女彫刻家

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評判

女彫刻家の評価:

4.06/5点 レビュー 18件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.06pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全36件 1〜20 1/2ページ
No.36
(5pt)

今回も、きれいな本です!

午後三時ごろ、配達されました。こんなきれいな単行本を手にすると、たくさんの人が読んで傷んだ、図書館の本を借りて読むのはイヤだなぁ、と思ってしまいます。今後とも、よろしくお願いいたします。
女彫刻家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 女彫刻家 (創元推理文庫)より
4488187021
No.35
(5pt)

今回も、きれいな本です!

午後三時ごろ、配達されました。こんなきれいな単行本を手にすると、たくさんの人が読んで傷んだ、図書館の本を借りて読むのはイヤだなぁ、と思ってしまいます。今後とも、よろしくお願いいたします。
女彫刻家 Amazon書評・レビュー: 女彫刻家より
4488013686
No.34
(5pt)

ほしかったものが手に入る

これは私がほしかったものではなく,妻に頼まれた本でしたが,安価ですぐ買うことができ,妻が喜んでいます。
女彫刻家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 女彫刻家 (創元推理文庫)より
4488187021
No.33
(5pt)

ほしかったものが手に入る

これは私がほしかったものではなく,妻に頼まれた本でしたが,安価ですぐ買うことができ,妻が喜んでいます。
女彫刻家 Amazon書評・レビュー: 女彫刻家より
4488013686
No.32
(3pt)

ラスト数行が読む人に多様性を生む

ラスト数行が読む人にとっていろんな
解釈が出来、不気味な作品です。
映画化されているそうなので
そちらも視ようかな。
女彫刻家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 女彫刻家 (創元推理文庫)より
4488187021
No.31
(3pt)

ラスト数行が読む人に多様性を生む

ラスト数行が読む人にとっていろんな
解釈が出来、不気味な作品です。
映画化されているそうなので
そちらも視ようかな。
女彫刻家 Amazon書評・レビュー: 女彫刻家より
4488013686
No.30
(4pt)

薄気味悪いサイコスリラーの秀作

あるノンフクション作家がかつて猟奇殺人を起こした女の本を書くため色々調べ始めるが・・・というお話。
話のアウトラインだけみるとよくある類型的なサイコスリラーですが、全編を覆う禍々しいテンションがなんとも薄気味悪く、その辺でMWA賞を獲得したのではないかと思わせます。各登場人物の描きわけも巧みで特に主人公格の作家の女性が存在感があり、読ませます。その他の登場人物もほんの少ししか出ない人物でも筆を疎かにせず、作品の構築に並々ならぬ心血を注いでいるのが判る出来になっております。些細な疑問から世間で言われている事実に疑義を呈し独自の調査を開始するところなども本格ミステリを読む醍醐味を満喫させてくれて流石、イギリスミステリの巨大な流れのなかで一頭地ぬきんでて評価されている作家だけある、と思わせます。「氷の家」を読んだ時も思いましたが、この著者独自の個性も全面開花した感があり、キモい話ですが楽しく読めました。
個人的にサイコ物で出色だと思う「飛蝗の農場」や「羊たちの沈黙」には及ばないかもしれませんが、これはこれで良くできた作品に思いました。サイコ物に興味ある方は読んだほうがいいと感じました。
女彫刻家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 女彫刻家 (創元推理文庫)より
4488187021
No.29
(4pt)

薄気味悪いサイコスリラーの秀作

あるノンフクション作家がかつて猟奇殺人を起こした女の本を書くため色々調べ始めるが・・・というお話。
話のアウトラインだけみるとよくある類型的なサイコスリラーですが、全編を覆う禍々しいテンションがなんとも薄気味悪く、その辺でMWA賞を獲得したのではないかと思わせます。各登場人物の描きわけも巧みで特に主人公格の作家の女性が存在感があり、読ませます。その他の登場人物もほんの少ししか出ない人物でも筆を疎かにせず、作品の構築に並々ならぬ心血を注いでいるのが判る出来になっております。些細な疑問から世間で言われている事実に疑義を呈し独自の調査を開始するところなども本格ミステリを読む醍醐味を満喫させてくれて流石、イギリスミステリの巨大な流れのなかで一頭地ぬきんでて評価されている作家だけある、と思わせます。「氷の家」を読んだ時も思いましたが、この著者独自の個性も全面開花した感があり、キモい話ですが楽しく読めました。
個人的にサイコ物で出色だと思う「飛蝗の農場」や「羊たちの沈黙」には及ばないかもしれませんが、これはこれで良くできた作品に思いました。サイコ物に興味ある方は読んだほうがいいと感じました。
女彫刻家 Amazon書評・レビュー: 女彫刻家より
4488013686
No.28
(5pt)

