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スペードの3
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スペードの3の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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読後、「もう読み返すことはないだろうな」と思った。この物語たちを100%フィクションとして楽しめる、愛季や円側の人もいるのだろう。けれど、わたしにはできなかった。とっくに割り切ったと思っていた「あのこには勝てない」という気持ちが、劣等感が、胸のなかでどこまでも膨らんでいく。 それでも、いま自分が持っている手札で戦って生きていくしかないのだと、覚悟を決めようと思える作品だった。 | ||||
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朝井リョウさんの作品は、ひとの心の奥、その人が意識してないこととか、意識してるんだけど気づかないふりしてる様子とか、そうゆう苦い痛いおもてにできない感情の描写がリアルですきです。今回もいろんな人の目線での物語の見方があり、みんなバカみたいなプライドとかコンプレックスにガチガチに自分で固めてて、苦しんでて、でも外から見てると自分の中にもそうゆうのがある、とわかる気がする。なぜか読み終えると、ホッとするようなそんな作品でした。 | ||||
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あの女の子があの女の子だったとは、その衝撃に尽きる。 舞台の追っかけの人たちって本当にこういうことするのかなとも気になった本でした。読んで損はないと思います | ||||
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小学校の同級生だった、美知代とむつ美。そして2人の憧れのミュージカル女優、つかさ様の3つの物語。 誰にでもある子供の頃からの苦い思い出を、3人の各々の目線で、1話ごとに描いています。 特別な事件ではなく、日常にある、たんたんとした思い出だけど、心に残っている傷や劣等感。 読後感はモヤモヤだけど、不思議な魅力がありました。 | ||||
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商品がキレイでした。 | ||||
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推しもいないし、飽き性のため、 好きな俳優さんができても、作品の 役柄が好みでなければ興味がなくなる ような人間ですが、推す側と、推される側の それぞれの感情がこまかなところまで 表現されていると思いました。 女性特有の(という言い方が正しいかはわからないですが)同性への感情や、本人は隠していたい気持ちや、自分でも無いことにしたいようなの奥底の本音をここまで曝け出すなんて、 酷い作者だ。。本当にすごいです、朝井リョウさん。 | ||||
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人と自分を比べたり人の弱みを探したりしてしまう人間の心が描かれている作品。 以前「グロテスクとは普段は有耶無耶に隠されている不気味なものを明るみに出すことだ」といった話を聞いたことがあるが、この作品は正にそのような感じがして最高だった。 | ||||
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バッチリ | ||||
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終わった時に、 ん? って思いました。笑 人間の気持ちの移り変わりを描いていて、それなりには楽しい作品ですが、 正直盛り上がるところも無ければ、 中身も薄いです。 344ページのお話にしては、読んでてしんどいです。 | ||||
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自分のずるさや卑しさを的確にえぐられる一冊。 自分だけが知っているはずの汚い部分がさらりと描写されていて、感情を鷲掴みにされながら読みました。 かつて“女子”だった人は、必ず登場人物の誰かに自分を重ね合わせることができるはず。 その面影を引きずったまま大人になった自分の人生が走馬灯のように蘇ります。 この本は男性も楽しめるのだろうか?と思いながら読んでいましたが、 作者の朝井リョウは男性。性別は関係ないのかもしれません。 心の機微をここまで詳細に観察し、鮮明に表現する才能がすごい 読後の(良い意味での)気持ち悪さが後を引く作品でした。 怖いもの見たさでもう一度読みたいです。 | ||||
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元宝塚女優とそのファンの女性3人の視点から書く連作集。 鮮やかな叙述トリックと人間の奥底に眠るざわざわする感情を取り上げるのは、まさに朝井リョウらしさのかたまり。 「変われるか、自分」のあおりにたがわず、読後感はすがすがしい。 | ||||
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いつ出すの?その逆転カード。後生大事に持っておくの?そして人生が終わってしまうの、気づかないの? 辛辣なメッセージの裏側には、現実を直視する強靱さを養うメッセージがあると思います。 ( ̄^ ̄)ゞ | ||||
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朝井リョウさんの作品は全て読んでます。 第1章 スペードの3 ファンクラブのまとめ役をこなす学級委員タイプの女性とそれを乱す存在との関わりを小学校時代と重ねながら物語が進んでいく。 相変わらず、ドキッとさせられる。それも、何気ない日常をホラーに変えてくる。特に、美知代が小さな優越感を大切にする描写。これって、やっぱダメなんですか?汗 僕はそこだけではないにしてもそこにはこだわりがあって、常に自分が”上”の存在でありたいと思って努力する節があるんです…。周りからしたら、やっぱ痛いんかなぁ。 アッキーのミスリードは騙されたけど、そこまで驚きはなかったです。 第2章 ハートの2 スクールカーストの中でも特に下の人を主人公にした話。 朝井さんってこの辺の人の気持ちまで掬えるのかと驚き。休憩時間に友達がいないときの時間経過の長さとかリアル。なんか、村田沙耶香さんに近いものを感じなくもない。 第3章 ダイヤのエース たまにある優しいメッセージ回。 どんな物語があろうとなかろうと表現活動をやってはいけないなんてことはない。ましてそれを辞めたところで得られる反響なんて知れている。 木皿泉の脚本に通ずる優しさを感じることが最近増えてきたと感じます。 総じて、今作も変わらず朝井リョウ成分を補給できて充実感です。 一つ思うのは、もしかしたらパターン化しつつあるかもしれない。物語の構成が論理に塗り固められているというか。またこの構造かとは思ってしまう。 朝井リョウさんのことだから、その辺は色々考えているんでしょうけど。 | ||||
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何者から朝井リョウさんにハマりましたが、 今回の作品は先がきになるような話ではなかったです。 | ||||
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文庫化してプライスダウンされたので、気になっていたこの作品を購入しました。 朝井リョウさんのファンなので、こちらの作品も非常に楽しめました。まぁね、裏切られますよ。 ∴期待を裏切らない | ||||
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