女彫刻家

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女彫刻家の評価:

4.06/5点 レビュー 18件。 B ランク

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平均点4.06pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全36件 21〜36 2/2ページ
No.16
(4pt)

余韻が残る、疑問も残る

 最後の結末には色々と考えてしまう部分があります。 結果的には疑問が残りましたが、物語の引きはかなりのものがあります
女彫刻家 Amazon書評・レビュー: 女彫刻家より
4488013686
No.15
(4pt)

余韻が残る、疑問も残る

 最後の結末には色々と考えてしまう部分があります。 結果的には疑問が残りましたが、物語の引きはかなりのものがあります
女彫刻家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 女彫刻家 (創元推理文庫)より
4488187021
No.14
(4pt)

緻密な嘘の謎

非常に面白い作品。眠いときでも目が覚めます。「氷の家」と同じく、ひとつの最大の謎にその他の無数の謎が絡み合っている。今回はそこに、「嘘」が編みこまれている。緻密に描かれた嘘と謎。けして解かれない嘘の謎。ミステリーではしばしば、作者に騙される快感というのが醍醐味であったりする。この小説では、それは作者というより「オリーヴ・マーティン」という囚人。彼女の嘘と真実、もしくは嘘か真実に読者は翻弄される。ミネット・ウォルターズの才能が本物だと感じるのは、読みやすさにある。こういう内容を、ここまで読みやすくするのは凄い。人物描写は明快で、ただし彼らの秘密はひそやかに入り組んでいる。全部は見えることは無いし、色んな角度があるぞと示しておきながら全体図は提示されない。筆運びが上手いから、つい読みふけってしまう。とても面白かった。「氷の家」より良かったと思う。
女彫刻家 Amazon書評・レビュー: 女彫刻家より
4488013686
No.13
(4pt)

緻密な嘘の謎

非常に面白い作品。眠いときでも目が覚めます。「氷の家」と同じく、ひとつの最大の謎にその他の無数の謎が絡み合っている。今回はそこに、「嘘」が編みこまれている。緻密に描かれた嘘と謎。けして解かれない嘘の謎。ミステリーではしばしば、作者に騙される快感というのが醍醐味であったりする。この小説では、それは作者というより「オリーヴ・マーティン」という囚人。彼女の嘘と真実、もしくは嘘か真実に読者は翻弄される。ミネット・ウォルターズの才能が本物だと感じるのは、読みやすさにある。こういう内容を、ここまで読みやすくするのは凄い。人物描写は明快で、ただし彼らの秘密はひそやかに入り組んでいる。全部は見えることは無いし、色んな角度があるぞと示しておきながら全体図は提示されない。筆運びが上手いから、つい読みふけってしまう。とても面白かった。「氷の家」より良かったと思う。
女彫刻家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 女彫刻家 (創元推理文庫)より
4488187021
No.12
(5pt)

人間という生き物の謎

登場人物それぞれが、自身に謎を秘めたまま進む物語に引き込まれます。

結局のところ、「真実」や「本当」というものが何だったのか、最終的には読者の判断にゆだねられてしまった感もある結末ですが、実際もしかしたらそういうものなのかもしれない・・・とも思わせる物語です。

とくに母・妹と残虐に殺したといわれているオリーブという人間のあり方は、最後まで謎です。

そして、穏やかで気さくで優しく、そして人あたりの良い隣人たちの、詭弁や嘘、見えない暴力といったものを見せる手腕は、ウォルターズならではでしょう。

そのあたりの彼女の筆致に興味がある方には、「蛇の形」もお勧めします。
女彫刻家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 女彫刻家 (創元推理文庫)より
4488187021
No.11
(5pt)

人間という生き物の謎

登場人物それぞれが、自身に謎を秘めたまま進む物語に引き込まれます。

結局のところ、「真実」や「本当」というものが何だったのか、最終的には読者の判断にゆだねられてしまった感もある結末ですが、実際もしかしたらそういうものなのかもしれない・・・とも思わせる物語です。

とくに母・妹と残虐に殺したといわれているオリーブという人間のあり方は、最後まで謎です。

そして、穏やかで気さくで優しく、そして人あたりの良い隣人たちの、詭弁や嘘、見えない暴力といったものを見せる手腕は、ウォルターズならではでしょう。

そのあたりの彼女の筆致に興味がある方には、「蛇の形」もお勧めします。
女彫刻家 Amazon書評・レビュー: 女彫刻家より
4488013686
No.10
(5pt)