面白いと思ったら解説は回避しましょう。

携帯から書いているので読みづらくて申し訳ありません。□ 推理で唸らせるハーレクインのようなエンターテイメント作品ですね。 エンターテイメントでありながら問題提起もあり、その二面性が素晴らしい。女性ならではの傑作だと思います。読み終わったときあらゆる感情が溢れ、暫く放心しました。□ だからこそ解説者がドヤ顔で「女くさい」とこき下ろしているのが滑稽です。そこが面白いのに。 この解説者は女性作家に手酷くふられたことでもあるんでしょうか? □ 苦手なら断ればいいのに、八つ当たりされたような気分で不快だったし、他の作品にまで言及し出したのでウォルターズをこれから読もうとしていた私は慌てて回避しました。 □ 出版社には是非改訂版を出していただいて、この不愉快で古くさい思想に基づいた解説を外して欲しいです。
女彫刻家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 女彫刻家 (創元推理文庫)より
4488187021
No.27
(5pt)

面白いと思ったら解説は回避しましょう。

携帯から書いているので読みづらくて申し訳ありません。□ 推理で唸らせるハーレクインのようなエンターテイメント作品ですね。 エンターテイメントでありながら問題提起もあり、その二面性が素晴らしい。女性ならではの傑作だと思います。読み終わったときあらゆる感情が溢れ、暫く放心しました。□ だからこそ解説者がドヤ顔で「女くさい」とこき下ろしているのが滑稽です。そこが面白いのに。 この解説者は女性作家に手酷くふられたことでもあるんでしょうか? □ 苦手なら断ればいいのに、八つ当たりされたような気分で不快だったし、他の作品にまで言及し出したのでウォルターズをこれから読もうとしていた私は慌てて回避しました。 □ 出版社には是非改訂版を出していただいて、この不愉快で古くさい思想に基づいた解説を外して欲しいです。
女彫刻家 Amazon書評・レビュー: 女彫刻家より
4488013686
No.26
(2pt)

あれっ「○刻」したのにその理由が…

これで解決したのか?
かなり有名になったミステリだけに期待したが…
終わりに近づけば近づくほどつまらない。

題名は文句なしにいい。
「女彫刻家」という名前はいくらでも想像を働かせられて、
題名だけで期待感が膨らんだ。

登場人物もさほど多くはなく、スピード感もあり、
このまま怒濤の最終章に!と思ったら大間違い。

著者の構想不足とは思えないのだが、作中の証拠集めや
登場人物の台詞が錯綜している感があり、あれっと思い読み直すこと数回。
当方の記憶が頼りないためでもあるが、無意味に混乱するような書き方を
している。

主人公をサポートする正義のナイト役も、なぜこんな酷い目に
あうのか不思議で仕方ない。
あまつさえその発端と主人公の行動が6週間しか時期的な違いがないのは、
あまりにもご都合主義。

作中の登場人物のいかに饒舌なことか。
呆れるほど容易く証言を引き出せる。まるで主人公の添え物。

この小説の背景をせっかく創作したのに、著者の勘違い・力量不足で
まるでおかしな小説にしかなっていない。

最後に明かされる解決も、女彫刻家の意味のない台詞で台無し。
「13日の金曜日」ではないのだから、謎解きの後に、
意味深でその実何を言いたいのかさえはっきりしない台詞をくっつけている。
できの悪い連作小説並のできばえ。

おまけに犯人(がいるとして)がなぜ「彫刻」したのか。
その理由さえまるで不明のまま。

その上最悪なのが、(他のレビューアも書いておれましたが)「解説」。
著者を「好きではない」と公言するくらいなら、解説など引き受けなければいい。
その上だらだらと文句をつけて溜飲を下げている。
まともな批評家気取りで書いているのは、本当に恥ずかしくないのかな。
気になって解説者の著書(というか雑文でしょうね)を調べると、
かなりの「解説書」を書いてはいるが、小説はほとんど執筆していない。
それもかなりマイナーな評価しか…

