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冬姫
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冬姫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 21~30 2/2ページ
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歴史小説が好きなので、「・・・歴史長編」との紹介文に惹かれて読んでみたけれど・・・ 低級歴史ファンタジーでした。 な〜んでもニンジャや妖術でカタつけちゃって。 登場人物すべて、古いけど「そんなヤツおらんやろ〜チッチキチ〜」と言いたくなる現実感のなさ。 直木賞作家サンってこの程度なんだ〜。 でも単行本からわざわざ文庫にしてるってことは、それなりに売れ行きよかったんだね。 こういうエンタメ小説ってわかってたら読まなかったのに。といっても途中で放り投げちゃったけど。 とにかく756円返してほしい。 | ||||
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「織田信長に関係する女性は?」と考えた時、頭に浮かんだのは正室の濃姫と、妹のお市の方。 本作品の主人公である信長の2女・冬姫や、長女の五徳のことは、恥ずかしながら全く知りませんでした。 「戦国時代、戦ったのは男性だけではなく、女性もまた、女いくさに明け暮れていたのだ」ということが書きたかったのかもしれませんが、「女いくさ」という言葉の頻度が余りに高く辟易してしまいました。使い過ぎでしょ! しかしながら、「茶々ら三姉妹は、お市が秀吉を亡ぼす〈女いくさ〉のために打った止めの一手なのではないだろうか」という一文を読んだ時には、冬姫同様、「戦慄を覚えて背後につめたいものが流れる」のを感じました。 女性の情念は怖いです。 葉室麟作品は、「蜩の記」に続き、本作品が2作目。 よくわかりませんが、かなり作風が異なるような気がしました。 史実とは異なるような部分や冬姫の人間離れした能力を書いた部分は、ちょっと引き気味でしたが……エンターテイメント作品という位置付けならば、それもまたよし?。 この作品を読み、才色兼備の冬姫はもとより、その夫蒲生氏郷のことも、もっと知りたくなりました。 氏郷のことは、利休七哲の一人であり、利休切腹後、その子・千少庵を保護したということくらいしか知りませんでしたが、信長に、幼少時代からその才を見い出され、キリスト教宣教師のオルガンティノにより、ローマ法王に「優れた知恵と万人に対する寛大さと共に、合戦の際、特別な幸運と勇気のゆえに傑出した武将である」と報告されたほどの人物。 40歳と言う若さで、何故逝かなければならなかったのでしょうか。 辞世の句は、「限りあれば 吹かねど花は 散るものを 心短き 春の山風」。 (風など吹かなくても、花の一生には限りがあるので、いつかは散ってしまうのです。それを春の山風は何故こんなに短気に花を散らしてしまうのですか)。 蒲生氏郷……その人生をもっと知りたくなりました。 | ||||
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織田信長の娘、冬姫を中心として、女のいくさを描いた秀作。 作者のキリシタン観や、秀吉、明智光秀への歴史観は他の作品と一貫しており、 織田家の女たちの本能寺の変以降のたたかいという面から表裏のごとく生き生きと描かれている。 | ||||
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終盤がちょっと物足りない感じがしましたが、初めて読んだ葉室麟の小説、はまった感じでした。 | ||||
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葉室麟ワールドはまったくの架空世界では光り輝く小説となりますが実在の人物を書かせるとまったくの駄目です。 | ||||
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毎朝の朝食前の入浴後の一時間 大変興味深く読ませていただきました。 | ||||
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信長の娘が蒲生氏郷に嫁でからの波乱に満ち、女として充実した生涯だと思えました。 | ||||
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女性の視点からの戦国時代。 織田の女たちの数奇な運命に視点を当てるとこういう世界を描ききれるのだと納得。 おごれる者の振る舞いはいつ見てもあざといなぁ。 | ||||
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正直に言ってあまり楽しめませんでした。 それは主人公たちを持ち上げるために歴史上の人物の中であまりも愚か・邪悪に描かれすぎてるからです。 よくいえば分かりやすくて、エンターテイメントとして割りきるのなら楽しんで読めると思います。 しかし、歴史上の人物に思い入れがあって割り切れなければ引っかかるところがあって楽しめません。 大河ドラマの江みたいなお話でした。 | ||||
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筆者の本ははじめて読んだ。 非常にわかりやすい。スルスルと読める。 重厚さはないが、ストーリーのテンポがよい。それぞれの章が短編としても読める構成になりながら、本書全体でもキチンとまとまっている。 主人公冬姫は織田信長の娘であり蒲生氏郷の妻として影となり日となり夫をささえていく。そして、彼女を「鬼っ子」としとの淀が狙い、一方、その他の織田の血筋の女たちが周りを囲み守っている。 主人公のピュアな性格も好ましい。「時代劇版ライトノベルズ」。一晩で読める。 # それにしても安土桃山は織田信長の血筋が動かしていたのだと改めて思う。かの武将の偉大さが本書でも伺われる。 | ||||
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