■スポンサードリンク
(短編集)
私は存在が空気
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
私は存在が空気の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「少年ジャンパー」、「私は存在が空気」、「スモールライト・アドベンチャー」「ファイアスターター湯川さん」「サイキック人生」が短編小説、「恋する交差点」が超短編。 どれも普段は秘めている超能力を已むに已まれず用いて他人を助けた結果、ちょっといい感じになるお話です。 酷い奴が出てこないのは「少年ジャンパー」くらいで、あとは主人公の周りに悪漢が現れます。ほんのり甘く切ない結末が多いですが、「サイキック人生」の未来はどうなんだろう。一番甘いのは「ファイアスターター湯川さん」でしょうか。 絵にかいたようなハーピーエンドではなく、主人公がちょっぴりだけれども着実な前進を果たしたエンディングの「少年ジャンパー」が印象に残ります。ネットが騒いだ『星野、目をつぶって。』のエンディングを思い出しました。地道でしみじみ、確実な一歩こそが尊い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白いです。クラスにいるマイノリティが感情移入できるストーリーが印象的でとても共感してしまった。感情表現が淡白な文章でありながら十分に描かれていて読みやすい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
さすがだと思いました。買って、は損はないはずです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全部の話が漫画化、アニメ化、ドラマ化、映画化できそう。 メディアワークス文庫から出ている、ラノベと一般文芸の中間的な作品のよう。 文庫描き下ろしくらいがちょうどいいかも。 このかた特有の、思わぬところで漢字を開く書き方には、 いまいち慣れることができず、あいかわらず読みにくい。 (はしる、おもう、かんがえる、ひつよう、などの言葉、全部ひらがなで書かれています) 山本周五郎賞ノミネートですが、この軽さだとさすがに受賞は無理かな。 でも、軽いながらも、とてもライトで後味のいい話ばかりなので、 中高生なんかにはオススメ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白すぎていっき読み。 ここ数年の乙一はどれもイマイチだったが今回は素晴らしいでき。 初期作品を思い起こさせる内容で非常に大満足。 乙一作品は本になっていないものも含めてほぼ全て読んでいるが、 「少年ジャンパー」の冒頭からいってもう乙一すぎて笑ってしまうくらい。 ただ帯にもある「超能力者×恋物語」と「表題作を含む、“すこし不思議"なラブストーリー6編を収録」って文章は違うでしょ。 ”超能力”も”恋物語”も、該当しない話があるし。 表紙はまあまあ。いにおはスカトロシーンのある漫画なども描いているしそっちのイメージがあって、 恋物語としても、むしろ印象は悪いくらいなのだが。 少年ジャンパー 乙一がしつこいくらいに乱造しているダメオと高嶺の花のお話。ダメオの成長ストーリーとして面白い。この能力は凄くほしい。 私は存在が空気 乙一がしつこいくらい乱造しているダメ女のストーリー。成長はテーマにないが、意外性がある展開。ラストのどんでん返しも面白い。これは超能力なのか? 恋する交差点 これだけはやまなし、おちなしでどうでもいい話だった。超能力…? スモールライト・アドベンチャー 前記の該当しない話がこれ。「ドラえもん」をオマージュしたSF。主人公はどうやって電話をかけたのか?そこが謎。 ファイアスターター湯川さん 電子書籍版はまるでラノベのような絵だが、ヒロインは殺し屋だし、内容は青春と見せかけてヤクザの抗争など毒々しい。これも黒乙一っぽいお話。お互いを意識すらしてなさそうだし、恋愛要素もほぼなし。 サイキック人生 最後はサイキックから泣ける心霊っぽく持っていった。乙一らしい二転三転するミステリとしても面白い。藤川は本物のイケメンだった。主人公は、心霊の彼には告白したのかな? 全体的に、やはり「昔の乙一」という印象。 欲を言えば、「昔の乙一」のように本人も拘る後書がほしかった。 乙一名義の本でも書いてないが、どうしたのだろうか? 設定や粗筋もワンパターンなのだが、こういうのって案外あまり書ける人がいない(類似する作家を2~3しか知らない)。 同じくオンリーワンの才能を持つあだち充が乙一を絶賛していた理由がよくわかる。自分のものを完全に持ってる。 まあ私は「くちびる」は好きではないが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中田永一氏の作品は初めて読みましたが、 これは、まぎれもなく〇一 夏と花火と私の死体以来の愛読者で、 このところ新刊が少ないと残念に思っていたら、 こういうことでしたか。 (ウィキペディアにも出ているのにうかつでした。) どこに着地するのか全くわからない、 現実から独特に遊離した六編の物語 堪能しました。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!