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(短編集)
私は存在が空気
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私は存在が空気の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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スモールライトアドベンチャーで断念したので、全体の半分だけ読んでの感想。 乙一先生(中田先生)の青春モノ、若い頃はあんなに夢中になれたのに、アラサーになった今はイマイチはいりこめなくなってしまった。 自分ももう青年とは言えない年代になったってことなんだろうな。 悲しいけど、黒い方の乙一先生はまだまだ面白く読めているので、今後はそっちを楽しみたいと思う。 | ||||
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乙一先生の小説は大好きだ。 しかし、正直、この作品に関しては、読み終わった後に内容を覚えていなかった。記憶力が悪いのではなく、内容が薄いと感じる。しかし、こういうライトな中でもライトな作品があってもいい。私は好きな方ではないが、好きな人は好きかもしれない。 個人的には前作の「百瀬こっちを向いて」がオススメ。 | ||||
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著者が乙一さんの別ペンネームということは知らずに読みました。(乙一さんの小説は以前数冊読んだ気がします) 超能力者を主人公またはヒロインにした短編集ですが、作中でたいてい言及されているように、能力が映画「Jumper」そのままだったり、ドラえもんの道具そのままだったりと、既知の能力ばかり。二次創作的であまり魅力を感じませんでした。 特に、ある短編では犯人探しがあるのですが、(ネタバレを避けるために控えめな書き方をしますが)結末も「え?それだけ??」というがっかりな内容で唖然としました。推理小説ではなく青春小説ということで手を抜いているのでしょうか。 個人的にけっこう良いと思ったのは最後の「サイキック人生」のみです。クラスの中で「天然」と呼ばれ、バラエティ番組そのままに道化の役割を演じさせられるという描写が気に入りました。 著者の文体ですが、ところどころ難しい漢字が出てくるのに、「かんがえる」「ひつようだ」など小学生でも書けそうな漢字がひらがなというのが読みづらいです。語り手の人物の年齢や教育レベルを反映してそうなっているとかならわかるのですが、関係ないです。 また、一人称がどの時点で語っているのかもいまいち納得いかない部分があります(たぶんすべてが終わったあとなのでしょうが)。「後に〜となるのだが」みたいにいちいち半端に予告されるのも鼻につきます。 現在形と過去形をほぼ交互に入れる文体(「僕は〜した。彼女は〜する。僕は〜だった。彼女は〜だ。」となる)も、単調さを避けるためでしょうが、機械的すぎて幼稚に思えます。 「ファイアスターター湯川さん」という長めの長編では、「彼女はちらりと足下に視線をむけた。彼女が何をしたのかは、すこし後になって判明する。彼女は飴をなめながらあるいていたらしく、口の中から、ころころと音がした。」(p.191)という部分があり、彼女が足下を見たのが伏線となっているのかと思ってそのまま気になりながら読んでいたのですが、結局最後まで何も説明されませんでした。たぶん少し後の何かと関係があったのでしょうが、普通に読んでいて全然わかりませんでした(気にしながら読んでいたのに)。 同様に、作者の説明不足で意味を誤読してしまい「何かおかしいぞ?」と思って1〜2ページ戻って解釈しなおしたりしなければいけなかったり、2人の人物がしゃべっていて話者が逆だと思ってしまい、戻って読みなおしたりなどが多かったです。この辺、一回で読んでわかるように書いて欲しいですね。(私は月に数冊は小説を読みますが、他の著者ではそのようなことはまずありません) 著者や編集者はもっとちゃんと読んでリライトしてほしいと感じました。 (小説を読んでこのような気になったのは珍しいので、珍しくレビューを書かせていただきました) | ||||
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相変わらず主人公とヒロイン、もしくはヒーローの距離感にガラス一枚置かれているような距離を感じられて好ましいです。 六篇すべてが超能力者ものです。 個人的に「少年ジャンパー」、「ファイアスターター湯川さん」が気に入っています。 | ||||
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表題作を含む6編からなる短編集です。どれも「恋愛小説」の部類。 だけど主人公たちはみな不思議な能力を持った人たちなので、一風変わった恋愛小説になっています。 中田永一名義で発表されたものだけど、乙一名義でもよかったんじゃないかなというテイストです。 どのお話も雰囲気は明るい。ほのぼの感やユーモア感があり、初期の乙一作品にあったような「切なさ」で胸が苦しくなるような要素はない。 そこが個人的に恋愛小説としては物足りなかったかな。 突出して、「特にこれが好き」と思う作品もなし。好きな作家なだけに、期待はずれと言ってしまえばそうかもしれませんね。 | ||||
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凄く、期待したんですけど… 単行本で買って、期待通りにいかない。賭けに負けた様な気分。 決して、詰まらなくはないです。 | ||||
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全300pで定価1,600の単行本です。 そのうち半分をしめる二作、 ファイアスターター湯川さん(90p)は100円でKindle配信。 サイキック人生(65p)はウェブで無料配信しています。 残りは小品が四つ。 少年ジャンパー(60p) 私は存在が空気(50p) 恋する交差点(6p) スモールライトアドベンチャー(20p) 著者一定のクオリティを満たした工業製品的な読み味。 お金に余裕のない方は文庫版を待つという選択もありかと思います。 | ||||
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