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孤道



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【この小説が収録されている参考書籍】
孤道

孤道の評価: 3.44/5点 レビュー 16件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.44pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(1pt)

未完と違和感

この作品は内田康夫最後の作品である。そして未完の作品である。
未完と言っても、孤道完結プロジェクトというのを通じ別の作家が完結させてはいる。
しかし内田康夫という作家はプロットを用意せず、成り行き任せで物語を創る人物である。
他の作家が引き継いだところで、内田康夫が思い描いていた物語ではないだろう。
そう言った意味で私はこの作品は未完の作品だと思う。
ただ、未完である理由は止むに止まれぬ事情なので、そこは一旦置いておくが、今作の問題点は違和感である。
キャラクター、地の文、途中に登場する物語、作品のいたるところに違和感が点在する。
これまで浅見光彦と言えば、坊っちゃん坊っちゃんした優男、スマートで紳士的だが飾らないといった描写がされてきた。
しかし今作では、相手を困らせるような発言や横柄な態度が目立ち、また地の文でもどこか刺々しさがある。
また掲示局長の弟という立場上、警察への批判を口外するような事は避けていた。しかし今作では感情任せに批判していたりと、今までの浅見光彦では考えられないような言動が多く見られる。

作者のやりたい事や、扱っているテーマと面白くなる要素はあるのだが、それ以上に違和感のが勝ってしまい、楽しめない作品になってしまっている。
孤道Amazon書評・レビュー:孤道より
4620108294
No.3:
(2pt)

歴史書?

分量的に、浅見光彦特有の活躍:歴史解説=2:8と思いました。浅見光彦の活躍を期待して読みましたが、事件背景、歴史事実の説明が多くてドキドキ感、ハラハラ感、甘酸っぱい恋愛が少ない。今での内田先生のスタイルとはだいぶ変更したものです。本の完成の経緯がそうだから、しょうがないです。
孤道Amazon書評・レビュー:孤道より
4620108294
No.2:
(2pt)

微妙

本当の最後の事件となりますが、あまり面白くないです。
舞台は熊野古道のうち、和歌山、大阪辺りを中心に描かれていきますが、
とある人物の少年時代、昭和初期に書かれたノートを読み解くシーンが、
度々挿入されるのですが、それがとても煩わしく、
しかし、事件を紐解く上ではとても重要な事象のようで、
他に良い手法がなかったのかなと思いました。
さて、別の方による完結編。どうなることやら。
孤道Amazon書評・レビュー:孤道より
4620108294
No.1:
(1pt)

いやいや・・・、このやり方は

敢えて言わせてもらうなら、このやり方は詐欺でしょ。内田康夫の作品として発表するということは内田康夫が物語を完結させる義務があるんじゃないかなぁ。オチを他人任せにするなんて無責任すぎるでしょ。こんな企画が採用されるなんてそりゃ、本離れも進むわ。
孤道Amazon書評・レビュー:孤道より
4620108294

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