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追跡のクリスマスイヴ



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【この小説が収録されている参考書籍】
追跡のクリスマスイヴ (新潮文庫)

追跡のクリスマスイヴの評価: 3.57/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.57pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(4pt)

簡潔で、楽しめるミステリー

Mary Higgins Clarkという名については、知っていたし、またこの本もしばらく前に購入していたのだが、ずっと読まないままに”積ん読”状態であった。だが読み始めた”ある本”があまりおもしろくなかったものだから、ではこれでも読んでみようか、とこの本を手に取ったら、何年も放っておいたのがウソのように、あっさりと読み通せてしまったのだった。

時はクリスマス・イヴ、所はニュー・ヨーク、マンハッタンのロックフェラー・センター、34歳の母親Catherineが、10歳のMichael、7歳のBrianの2人の息子とともに、有名なクリスマス・ツリーを見にやってきた。だが38歳の夫であり、父である38歳の小児科医のTomは、白血病のため、行動をともにすることができなかった。それでもストリート・プレイヤーのヴァイオリニストはクリスマス・ソングを弾き、その演奏が終わると人々はヴァイオリニストの前に置かれたヴァイオリンのケースに心づけを投げ入れるのだった。Catherineも2人の息子に1ドルずつ渡して、投げ入れるよううながした。ところがCatherineは財布をバッグから入れるどころか歩道に落としてしまった。そしてその財布は、見知らぬ女性が拾い上げて、そのまま立ち去ってしまった。その一部始終を見ていたBrianは、ここが不思議なのだが、Catherineに告げずに、見知らぬ女性について行ってしまう。そしてこの見知らぬ女性には、警官を殺してしまって収監されていたのだが脱獄した弟がいたのだった。ここから、クリスマス・イヴのミステリーが始まる。そしてBrianには、祖父の命を救ってくれたセント・クリストファーのメダルがあった。

とても分かりやすくて、また実際に起こった事件でもないのに、Clarkの筆がすばらしいのだろう、話の展開に引き込まれていく。

たった180ページ弱の小説なのだが、Clarkの組み立てがすばらしいのだろう、ほとんどPageturnerの状態であった。ちょっと本を読むのに疲れた時に、手に取ってみるのがいいかもしれない。
追跡のクリスマスイヴ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:追跡のクリスマスイヴ (新潮文庫)より
4102166106
No.3:
(4pt)

宮部みゆきかクラークか

クリスマスイブの夜、8才のブライアンはママが落とした財布を知らない女性が拾って立ち去るのを目撃した。財布には第二次大戦でおじいちゃんの命を救ったメダルが入っていて、病気のパパにどうしても渡さなければならない。ブライアンは一人で女性の後を追うが…。
事件に巻き込まれる子供を描いて、初期の名作を思わせる小編。肝心のヤマ場があっけないが、親の身になって読むとますますじんとくる勧善懲悪サスペンスである。分量が少ないので、英語の勉強でペーパーバックに挑戦してみたいという人にもお勧め。
追跡のクリスマスイヴ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:追跡のクリスマスイヴ (新潮文庫)より
4102166106
No.2:
(5pt)

必読のクリスマスストーリー

まだ作者の本を一冊(サスペンス物)読んだだけの頃、アメリカ人の友人に薦められてこの本を読みました。気に入りました 泣けました スカッとしました  以来、何か面白くて楽に読めるペーパーバックはないかなと人に訊かれるたびに、この本を推薦してます。親友へはぜひプレゼントしましょう
追跡のクリスマスイヴ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:追跡のクリスマスイヴ (新潮文庫)より
4102166106
No.1:
(4pt)

入門書として最適!

活字が大きく、薄めで、読み通しやすい本です。単語もシンプルです。冒頭から状況が悪化していき、絶望的に見えるところからの大展開するストーリーが、シンプルですが、さすがです。善玉・悪玉がはっきりしていること、暴力・性描写が出てこないことが特徴で、高校生程度にも安心して勧められます。読後感爽やか。
追跡のクリスマスイヴ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:追跡のクリスマスイヴ (新潮文庫)より
4102166106

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