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(短編集)

不良品探偵



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【この小説が収録されている参考書籍】
不良品探偵 (創元推理文庫)

不良品探偵の評価: 3.00/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

キャラクタの浅さが謎解きの浅さに

『伝説の不良品』など,相棒役の後輩くんから酷い馬鹿扱いを受ける主人公ですが,
せいぜい学生のおふざけのレベルで,飛び抜けて奇抜な何があるわけではありません.
毒舌とされるその後輩くんも同じで,彼らと絡みを繰り広げる刑事のコンビらも併せて,
確かに軽くてキャッチーではあるものの,うわべだけのキャラ設定という印象を受けます.

また,主人公が見せる名探偵ぶりも,彼の背景が語られずに進むため説得力に乏しく,
謎解きもその状況をはじめ,答えありきの無理,つじつま合わせのように感じられます.

まれに挟まれるシリアスパートでは,『うまいことを言ってやろう感』が透けて見え,
かと思えば,二篇目以降,落語のようにオチをつける締めはそれほどうまいとは思えず,
『ユーモア・ミステリ』系の作品ですが,ユーモアもミステリも物足りなさが残りました.
不良品探偵 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:不良品探偵 (創元推理文庫)より
448849904X
No.1:
(1pt)

小説として不良品です…。

初っ端からサムいテンションの会話文ではじまり、このままのテンションで続くのなら読むのが辛いなと思っていたら同じようなテンションのキャラが増え、最後までそのノリで突き進みました。
中高生が内輪でだけ楽しいと思ってお互いをボロクソに言い合っているような会話文で見ていてげんなりしました(ある意味リアルではあります)。
地の文がほとんどなく、会話文で物語が進みます。劇の台本でももうちょっと登場人物の動きや背景描写がはっきりしてるよなあ…という印象です。
謎解きについてもあまり考え込まずに答えが出せるものが多いので、主人公が鋭いというよりも周りが鈍いなーと思ってしまいました。
小説ではなく、会話文のついたクイズ本としてならおすすめ出来るかもしれません。
不良品探偵 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:不良品探偵 (創元推理文庫)より
448849904X

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