■スポンサードリンク


鬼九郎孤月剣: 舫鬼九郎4



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
鬼九郎孤月剣
鬼九郎孤月剣 (新潮文庫)

鬼九郎孤月剣: 舫鬼九郎4の評価: 3.33/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.33pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

「孤月剣」開眼

「舫鬼九郎」シリーズ第4作です。

第3作「鬼九郎五結鬼灯」で明らかになった鬼九郎の出生の秘密を受けて、彼の父親との対面に京都に向かうお馴染みのメンバー一行の旅の様子を描いて行きます。

その対面を阻止しようとする敵に遭遇するのですが、これが又強くしつこいんです。
しかも、両者の腹の探り合いが又面白い。
従って、戦いや頭脳合戦で、飽きることなく読ませます。
ストーリー・テラーの面目躍如と言ったところでしょう。

この本で作者は、鬼九郎に「孤月剣」を開眼させています。
しかしそれは、ただ単に「剣の道」と言うだけではありません。
それは、人間が「生きる」と言うことはどういう事なのか、と言う非常に哲学的な問いへの回答のなっています。

楽しい一冊です。
鬼九郎孤月剣 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:鬼九郎孤月剣 (新潮文庫)より
4101447144

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!