怪物の造詣

オリーブという圧倒的な怪物と熱血レディのロズ、謎の元警察官ハルの三者の行動がロズの視点をベースに、時にハルの視点、時に作者による神の視点に移り描かれることにより、二つのミステリーが進行していく作品。
若干翻訳に難があるためか、特にハルに関わる謎がぼやかされてしまい、単純な恋愛劇になってしまっているのが惜しい。ハルはもっと重要な役割を担っているのだが、この翻訳ではそこまでの説得力がない。
だが、その難点を差し引いても、この作品が成功しているのは、オリーブの造詣が素晴らしいからだと思う。ブードゥ呪術的な要素も絡め、オリーブは徹底的に怪しげで奇怪である。ロズの視点からではなく、神の視点で描いた時にこそこのオリーブの真価がわかる。この造詣に触れるだけでも一読の価値はあると思う。恐らく本当の彼女を知っていたのは牧師だけだったのではないか。
女彫刻家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 女彫刻家 (創元推理文庫)より
4488187021
No.9
(5pt)

怪物の造詣

オリーブという圧倒的な怪物と熱血レディのロズ、謎の元警察官ハルの三者の行動がロズの視点をベースに、時にハルの視点、時に作者による神の視点に移り描かれることにより、二つのミステリーが進行していく作品。
若干翻訳に難があるためか、特にハルに関わる謎がぼやかされてしまい、単純な恋愛劇になってしまっているのが惜しい。ハルはもっと重要な役割を担っているのだが、この翻訳ではそこまでの説得力がない。
だが、その難点を差し引いても、この作品が成功しているのは、オリーブの造詣が素晴らしいからだと思う。ブードゥ呪術的な要素も絡め、オリーブは徹底的に怪しげで奇怪である。ロズの視点からではなく、神の視点で描いた時にこそこのオリーブの真価がわかる。この造詣に触れるだけでも一読の価値はあると思う。恐らく本当の彼女を知っていたのは牧師だけだったのではないか。
女彫刻家 Amazon書評・レビュー: 女彫刻家より
4488013686
No.8
(5pt)

作品自体は良かったのに・・・。

ミネット・ウォルターズの2作目で、映画化もされている本書。
映画はずいぶん前に観ているので、今更ながらですが原作を読みました。
内容自体は全体にウォルターズらしいある種の不気味さを漂わせつつ、
ロマンスも織り交ぜて一気に読ませてくれます。
私は最後まで面白く読んだのですが・・・。
驚いたのが巻末の『ミネット・ウォルターズ論』なるもの。
解説のつもりで読み進んでいたのですが、いきなり
『この作者は苦手です』という筆者の発言にびっくり!!
その後もウォルターズをこき下ろしていると言ってもいいような
内容の、曰く『ミネット・ウォルターズ論』が延々と続き、
その挙句、ウォルターズの別の著書まで引き合いに出し、
しかもご丁寧に何章何ページと注釈つきでの批評。
あまりに気分が悪かったのでじっくりとは読みませんでしたが、
楽しく読み終わった直後だっただけに、余計に重い気持ちになりました。
どんな方針でこういった『ミネット・ウォルターズ論』を
解説代わりとして採用したのか真意は分かりかねますが、
個人的には絶対に反対です。本当に。
女彫刻家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 女彫刻家 (創元推理文庫)より
4488187021
No.7
(5pt)

作品自体は良かったのに・・・。

ミネット・ウォルターズの2作目で、映画化もされている本書。
映画はずいぶん前に観ているので、今更ながらですが原作を読みました。
内容自体は全体にウォルターズらしいある種の不気味さを漂わせつつ、
ロマンスも織り交ぜて一気に読ませてくれます。
私は最後まで面白く読んだのですが・・・。
驚いたのが巻末の『ミネット・ウォルターズ論』なるもの。
解説のつもりで読み進んでいたのですが、いきなり
『この作者は苦手です』という筆者の発言にびっくり!!
その後もウォルターズをこき下ろしていると言ってもいいような
内容の、曰く『ミネット・ウォルターズ論』が延々と続き、
その挙句、ウォルターズの別の著書まで引き合いに出し、
しかもご丁寧に何章何ページと注釈つきでの批評。
あまりに気分が悪かったのでじっくりとは読みませんでしたが、
楽しく読み終わった直後だっただけに、余計に重い気持ちになりました。
どんな方針でこういった『ミネット・ウォルターズ論』を
解説代わりとして採用したのか真意は分かりかねますが、
個人的には絶対に反対です。本当に。
女彫刻家 Amazon書評・レビュー: 女彫刻家より
4488013686
No.6
(5pt)

「羊たちの沈黙」に負けず劣らずの面白さ!

