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震える岩 霊験お初捕物控
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震える岩 霊験お初捕物控の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
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ドラマで見たのですが、テレビではよくわからなかったところを、確かめながら読み進めました。読んだあとにドラマを見直すと、腑に落ちるところが結構ありました。 | ||||
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お届け日より早く届いてよかったです。新装版が出ていたのですが以前のものが欲しかったので綺麗な商品で説明通りでした。届いているのに遅れていますとメッセージが届いています。 | ||||
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宮地さんの本 大好きです。 ほとんど持っています。みんな面白く次から次へと読みたくなりいつの間にか宮地ワールドになっています。 | ||||
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時代背景を感じながら読むわけですから 何の違和感もなく読むことが出来ますが 反対に平成初期に書かれた小説は携帯電話や 防犯カメラの存在が無く古さを感じてしまいます。 その点作者の初期の作品でも時代小説は 飽きが無く、当然違和感がないのでストーリーに 没頭できます。 | ||||
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第二弾天狗風の方から読んだ。こっちを後から読んでも差し支えなかった。天狗風の方が良かった。 時代モノだからこそちょっと前の時代を感じさせなく違和感なく読める。現代が舞台なら15年も前のものなら携帯がないとか、公衆電話さがすとか、ホテルで連絡待つとか、テンポも悪くなり読んでられない。 | ||||
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お初シリーズ初読書。明るくて、ちょっと勝気なところもある町娘 お初は、不思議な力の持ち主。 おどろおどろしい描写もありつつ、そんなお初のキャラクターが馴染みやすくて最後まで楽しんで読めました。 90年代の作品なんですね。宮部さんらしい丁寧な描写で、自然と登場人物たちに愛着が沸いてきます。 後から知ったのですが、この作品に登場する根岸肥前守や耳袋は実際に存在するんですね。 さらに赤穂浪士も絡めて、物語は展開します。中盤以降、気になってどんどん読み進めていました。 歴史って、見方によりだいぶ印象が違ってくる。実際の討ち入り、タイムスリップでもして見てみたい ような気もするけれど、「お芝居」の忠臣蔵もそれはそれで魅せられそう。 続編も読んでみようと思います♪ | ||||
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江戸を舞台に、特殊な能力のある16歳の少女お初を主人公にして書かれた捕物帳です。振り返ってみれば宮部さんはこういうテーマがお好きなのですね。現代物では「鳩笛草」「クロスファイア」、時代物では「おそろし」「あかんべえ」など、どれも超能力少女が活躍する作品群です。そういう意味では純粋の捕物帳とは一味違うといっていいでしょう。けれどここで、「捕物帳で超能力なんて邪道だ」と言わないでとりあえず読み始めてみれば、豊かな情緒、江戸らしい人情話、時代設定の確かさなど、なかなかすぐれた作品だと思います。 お初が岡っ引きの兄、六蔵と一緒になって様々な事件を解決します。お初の能力を認めバックアップしてくれるのは、年配の穏やかな渋いお奉行、根岸鎮衛。この人は1737年生まれの実在の人物で、松平定信の信頼厚く、17年間、町奉行を務めたという人だそうです。また、世情を知るためにとお初の家に居候しながら見習いをすることになった与力、古沢の息子、右京之介。登場人物それぞれの個性が際立っていて、読んでいる途中で、この人、誰だったっけ??ということがありません。 どこかほのぼのとしたこの小説に重厚さを加えているのは、あの忠臣蔵です。この小説の時代設定からもう100年も前の昔になってしまった元禄時代、その頃に起きた前代未聞の出来事ですが、この忠臣蔵がらみの奇妙な事件が次々に発生します。お初や右京之介は役所に残された過去の書類を当たりながら、本当に起きたのはどういうことだったのかを調べていくのですが、どうやら吉良が浅野をいじめたというのは事実ではなかったらしいとか、討ち入り当時、火消しの衣装を着ていたというのも違っていたそうだとか、歌舞伎芝居や噂と混同されてしまった忠臣蔵の真相に迫っていきます。私も、ドラマや映画、歌舞伎で描かれている忠臣蔵しか知らず、何度も「へえ~!」とびっくりしながら読んでしまいました。宮部さんが作中で挙げられている歴史資料は実在しているものなのでしょうか。もしそうだとしたら、かなり詳細に下調べされていると思います。お話の進行と同時に、こちらもとても興味深かったです。 のんびり軽く読むつもりが、予想外に読み応えのある小説でおもしろかったです。忠臣蔵に興味のある方にもおすすめします。 | ||||
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思ったとうりの面白さでした宮部みゆきさんの感じがよく出ている本でした | ||||
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先にこのシリーズの第2弾『天狗風』を本屋さんで購入し、想像できない展開にはまってしまいました。で、早速Amazonで検索して第1弾のこの本を購入。最初からわくわくし通しで読み切りました。ただの作り話ではなく、時代に則った問題提議もあり、面白い上に考えさせられる一冊です。 | ||||
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既読ですが、新装なったので中古で購入ですお財布に優しくて助かります。 | ||||
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宮部みゆきさんの怪奇もの捕物です。 相変わらず描写が上手い。 ストーリーも意外性もあり大胆。 愉しませていただきました。 | ||||
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古い本ですが、きれいな状態なのでたいへん満足しています、気持ちよく読むことができます。 | ||||
