蒲生邸事件

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評判

蒲生邸事件の評価:

4.13/5点 レビュー 134件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.13pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全391件 181〜200 10/20ページ
No.211
(4pt)

とても切ない物語

ネタバレをしないように、軽くあらすじを書いてみたいと思います。 平成6年。 受験生である主人公が泊まったホテルには、変わった宿泊客がいた。 彼は文字通りの"暗い"人間で、他の人間とはどこか違った雰囲気を持っていた。 ある夜、ホテルは火災に見舞われ、行き場を失った主人公はその男に助けられる。 しかし、男の時間旅行により、次に目を開けたときには昭和11年の世界にたどり着いていた。 ホテルが建っていた場所にあるのは、蒲生大将の住む蒲生邸。 現代に戻りたいと訴えるが、男に今はできないと告げられる。 二・二六事件が勃発しようとする中、蒲生邸で事件が起こる! ちょっと難しいですね。 話がゆっくりめなので頭に入りにくいのも難点です。 ただ宮部トリックは健在で、意外な展開を期待できます。 とても切ない物語です。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.210
(5pt)

「ありえない」と「あるかもしれない」の絶妙な融合

「タイムトラベル」というSF的要素を取り入れているが、「ありえない」の一言では終わらない作品だと思った。確かに「タイムとラベル」はありえない。けれど、タイムスリップに巻き込まれた主人公の行動、そして、歴史を変えようとする主人公への周囲の対応は「あるかもしれない」「そうかもしれない」という説得力があった。読み終えた後、「この世界で生きること」「今、与えられた世界で自分に正直にまっすぐに生きること」それらがどれだけ難しいことなのか、そしてどれだけ幸せなことなのかをかみ締めた。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.209
(5pt)

「ありえない」と「あるかもしれない」の絶妙な融合

「タイムトラベル」というSF的要素を取り入れているが、「ありえない」の一言では終わらない作品だと思った。確かに「タイムとラベル」はありえない。けれど、タイムスリップに巻き込まれた主人公の行動、そして、歴史を変えようとする主人公への周囲の対応は「あるかもしれない」「そうかもしれない」という説得力があった。読み終えた後、「この世界で生きること」「今、与えられた世界で自分に正直にまっすぐに生きること」それらがどれだけ難しいことなのか、そしてどれだけ幸せなことなのかをかみ締めた。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.208
(5pt)

「ありえない」と「あるかもしれない」の絶妙な融合

「タイムトラベル」というSF的要素を取り入れているが、「ありえない」の一言では終わらない作品だと思った。確かに「タイムとラベル」はありえない。けれど、タイムスリップに巻き込まれた主人公の行動、そして、歴史を変えようとする主人公への周囲の対応は「あるかもしれない」「そうかもしれない」という説得力があった。読み終えた後、「この世界で生きること」「今、与えられた世界で自分に正直にまっすぐに生きること」それらがどれだけ難しいことなのか、そしてどれだけ幸せなことなのかをかみ締めた。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.207
(5pt)

宮部みゆきファン

かねて読みたかった作者の代表作。宮部ファンとしてはやっと読めて満足。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.206
(5pt)

宮部みゆきファン

かねて読みたかった作者の代表作。宮部ファンとしてはやっと読めて満足。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.205
(5pt)

宮部みゆきファン

かねて読みたかった作者の代表作。宮部ファンとしてはやっと読めて満足。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.204
(4pt)

面白い…けど

色んなサイトなどで煽りやあらすじを読んでいて勝手にミステリ的な物語を想像していたのですが、ミステリ部分はほんのオマケ程度のものでした。かと言って期待外れだったということはなく、700ページ弱ですが一気に読めました。
ただ、序盤における尾崎の狼藉には開いた口が塞がらず、想像の斜め上を行く行動力にはただただ脱帽です。終盤へ向けて綺麗にまとまっていきますが、尾崎のクズみたいな本質が強烈すぎて、萎える一方でした。作中のある葛藤には時代柄思わずツッコミを入れてしまいました。「てめーなんかが就職出来るわけねぇだろ」と。
尾崎がもう少しまとまな人間であったら(主に序盤の立ち振舞い)、文句なしの星5つで、素直に感動できたと思います。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.203
(4pt)

面白い…けど

色んなサイトなどで煽りやあらすじを読んでいて勝手にミステリ的な物語を想像していたのですが、ミステリ部分はほんのオマケ程度のものでした。かと言って期待外れだったということはなく、700ページ弱ですが一気に読めました。
ただ、序盤における尾崎の狼藉には開いた口が塞がらず、想像の斜め上を行く行動力にはただただ脱帽です。終盤へ向けて綺麗にまとまっていきますが、尾崎のクズみたいな本質が強烈すぎて、萎える一方でした。作中のある葛藤には時代柄思わずツッコミを入れてしまいました。「てめーなんかが就職出来るわけねぇだろ」と。
尾崎がもう少しまとまな人間であったら(主に序盤の立ち振舞い)、文句なしの星5つで、素直に感動できたと思います。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.202
(4pt)