ということで、作品中の弱点で読む気が失せる私のような者もいるだろうし、
そのままスピードに乗って最後まで面白く感じる人もいるでしょう。

私には、最後の謎解き・彫刻の意味・不快な解説者のために、
興をそがれること多々。

ふと思ったのが、「ハーレクインロマンス」の推理版。
言い過ぎかな?
女彫刻家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 女彫刻家 (創元推理文庫)より
4488187021
No.25
(2pt)

あれっ「○刻」したのにその理由が…

これで解決したのか?
かなり有名になったミステリだけに期待したが…
終わりに近づけば近づくほどつまらない。

題名は文句なしにいい。
「女彫刻家」という名前はいくらでも想像を働かせられて、
題名だけで期待感が膨らんだ。

登場人物もさほど多くはなく、スピード感もあり、
このまま怒濤の最終章に!と思ったら大間違い。

著者の構想不足とは思えないのだが、作中の証拠集めや
登場人物の台詞が錯綜している感があり、あれっと思い読み直すこと数回。
当方の記憶が頼りないためでもあるが、無意味に混乱するような書き方を
している。

主人公をサポートする正義のナイト役も、なぜこんな酷い目に
あうのか不思議で仕方ない。
あまつさえその発端と主人公の行動が6週間しか時期的な違いがないのは、
あまりにもご都合主義。

作中の登場人物のいかに饒舌なことか。
呆れるほど容易く証言を引き出せる。まるで主人公の添え物。

この小説の背景をせっかく創作したのに、著者の勘違い・力量不足で
まるでおかしな小説にしかなっていない。

最後に明かされる解決も、女彫刻家の意味のない台詞で台無し。
「13日の金曜日」ではないのだから、謎解きの後に、
意味深でその実何を言いたいのかさえはっきりしない台詞をくっつけている。
できの悪い連作小説並のできばえ。

おまけに犯人(がいるとして)がなぜ「彫刻」したのか。
その理由さえまるで不明のまま。

その上最悪なのが、(他のレビューアも書いておれましたが)「解説」。
著者を「好きではない」と公言するくらいなら、解説など引き受けなければいい。
その上だらだらと文句をつけて溜飲を下げている。
まともな批評家気取りで書いているのは、本当に恥ずかしくないのかな。
気になって解説者の著書(というか雑文でしょうね)を調べると、
かなりの「解説書」を書いてはいるが、小説はほとんど執筆していない。
それもかなりマイナーな評価しか…

ということで、作品中の弱点で読む気が失せる私のような者もいるだろうし、
そのままスピードに乗って最後まで面白く感じる人もいるでしょう。

私には、最後の謎解き・彫刻の意味・不快な解説者のために、
興をそがれること多々。

ふと思ったのが、「ハーレクインロマンス」の推理版。
言い過ぎかな?
女彫刻家 Amazon書評・レビュー: 女彫刻家より
4488013686
No.24
(4pt)

CLOSED(解決済み)の「COLD CASE」

殺人事件が起こり、容疑者を逮捕し、裁判も終了した解決済みの事件。

母と妹を殺して、バラバラにした容疑で逮捕された姉。
そして、その事件を本にしようとする作家。

その設定だけで、購入しましたが、いや〜面白かったです。
事件そのものは、すでに解決しているだけに、
「犯人も捕まっているから、主人公が教われたりすることなく、
スピード感やハラハラ感がないのかな?」なんて思ったけれど、
まったくそんなことはない、満足した作品でした。

(以下、ネタバレです)
その事件の受刑者は、要は冤罪。
真犯人は、まぁ、予想外でした。
で、よくある話として想像してはいたのだけれど、
その受刑者は、実は冤罪ではなく、本当の真犯人だったらどうしよう!みたいなのはありました。
なんとも後味の悪い、これまた「よくある話(オチ)」なのだから。

この犯罪がどのように、なぜ起こったのかという真相の部分は、
他人の愛し方を知らない家族とその家族の緩衝材になっていた人の悲しいお話でした。
外面はよくても、内面はサイアクな人は、本当に「最悪」ですね。