 『羊たちの沈黙』の服役囚レクター博士が裕福なエリート学者だったのに対し、この作品の服役囚オリーブは家庭環境も職業も容姿さえも恵まれない哀れな女性である。自分の母親と妹をめった切りにして殺した罪で服役しているこの女性のドキュメンタリーを書くようにエージェントから迫られたロズは、渋々面会に訪れた。ロズは自らの不幸な境遇に共鳴する部分をオリーブに見出した為か不思議とオリーブに惹かれてゆく。やがてオリーブの無実を確信したロズは彼女の弁護士の不実を暴き真犯人を見出しオリーブを救い出すが・・・ とにかく得体が知れず、不気味な言動を繰り返すオリーブ。仕事も恋愛も自分の勘だけを信じて危険を顧みずに突き進む勇敢さと、過去に触れられた途端に崩れる脆さをあわせもつロズ。この二人の駆け引きにぐいぐいひきつけられる。さらには元警官で現在はレストランのオーナーシェフであるハルがなんともいい男でロズならずともメロメロにさせられそうである。登場人物がきちんと細やかに描かれており、それがミステリーに深みをもたせている。最後の一頁まで堪能できる濃厚で上質なミステリーです。
女彫刻家 Amazon書評・レビュー: 女彫刻家より
4488013686
No.5
(5pt)

「羊たちの沈黙」に負けず劣らずの面白さ!

 『羊たちの沈黙』の服役囚レクター博士が裕福なエリート学者だったのに対し、この作品の服役囚オリーブは家庭環境も職業も容姿さえも恵まれない哀れな女性である。自分の母親と妹をめった切りにして殺した罪で服役しているこの女性のドキュメンタリーを書くようにエージェントから迫られたロズは、渋々面会に訪れた。ロズは自らの不幸な境遇に共鳴する部分をオリーブに見出した為か不思議とオリーブに惹かれてゆく。やがてオリーブの無実を確信したロズは彼女の弁護士の不実を暴き真犯人を見出しオリーブを救い出すが・・・ とにかく得体が知れず、不気味な言動を繰り返すオリーブ。仕事も恋愛も自分の勘だけを信じて危険を顧みずに突き進む勇敢さと、過去に触れられた途端に崩れる脆さをあわせもつロズ。この二人の駆け引きにぐいぐいひきつけられる。さらには元警官で現在はレストランのオーナーシェフであるハルがなんともいい男でロズならずともメロメロにさせられそうである。登場人物がきちんと細やかに描かれており、それがミステリーに深みをもたせている。最後の一頁まで堪能できる濃厚で上質なミステリーです。
女彫刻家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 女彫刻家 (創元推理文庫)より
4488187021
No.4
(4pt)

本当に無罪なのか?

母と妹をバラバラに切り刻んだ罪で投獄されているオリーブ。150キロの巨体。残忍な殺人者。オリーブの本を書くために取材に訪れた作家が、彼女の無実を証明し、無罪を勝ち取るのだが...オリーブは本当に無罪なのか??
女彫刻家 Amazon書評・レビュー: 女彫刻家より
4488013686
No.3
(4pt)

本当に無罪なのか?

母と妹をバラバラに切り刻んだ罪で投獄されているオリーブ。150キロの巨体。残忍な殺人者。オリーブの本を書くために取材に訪れた作家が、彼女の無実を証明し、無罪を勝ち取るのだが...オリーブは本当に無罪なのか??
女彫刻家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 女彫刻家 (創元推理文庫)より
4488187021
No.2
(5pt)

ミネット・ウォルター大好き

この1冊でミネット・ウォルターズにはまってしまいました。あらすじだけを読むといまはやりのサイコサスペンスに思えて手が出ない人もいるでしょうが、ショッキングな事件の裏にある人間模様は感動モノです。読後感は意外なほどすっきりしています。非常に寡作な作家なのですが いままで出された本はどれも外れなしです。ぜひご一読を。
女彫刻家 Amazon書評・レビュー: 女彫刻家より
4488013686
No.1
(5pt)

ミネット・ウォルター大好き

この1冊でミネット・ウォルターズにはまってしまいました。あらすじだけを読むといまはやりのサイコサスペンスに思えて手が出ない人もいるでしょうが、ショッキングな事件の裏にある人間模様は感動モノです。読後感は意外なほどすっきりしています。非常に寡作な作家なのですが いままで出された本はどれも外れなしです。ぜひご一読を。
女彫刻家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 女彫刻家 (創元推理文庫)より
4488187021