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ゆうとりあ
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ゆうとりあの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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この本は、2009年3月に出版され購読したものですが、レビューを書くために読み直しました。 タイトルは、「ゆとり」と「ユートピア」を掛け合わせた造語ですが、 団塊世代の主人公が、定年後に埼玉県川越から富山県の過疎の村へ移住する物語です。 夫婦関係の在り方には、考えさせられるものがありました。 最後には、フィクションとは云え涙させられる場面もあり、退職前後の方々にはお勧めです。 | ||||
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定年を迎えた3人トリオ。それぞれが人生を振り返って、それぞれほろ苦いものを持ちながらも自分を肯定し、新らたに友人を再認識しながら前向きに進んでいるのに共感が持てる。ゆうとりあへ移住してわかる克弘の自然との対峙の仕方や地域への溶け込み方は、なかなか示唆に富んでいてよかった。加奈子さんのような都会でもバリバリ活躍しそうな現代女性が、カントリーサイドで毅然と自然と関わっている姿は、大変魅力的でないでしょうか。 | ||||
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団塊世代の克弘は定年退職後、持て余す暇を蕎麦打ちに費やす日々を過していた。と、ある日、家庭菜園にこっていた妻の麻美から「東京の家を売り富山県の田舎-ゆうとりあ-に引っ越しましょうよ。私本格的に野菜作りがしたい」と言われ、最初乗り気ではなかったのが見学に行ったらここを終の棲家とし、生粉打ち(十割蕎麦)を極め、やがて蕎麦屋の亭主になろうと決心。同期の退職後、妻の反対を押し切り離婚してまで起業した北川とおやじロックバンドで会社勤め時代とは別人のようになった河村に送別会をしてもらいいざ山里へ。同じように都会から移り住んできていたお隣さん方との交流から熊・猪・猿との交流?まで様々。野生動物との共存・共生を模索するところで“人間ってアナログ的なもので常にオンかオフとデジタルに二者択一するだけでなく少しあいまいな部分があったほうがいい”というのは生き方にも通じと思います。また毎年年越しに生粉打ちに挑戦していた自分の無謀さが分かり今年は外二(蕎麦粉10に対し小麦粉2)でやってみようと思います。知らぬは怖い。 | ||||
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