私も、最後の批評を読むと、ムカムカしてきました。
これまたよくある、「こういうジャンルは嫌いだけど、この作品は良い!」とかって、
普通書くものじゃないだろうか?
この批評を掲載した理由は何?
その分のページを削って、安くして欲しい!
女彫刻家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 女彫刻家 (創元推理文庫)より
4488187021
No.23
(4pt)

CLOSED(解決済み)の「COLD CASE」

殺人事件が起こり、容疑者を逮捕し、裁判も終了した解決済みの事件。

母と妹を殺して、バラバラにした容疑で逮捕された姉。
そして、その事件を本にしようとする作家。

その設定だけで、購入しましたが、いや〜面白かったです。
事件そのものは、すでに解決しているだけに、
「犯人も捕まっているから、主人公が教われたりすることなく、
スピード感やハラハラ感がないのかな?」なんて思ったけれど、
まったくそんなことはない、満足した作品でした。

(以下、ネタバレです)
その事件の受刑者は、要は冤罪。
真犯人は、まぁ、予想外でした。
で、よくある話として想像してはいたのだけれど、
その受刑者は、実は冤罪ではなく、本当の真犯人だったらどうしよう!みたいなのはありました。
なんとも後味の悪い、これまた「よくある話(オチ)」なのだから。

この犯罪がどのように、なぜ起こったのかという真相の部分は、
他人の愛し方を知らない家族とその家族の緩衝材になっていた人の悲しいお話でした。
外面はよくても、内面はサイアクな人は、本当に「最悪」ですね。

私も、最後の批評を読むと、ムカムカしてきました。
これまたよくある、「こういうジャンルは嫌いだけど、この作品は良い!」とかって、
普通書くものじゃないだろうか?
この批評を掲載した理由は何?
その分のページを削って、安くして欲しい!
女彫刻家 Amazon書評・レビュー: 女彫刻家より
4488013686
No.22
(1pt)

個人的には、、、?

古本屋にて、割と綺麗な状態、且つ廉価(100円)、帯に書かれているコピーに惹かれて購入した作品です。
しかし、その感想は、他のレビューで書かれているのとは、正直全く逆な意見になります、複雑な容疑者の心理状況を描こうとしているのでしょうが、私には非常にくどく、だらだらと書き綴られている印象を持ちました。
結局、実際は本容疑者が実行犯で、無罪になるのですが、「有り得ない」の一言です。
女彫刻家 Amazon書評・レビュー: 女彫刻家より
4488013686
No.21
(1pt)

個人的には、、、?

古本屋にて、割と綺麗な状態、且つ廉価(100円)、帯に書かれているコピーに惹かれて購入した作品です。
しかし、その感想は、他のレビューで書かれているのとは、正直全く逆な意見になります、複雑な容疑者の心理状況を描こうとしているのでしょうが、私には非常にくどく、だらだらと書き綴られている印象を持ちました。
結局、実際は本容疑者が実行犯で、無罪になるのですが、「有り得ない」の一言です。
女彫刻家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 女彫刻家 (創元推理文庫)より
4488187021
No.20
(4pt)

鮮やかな傑作。女性作家ならではの女性心理に唸る。

女性心理の恐ろしさ、素晴らしさを描ききった、恐るべき作品。ミステリーではあるが、ホラー的要素も強く、また、純文学かと思うほどの心理描写も含んでいます。
醜悪である女囚の過去の事件には、大きな疑問があった。その謎をライターが解き明かして行くのですが、その中で、ライターが象徴する女性の共感の感情、女囚が象徴する性的魅力に乏しい女性の屈折した感情が余すところなく、描かれ、男性読者には、ある意味で、恐ろしい作品になっています。
圧倒的なリアリテイを内包した作品と言えます。これは女性作家にしか書けないでしょう。
そういう意味では、純文学ファンにも読んでいただきたいと思います。
ラストは正に、恐るべきもので、背筋が寒くなります。
「氷の家」に次ぐ第二作という意味で、構成を逆にしたのかな?とも印象を受けましたが、見事なラストで、この作品には、これしかないかも。
傑作であることは疑いありません。ややコワい印象があったので、星4つですが、完成度はほぼ100点と言えます。
女彫刻家 Amazon書評・レビュー: 女彫刻家より
4488013686
No.19
(4pt)

