■スポンサードリンク
荊の城
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
荊の城の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全60件 1~20 1/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最近スイッチで岩倉アリアという作品が出ました。 で、これを思い出しました。 そこまで似た雰囲気でもないんですが、 作品としての岩倉アリアが、 なんだかんだ好きな方々で本書未読の方々は是非一度。 あの若干の攻めた個性が大丈夫なら、 本書も大丈夫かな、と。 合わなかったら、すいません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
めちゃめちゃ続きが気になる作品で、面白く読みました。 ただ、多分一番面白いのは、1部のオチまでかなと思いました。 最初の方に伏線はビンビン張ってあってタネはそんな複雑じゃない。 良かったところとしては 1.時代作品なんだけど、時代背景や今にはない描写が適切で読みやすい 2.主人公2人のそれぞれの心の揺れ動きがザ・女性という感じで面白い 3.プロット・・・特にたくらみのからくりが緻密で面白い。 逆に減点になってしまったのは 1.異なる視点で書かれるタイプの作品なのですが、同じ事柄のA視点、B視点は面白いですが、2回目になるB視点の方がやや冗長に感じてしまった。 2.陥れようとするプロットは面白いのだけど、後半失速するというか、ミステリではなくてアクションかバイオレンス作品みたいな感じがする。そして、事態が頂点に達する沸点が低い・・突沸って感じで、その後は「どうしてそうなった?」感がある。 3.作品ジャンルを勘違いしているのかもしれないけどミステリじゃない気がする。海外の時代物のミステリを読みたいと思って探して当たった割には・・・なんだろうか、これ。 とにかくオチは割と早くに「そうなのかな」という・・・まあどっかで聞いたことあるパターンなので、そういう意味ではいまいちミステリというよりは昼ドラっぽかったかなと思います。 そうね・・昼ドラ・・・官能ロマンス?・・・そんな感じもする作品でした。 途中にはびっくりするところがたくさんあるし、時代の描写も細かくてとても生き生きとしていて面白い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
去年の秋に映画『お嬢さん』を観て衝撃を受け、原作があるのか!これは読まねばと思い購入 字数は多いが、一人称の語り手で物語が進むため読みやすい。 映画を観ている人なら映像が浮かんで更に面白く読めるだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なかなか自分では探せない本でした。 これ迄読んだミステリーとは違い、迷宮に迷った気分で読み入りました。 通勤電車内の時間が楽しみな本でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画を知って原作を読みたくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画を知って原作を読みたくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「半身」で散々な読書体験をさせていただきましたが、今回も文字通りいばらの道でした。年を取って辛抱が効かなくなったのでしょう。今だったら「暗夜行路」なんか絶対に読めそうもない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白かった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まるで映画を観ているような気持ちになるのは、作者の筆力の高さだと思います。迫力ある展開につい夜更かしをしてしまいました。時代の重い空気に胸が塞がるほど引き込まれましたが、最後の場面に失望しました。(個人的な好みだと思いますが。)その点で星ひとつマイナスにしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
GOOD | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
GOOD | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登場する城の描写はもちろん、登場人物の詳細な過去。 読んでいてまったく飽きる事なく、むしろ読むことを止められない感じで一気に読破。 サラ・ウォーターズの本を何冊かまとめて購入し、一番最初に読んだのが荊の城。 これから「半身」に入るのですが、もしかしてこの「荊の城」が一番面白かったのかもしれないと思い なかなか「半身」へ入れずに(笑) そう思ってしまうほど、この「荊の城」は面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とてもハラハラする展開で、上巻を再び並行して読みながら物語を追いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
19世紀のロンドンの下町と 地方にある何やら淫靡な城を舞台に 欲望、陰謀がテンポよく展開していく。 読み進む中、「おや」ともやもやした疑問を抱いた途端にどんでん返し。 作者にしてやられるのは読者として嬉しい。 訳者の上手さも大いに貢献していると思うが、 服装の描写やとモードの着替えをスウが手伝う情景は女性じゃないと書けない。 なかなか新鮮だった。 真に面白い本はなかなかないが、見いだした時は無上の喜び。 今年のベストワンかもしれない。 迷っている人は、即決断すべし。 星が一つ足りないのは終わり方に不満を抱いたから。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
波乱万丈のクライム・ノベル。⋯ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ⋯と思いきや、真っ向勝負の百合です。 しかもハッピーエンド♪ 悲劇的な『半神』と比べて、驚くほど 明るく(当社比)、二人とも良い子。 途中から「大丈夫なんじゃないか」と 思いつつ、こんな過酷な状況でどうやって⋯という。 しかし、すべてはラストのため。 百合スキーならドキドキすること請け合い(> < もちろん、極上のサスペンスとして楽しめます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
先の読めない展開に引きずり込まれ、上巻を読み終わったあとすぐに下巻を買いに走ってしまいました。 精神病院のくだりはやや長くて我慢が必要でしたが…。 一旦ラストまで読み終えすべての裏にあったものが分かると、またスウの視点とモードの視点から読み返したくなり また読むごとに細かな心理描写が面白く感じられる作品でした。 2人とも実は同じ時に(真実を打ち明けて2人で逃げよう)と内心思っていたことや、 真実を一番知らなかったスウが最後まで育ての母を慕っていたため敢えてモードはスウに何も伝えずに姿を消したことなど、 すれ違う2人の想いがうまく描かれています。 最初は先の見えない展開にハラハラしながら、2回目以降黒幕が誰か分かった上で読むとより感情移入して楽しめました。 同性愛描写があるので好みが分かれるところではあると思いますが…。 終盤はちょっとアッサリぎみに思えたものの、ラストはこれ以外ない終わり方で良かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ゲイの本って書評もあるのですが…そういう事じゃなくって、単純におもしろい推理小説ですよ描写も控えめです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
下巻が思ったような展開ではなく、カタルシスが少なかったように思う。とはいえ十分に読ませてくれました。上巻は最高に面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まー、元ネタといってもいいディケンズやウィルキー・コリンズと比べるのは酷だけど、エピーゴネンとしては健闘しているほうだと思います。 ディケンスをよく研究した人らしく、サスペンスの構築には目を見張るものがあるし、ヴィクトリア朝時代の風俗描写も換骨奪胎してそれっぽく仕上げている。 大団円の解決の仕方はいささか芝居気が勝ち過ぎるものの、悪役二人に思いがけない人間性が寄与された分、救いのない話にいくらかの光が見えたのがせめてもの救いだった。 あえて難癖をつけると、二部になって視点が変わってから、基本的に一部と同じ出来事を語り直す手際にあまり創意工夫が感じられなかったこと。 ツイスト先行の思考に縛られた結果、辻褄合わせに終始してしまい、説明を与えるというほかにたいしたことをやっているように思えなかった。 その際、一歩間違えると通俗なメロドラマに堕するような表現の安易さに、この作家の限界が見えた気がした。 たどえば、「げらげら笑う」みたいな薄っぺらな表現を類似の状況で何度も使われると、紋切り型の印象しか残さなくなる。 三部の精神病院の下りは、この手の虐待ものとして既定路線から大きく逸脱するものが見れなくて残念。 すべてが終わってしまってからのラストの決着の仕方もとって付けたようなところがあって、決定的であるはずのヒロインの心情変化に説得力が感じられなかった。 著者は書いている途中も最後の最後まで決められなかったんだろうなと思わせる一貫性のない幕締めでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昼ドラにありそうなストーリーではありますがドキドキワクワクできる内容。3日間夜更かしして上下巻一気に読みました。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!