面白い…けど

色んなサイトなどで煽りやあらすじを読んでいて勝手にミステリ的な物語を想像していたのですが、ミステリ部分はほんのオマケ程度のものでした。かと言って期待外れだったということはなく、700ページ弱ですが一気に読めました。
ただ、序盤における尾崎の狼藉には開いた口が塞がらず、想像の斜め上を行く行動力にはただただ脱帽です。終盤へ向けて綺麗にまとまっていきますが、尾崎のクズみたいな本質が強烈すぎて、萎える一方でした。作中のある葛藤には時代柄思わずツッコミを入れてしまいました。「てめーなんかが就職出来るわけねぇだろ」と。
尾崎がもう少しまとまな人間であったら(主に序盤の立ち振舞い)、文句なしの星5つで、素直に感動できたと思います。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.201
(4pt)

星4つ

よく練られている。
自分達だけが時間旅行者と思っていたら、実はもう1人いて、さらに被害者がそれに連れられる形で未来へ旅行しており、、、という構造は重層的。戦前の軍人が戦後を見て日本の未来を憂うが現実は厳しく、、、というあたりに社会性が織りこまれている。ヒロインや葛城医師の人物造形も重厚だ。あと時間旅行に対する独自の視点も織りこまれている。
欠点は、とにかく長いこと。とくに現代からの時間旅行者(しかも学生)を視点者に据える構成のため、世相描写が表面的なものに留まり、長さの割に濃度がうすく感じられる。辛党なら冗長と言うかもしれない。宮部氏なら資料調べは完璧のはずだから、これだけの枚数を使うなら、昭和初期の世相をもっとガンガン書きこんで欲しかった。時間旅行という架空要素と引き替えに、昭和初期という魅力的な設定を導入した訳だから、屋外描写が散歩程度に留まっているのはもったいないと感じさせる。
それを差しひいて星4つ。とはいえタイムトラベル物としては上質作品に仕上がっている。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.200
(4pt)

星4つ

よく練られている。
自分達だけが時間旅行者と思っていたら、実はもう1人いて、さらに被害者がそれに連れられる形で未来へ旅行しており、、、という構造は重層的。戦前の軍人が戦後を見て日本の未来を憂うが現実は厳しく、、、というあたりに社会性が織りこまれている。ヒロインや葛城医師の人物造形も重厚だ。あと時間旅行に対する独自の視点も織りこまれている。
欠点は、とにかく長いこと。とくに現代からの時間旅行者(しかも学生)を視点者に据える構成のため、世相描写が表面的なものに留まり、長さの割に濃度がうすく感じられる。辛党なら冗長と言うかもしれない。宮部氏なら資料調べは完璧のはずだから、これだけの枚数を使うなら、昭和初期の世相をもっとガンガン書きこんで欲しかった。時間旅行という架空要素と引き替えに、昭和初期という魅力的な設定を導入した訳だから、屋外描写が散歩程度に留まっているのはもったいないと感じさせる。
それを差しひいて星4つ。とはいえタイムトラベル物としては上質作品に仕上がっている。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.199
(4pt)

星4つ

よく練られている。
自分達だけが時間旅行者と思っていたら、実はもう1人いて、さらに被害者がそれに連れられる形で未来へ旅行しており、、、という構造は重層的。戦前の軍人が戦後を見て日本の未来を憂うが現実は厳しく、、、というあたりに社会性が織りこまれている。ヒロインや葛城医師の人物造形も重厚だ。あと時間旅行に対する独自の視点も織りこまれている。
欠点は、とにかく長いこと。とくに現代からの時間旅行者(しかも学生)を視点者に据える構成のため、世相描写が表面的なものに留まり、長さの割に濃度がうすく感じられる。辛党なら冗長と言うかもしれない。宮部氏なら資料調べは完璧のはずだから、これだけの枚数を使うなら、昭和初期の世相をもっとガンガン書きこんで欲しかった。時間旅行という架空要素と引き替えに、昭和初期という魅力的な設定を導入した訳だから、屋外描写が散歩程度に留まっているのはもったいないと感じさせる。
それを差しひいて星4つ。とはいえタイムトラベル物としては上質作品に仕上がっている。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.198
(5pt)

改心の一撃

宮部みゆきさんの本との相性は50パーセントみたいです。二冊あったら、一冊は夢中になり、一冊は途中でやめてしまいます。レビューを書いているこの作品は大当たりでした。歴史物は苦手で読まないのですが、タイムトラベルする歴史物は別です。受験生が主人公で戦前の日本にタイムトラベルしてしまいます。最初は未来人な私は優越感を持って読んでました。主人公と同じ気持ちになってました。読んで行くうちに、傲慢な私が説かれて恐縮させられてしまいました。未来人は過去の戦争は違っていたとか思い上がってなんとでも言えるんですよね。主人公くんも反省しておりました。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.197
(5pt)