鮮やかな傑作。女性作家ならではの女性心理に唸る。

女性心理の恐ろしさ、素晴らしさを描ききった、恐るべき作品。ミステリーではあるが、ホラー的要素も強く、また、純文学かと思うほどの心理描写も含んでいます。
醜悪である女囚の過去の事件には、大きな疑問があった。その謎をライターが解き明かして行くのですが、その中で、ライターが象徴する女性の共感の感情、女囚が象徴する性的魅力に乏しい女性の屈折した感情が余すところなく、描かれ、男性読者には、ある意味で、恐ろしい作品になっています。
圧倒的なリアリテイを内包した作品と言えます。これは女性作家にしか書けないでしょう。
そういう意味では、純文学ファンにも読んでいただきたいと思います。
ラストは正に、恐るべきもので、背筋が寒くなります。
「氷の家」に次ぐ第二作という意味で、構成を逆にしたのかな?とも印象を受けましたが、見事なラストで、この作品には、これしかないかも。
傑作であることは疑いありません。ややコワい印象があったので、星4つですが、完成度はほぼ100点と言えます。
女彫刻家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 女彫刻家 (創元推理文庫)より
4488187021
No.18
(3pt)

サイコ・キラー風、ヒロイン・ハードボイルド・ストーリー

本書でミネット・ウォルターズは、デビュー2作目にして、しかも英国の作家でありながら、アメリカにおけるミステリーの最高峰、「MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞」の’94年度のベスト・ノベル(最優秀長編賞)を受賞している。また日本では’95年、「このミステリーがすごい!」海外編で堂々第1位に輝いた。
フリーライターのロザリンドは、犯罪もののノンフィクションを執筆するために、刑務所内で<彫刻家>の名で知られている女囚を訪ねる。その巨漢の女囚オリーヴは、母親と妹を斧と包丁でバラバラにし、それを再び人間の形に並べて、首をすげかえるという猟奇殺人の罪に問われて、無期懲役を言い渡されていた。しかし、オリーヴとの面会を通じて、事件に対してジグソーパズルの一片がうまく収まらないような違和感を抱いたロザリンドは、巡礼するように、当時の関係者に対して聞き込みを進めていく。「本当に彼女がやったのか・・・?」
冒頭から異形のサイコ・キラーと刑務所で面会という、『羊たちの沈黙』を彷彿とさせるシーンからはじまる物語だが、続くストーリーが、オリーヴの無実を明らかにせんとするロザリンドの、ヒロイン・ハードボイルド冒険譚のような様相を呈していて、「基本的には」ストレートに読めるようになっている。しかし、そこはウォルターズ、いったん解決を見た後のエピローグの最期の数行が、なんとも拭い去りがたいデモーニッシュな後味を残す。
女彫刻家 Amazon書評・レビュー: 女彫刻家より
4488013686
No.17
(3pt)

サイコ・キラー風、ヒロイン・ハードボイルド・ストーリー

本書でミネット・ウォルターズは、デビュー2作目にして、しかも英国の作家でありながら、アメリカにおけるミステリーの最高峰、「MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞」の’94年度のベスト・ノベル(最優秀長編賞)を受賞している。また日本では’95年、「このミステリーがすごい!」海外編で堂々第1位に輝いた。
フリーライターのロザリンドは、犯罪もののノンフィクションを執筆するために、刑務所内で<彫刻家>の名で知られている女囚を訪ねる。その巨漢の女囚オリーヴは、母親と妹を斧と包丁でバラバラにし、それを再び人間の形に並べて、首をすげかえるという猟奇殺人の罪に問われて、無期懲役を言い渡されていた。しかし、オリーヴとの面会を通じて、事件に対してジグソーパズルの一片がうまく収まらないような違和感を抱いたロザリンドは、巡礼するように、当時の関係者に対して聞き込みを進めていく。「本当に彼女がやったのか・・・?」
冒頭から異形のサイコ・キラーと刑務所で面会という、『羊たちの沈黙』を彷彿とさせるシーンからはじまる物語だが、続くストーリーが、オリーヴの無実を明らかにせんとするロザリンドの、ヒロイン・ハードボイルド冒険譚のような様相を呈していて、「基本的には」ストレートに読めるようになっている。しかし、そこはウォルターズ、いったん解決を見た後のエピローグの最期の数行が、なんとも拭い去りがたいデモーニッシュな後味を残す。
女彫刻家 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 女彫刻家 (創元推理文庫)より
4488187021