し丁寧に仕上げてほしかったです。 | ||||
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正直、うーん、な、内容だった。面白いので読むのだけれど、それにしても、物足りない。 ウルトラ・ダラーの著者と同一人物とは、とても思えない。とにかく、 無駄な文章が多い、いや、そればっか 町の美しさを言葉を尽くして描写する、のは、いいんだが、この小説に必要か? 色々な場所に行くのだが、どうでも良いことに文字数を使うばかりで、冗長になってしまう。しまいにゃあ、そこで何があったのか忘れて、戻って読み返した回数、多々。 不安になってアマゾンのレビュー(スギハラ・ダラーの方)を観たが、大体、同じようなことを言ってる人が多くて安心した、というのが本音。まさか、自分だけが判らないおもしろさがあったりして、と冷や汗をかく前に、確認しておいて良かった。 彼の作品が好きな人は、恐らく読まない方が良い。これが、初めての人にも、あんまりお勧めできない手島作品 ウルトラ・ダラーが大好きで、その続きが読みたい、って人にだけ、お勧めします ただし、暇な人向け。基本的に面白くない部分が多くて、進まない、進まない。そのくせ、文庫で465ページの大部。時間が無い人には、全く不向きだと思います。 | ||||
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手嶋さんは、好みの文体。 日本人とは思えない重厚な文体で、外国小説を読んでいる感じ。 しかし、ストーリーの落ちにはキレがなかった。 | ||||
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1987年のブラック・マンデーはニューヨークから始まったと言われるが、事実ではない。前の週に東京と香港の株式市場でパニック売りが始まっていた。そして翌週はニューヨーク市場で、S&P500の先物取引は売り注文が殺到して値が付かなかったが、シカゴのまー間タイル取引所では、S&P500の取引が平然と行われた。そこで事前に暴落の情報を得ていた日本人が大儲けしたのである。 2000年、アメリカの駆逐艦コールは、イエメン沖でアルカイダの小型ボートに積んだ爆弾によって爆破され、乗務員17名が死亡した。しかし、このテロの実行犯のうちの2人は、その後、実名でアメリカに入国していた。 差金決済を行う先物取引というのは、1730年に大阪の堂島米会所が世界で初めて行った。証拠金を積むだけで将来のコメの所有権を売買できた。現物を持たずに、帳簿の上だけで将来のコメ売買の権利を取引できた。価格変動のリスクをヘッジして、投機目的にも使えた。 イギリスのGCHQ(政府通信本部)は、日本の通信衛星に異常な兆候が見られることを発見した。何者かが外部から衛星システムに侵入して、特に競馬中継の時間帯に異常が多発している。これらの異常は、競馬のノミ行為を行う主催者が、競馬中継の時間をわずかに遅らし、その間に当たり馬券を買って儲けるために行っている。 イスラエル情報当局によれば、シリア政府は5年間に渡って、毎年10万トンずつ、120億円相当の小麦を北朝鮮に供与することを約束した。その見返りに、北朝鮮はシリアに核開発施設を建設することになった。しかし、この施設は2007年9月に、イスラエル空軍によって爆破された。 カウボーイ・ハットと派手な格好で有名な馬主は、リーマン・ショック後に事実上の破産に追い込まれた。特にFXの売買で莫大な負債を負い、外資系の大手証券会社から追証を求められたが、100億円を超える額だったので銀行は融資してくれなかった。この借金の形として数十億円が1日でなくなり、さらにリーマン・ブラザーズの口座にあった47億円の金融商品も、大半が失われた。そして、自分が所有する馬も生産牧場に引き取られた。 | ||||
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手島龍一さんはNHKニュース番組でのアメリカからの中継でしか見たことはありませんが、穏やかな口調で話され説明もわかりやすく好印象を持った記憶があります。新聞・雑誌などへの寄稿・書評を読んでもその印象は変わりません。しかし、小説を読むと何か違和感を感じてしまいました。9/11アメリカ同時多発テロ、リーマンショックなどに関心が無いからではなく、登場する人物に人間味が感じられなかったからかなと思います。取材されたことを小説とは違う形で読んでみたいです | ||||
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世界情勢に関するウソかマコトか分からない雑学が満載で、その部分は陰謀論的面白さがある。「真実」かどうかを真面目に論じるのは野暮というもの。素直に「インテリジェンスオフィサー」気分を味わうのが正しい楽しみ方であろう。この「インテリジェンス」部分の価値だけで星5つ。 だが、どうにも戴けないのは小説部分だ。 天才的な頭脳と最高級のインテリジェンスを持つはずの主人公が「S&P500」について友人から事細かに説明を受ける下りなど(友人の「君ほどの人物が知らぬはずあるまいが、念のため説明しておこう。何をたくらんでいるんだい?ふふふ」というような、しょうもないフォローがあることはあるのだが)、思わず椅子からずり落ちそうになってしまった。 読者のための説明だということは痛いほど分かるのだが、「痛いほど分かる」ことがそもそも問題だ。著者には、自然な背景説明に関し天才的技巧を持つのJ. K. ローリング女史の爪の垢でも煎じて飲んで頂きたい。 良くも悪くも「ウルトラ・ダラー」と同程度のデキ。私と同様「ウルトラ」が楽しめたご仁は、本書も同じくらい楽しめるはずである。だが、著者の小説的技巧がもう少し向上していれば、この題材はもっと楽しめたはずだ。残念でならない。 本書は、さながら最高のエンジンを搭載し、安売りタイヤを履いたスポーツカーといった風である。タイヤが気になっていまいち乗りきれないし、実際ときどきズッコケる。 著者の小説技術改善を切に祈り、叱咤激励の想いを込めて最終的な星は3つとした。 | ||||
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