改心の一撃

宮部みゆきさんの本との相性は50パーセントみたいです。二冊あったら、一冊は夢中になり、一冊は途中でやめてしまいます。レビューを書いているこの作品は大当たりでした。歴史物は苦手で読まないのですが、タイムトラベルする歴史物は別です。受験生が主人公で戦前の日本にタイムトラベルしてしまいます。最初は未来人な私は優越感を持って読んでました。主人公と同じ気持ちになってました。読んで行くうちに、傲慢な私が説かれて恐縮させられてしまいました。未来人は過去の戦争は違っていたとか思い上がってなんとでも言えるんですよね。主人公くんも反省しておりました。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.196
(5pt)

改心の一撃

宮部みゆきさんの本との相性は50パーセントみたいです。二冊あったら、一冊は夢中になり、一冊は途中でやめてしまいます。レビューを書いているこの作品は大当たりでした。歴史物は苦手で読まないのですが、タイムトラベルする歴史物は別です。受験生が主人公で戦前の日本にタイムトラベルしてしまいます。最初は未来人な私は優越感を持って読んでました。主人公と同じ気持ちになってました。読んで行くうちに、傲慢な私が説かれて恐縮させられてしまいました。未来人は過去の戦争は違っていたとか思い上がってなんとでも言えるんですよね。主人公くんも反省しておりました。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.195
(3pt)

期待はずれだった

夫に頼まれて購入。 書店で帯を読んで面白そうだと思って購入したが、期待はずれで読むのを途中で止めた。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.194
(3pt)

期待はずれだった

夫に頼まれて購入。 書店で帯を読んで面白そうだと思って購入したが、期待はずれで読むのを途中で止めた。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.193
(4pt)

宮部みゆきの多彩な才能を知った作品

推理小説においても時代小説においても優れた作品を残している宮部みゆきによって生み出された600ページをこえるタイムスリップものの日本SF大賞受賞作品でしたが、先が気になり一気に読みました。人物描写の巧みさと戦前の時代考証の確かさ、少し推理小説仕立ての展開が飽きさせません。暖房用の炭火による一酸化炭素の中毒、メリヤス製の衣類、革製の旅行鞄など戦前の日本の生活が見えてきます。
皇道派と統制派がせめぎ合う中、退役したとはいえ、渦中の人物の1人ともいえる蒲生大将(昭和10年のA事件にも関わりを持とうとした人物ゆえ)の邸宅に氏素性のはっきりしない主人公・孝史が留まれたという蒲生邸での存在理由には無理があるように感じましたが、それを言い出すとこの小説が成り立ちませんのでそこは受けとめて読み進めました。
二・二六事件によって戒厳令がひかれている帝都・東京も映像を見るように鮮やかに描写してあります。架空の蒲生邸ですが、その位置関係も現代の地図と照らし合わせてみれば位置関係が見えてくるでしょう。反乱軍の占領していた領域も史実に合致する内容でしたから、よく考証されていると思います。
タイムスリップの描写、時間の進み具合の辻褄など違和感はありませんでした。大きな歴史の流れを変えることができないという設定も頷けるものがありました。
終章孝史での鮮やかな大団円がこの小説を引き締めていますし、なんとも心温まるまとめは作者の思いが感じられる展開でした。「なるほどそうしめるか」というラストは作者のストーリー・テラーとしての巧さを感じました。甘酸っぱい余韻が残る締めだからこそ皆に支持され読み継がれているのでしょう。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.192
(4pt)

宮部みゆきの多彩な才能を知った作品

推理小説においても時代小説においても優れた作品を残している宮部みゆきによって生み出された600ページをこえるタイムスリップものの日本SF大賞受賞作品でしたが、先が気になり一気に読みました。人物描写の巧みさと戦前の時代考証の確かさ、少し推理小説仕立ての展開が飽きさせません。暖房用の炭火による一酸化炭素の中毒、メリヤス製の衣類、革製の旅行鞄など戦前の日本の生活が見えてきます。
皇道派と統制派がせめぎ合う中、退役したとはいえ、渦中の人物の1人ともいえる蒲生大将(昭和10年のA事件にも関わりを持とうとした人物ゆえ)の邸宅に氏素性のはっきりしない主人公・孝史が留まれたという蒲生邸での存在理由には無理があるように感じましたが、それを言い出すとこの小説が成り立ちませんのでそこは受けとめて読み進めました。
二・二六事件によって戒厳令がひかれている帝都・東京も映像を見るように鮮やかに描写してあります。架空の蒲生邸ですが、その位置関係も現代の地図と照らし合わせてみれば位置関係が見えてくるでしょう。反乱軍の占領していた領域も史実に合致する内容でしたから、よく考証されていると思います。
タイムスリップの描写、時間の進み具合の辻褄など違和感はありませんでした。大きな歴史の流れを変えることができないという設定も頷けるものがありました。
終章孝史での鮮やかな大団円がこの小説を引き締めていますし、なんとも心温まるまとめは作者の思いが感じられる展開でした。「なるほどそうしめるか」というラストは作者のストーリー・テラーとしての巧さを感じました。甘酸っぱい余韻が残る締めだからこそ皆に支持され読み継がれているのでしょう。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034