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赤穂浪士の話しを新たな解釈で絡め、 特殊な力を持つお初を中心に物語は進みます。 超常現象ものは宮部さんお得意の分野ですが お初の初々しさと恋の行方についつい頁が進みます。 | ||||
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以前、宮部みゆき氏の「かまいたち」という本を友人に借りて読んだ際に、 短編で掲載されていたお初という少女が主人公の物語がシリーズになっている と聞いたので、入手して読んでみました。 お初という少女は、霊感が強く、人には見えない物が見えたり、 人には聞こえないことが聞こえたりします。 そんなお初の兄、六蔵は岡っ引きをしており、霊が関連する 事件に、お初が力を貸して、解決していくという物語です。 本物語では、100年前に起こった忠臣蔵や生類哀れみの令などが、 深く関わっており、どちらも名前と少しの内容しか分かって いなかった私にとっては、そのような背景があったのかなぁと おもしろく読めました。(実際の歴史では違うかもしれませんが) 最初はばらばらにしか分かっていなかった事件の真相が 徐々に繋がっていく様は、読んでいてとても楽しかったです。 宮部みゆき氏は、時代物がおもしろいと聞いていましたが、 実際に読んでみて良かったので、他の作品も読んでみたいと 思いました。 | ||||
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分類すれば、SFホラーミステリー時代劇となるのか。江戸時代後期の設定でそこから遡る事100年前の忠臣蔵事件が遠因となる事件を、お初という可愛いキャラクターの超能力者中心に解いていくというストーリー。時代物なので人によってはとっつき難いところもあるかもですが、自分的には好きな設定なのですんなりと読み進める事が出来て、実に面白かったです。最終章に到っては、謎解き、何ともドキドキとするクライマックス、そしてSFならではの「神の降臨」的な結末に、素直に感動し、「凄いなあ」と宮部みゆきの才能の凄さを感じました。何故かうるっときたりして。お初ちゃん、良いキャラクターです。ドラマ化したとしたら、誰がいいかな〜などと夢想してます。 | ||||
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死んだはずの吉次という男が生き返った!?死人憑き騒ぎが起こる一方で、 5歳の女の子が殺され、油樽の中に投げ込まれるという悲惨な事件も起きていた。 不思議な力を持つお初は、兄六蔵や古沢右京乃介らとともに探索を始めるが、 このふたつの事件が示したのは恐るべき真実だった・・・。 鬼となった人は怖い。鬼となった人が死んで、怨念を持った霊となるのも怖い。 だが、それ以上に怖いのは、平凡でおだやかな暮らしをしている人を鬼に変えて しまう世の中のゆがみだ。恨みはさらなる恨みを呼び、何の罪もない者の命を 奪っていく。罪を重ねる者、犠牲になる者、そのどちらも哀れとしか言いようが ない。はたして、お初たちはこの怖ろしい連鎖を断ち切ることができるのか? 作者の巧みな筆さばきは、読み手をぐいぐい物語の中に引き込んでいく。絶妙な ストーリー展開だ。「恐ろしさ」のすき間を「切なさ」で満たしたような、そんな 感じのする面白い作品だった。 | ||||
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死んだ人間がお通夜の準備をしている最中に生き返った。こんな不思議な話を聞きつけた、岡っ引き六蔵の妹お初は、妙な話・不思議な話を集めている南町のお奉行様、根岸肥前守鎮衛へ御注進に。そこで、いささか頼りなげに見える与力見習の古沢右京之介と引き合わされて、二人で死人が生き返る死人憑きの謎を探ってみることに。するとさっそくお初の”力”が顕れて・・・。普通の人には見ることができないモノを見ることのできる力を持った、霊験お初の長編一作目。 短編集『かまいたち』に「迷い鳩」「騒ぐ刀」の二作が収録されている霊験お初のシリーズですが、本作より設定を多少変えて新たにスタート、死人憑きに子供の連続殺人、さらには忠臣蔵赤穂浪士の討ち入りの真相について解き明かす、盛り沢山の内容です。 短編では大活躍だった、お初の次兄の直次がいなくなってしまったのがちょっと寂しいですが、オカルトと捕物帳を巧みに良いとこ取りした霊験お初、お気に入りのシリーズです。 | ||||
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ひとつの謎をとくと、またひとつ謎が浮かび上がって、その謎をとくと、また次の謎が・・・。そして最後まで謎をといていくと事件の全容が見える、という点では王道の推理小説。でも、謎を解いていくのが「霊験」お初、舞台が江戸、キーワードが有名な忠臣蔵、というところがこの話をとっても個性的に、魅力的にしていると思う。 江戸だとか忠臣蔵とかわたしなんか今まで歴史(もしくはドラマ)でならっただけの遠いものだったけど、宮部さんの力によってぐぐっと身近に感じられた。登場人物なんて、今のこの時代にもいそう。(お初なんて「霊験」お初なのに・・・)各々の人物に、時代を超えて感情移入してしまった。 続編も手にとる予定。 | ||||
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最近、ファンタジーを多く手がけていらっしゃいますが、 宮部みゆきさんの一番の魅力とは『現実のなかにある非現実さ』ではないかと思います。 それに作者の得意分野である江戸時代とミステリーがプラスされたこの作品は、まさに宮部みゆきの魅力満載!といえるでしょう。 舞台こそ現代ではありませんが、現実に起こりうる非現実さとミステリーが複雑にからみあったストーリー展開は 遠いむかしのもうひとつの現実にわたしたちをいざなってくれます。 真夏の夜に――不思議さ、怪しさをひめた世界を堪能されてみてはいかがでしょうか。 | ||||
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宮部作品はほとんど読んでいますが、時代物がやっぱり1番好きです。歴史の勉強にもなるし、なにより途中で止めることができない位面白く、先が気になるのです。私は夕方この本を買って寝る前に少し読もうとしたのですが、結局1度も栞をつかわず・・・読みきってしまいました。このお初シリーズでもう一つ「天狗風―霊験お初捕物控」もオススメです。シリーズものの2作目は大体スベると思いがちですが、1作目に引き続き、面白いですし、お初をはじめ登場人物の成長をみるのも楽しいです。 | ||||
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