蒲生邸事件

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評判

蒲生邸事件の評価:

4.13/5点 レビュー 134件。 A ランク

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平均点4.13pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全391件 321〜340 17/20ページ
No.71
(5pt)

時の流れの前では

北朝鮮の国民の映像がテレビで良く流される。日本の人間から見ると明らかにおかしい。金正日の何を信じているのか・・。そして、その先に明るい未来がないことも僕らにはわかる。それでも僕らには何もできない、彼等になにを助言しようと彼等は信じようとしない。生まれた時から彼等はそういう世界にいるからだ。戦時中の日本についても同じことが言える。今の時代から見ると明らかにおかしい。「大和魂」なんて言葉を理由に、銃弾の中に何度も突っ込んで行ったと言う。僕がその時代のその場所に行くことが出来たら、彼等をとめることができるだろうか。広島、長崎の原爆をとめることができるだろうか。未来がわかっていても、一人の力なんて無力なのかも知れない。この「蒲生邸事件」では主人公の孝史は偶然出会った男によって昭和11年の東京に連れて行かれる。時の流れの前での人間の力の無力さを感じてしまう物語。日本SF大賞受賞も納得である。「なにか面白い本ない?」と人に聞かれた時、僕がまっ先に挙げる本のうちの一冊である。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.70
(5pt)

時の流れの前では

北朝鮮の国民の映像がテレビで良く流される。日本の人間から見ると明らかにおかしい。金正日の何を信じているのか・・。そして、その先に明るい未来がないことも僕らにはわかる。それでも僕らには何もできない、彼等になにを助言しようと彼等は信じようとしない。生まれた時から彼等はそういう世界にいるからだ。戦時中の日本についても同じことが言える。今の時代から見ると明らかにおかしい。「大和魂」なんて言葉を理由に、銃弾の中に何度も突っ込んで行ったと言う。僕がその時代のその場所に行くことが出来たら、彼等をとめることができるだろうか。広島、長崎の原爆をとめることができるだろうか。未来がわかっていても、一人の力なんて無力なのかも知れない。この「蒲生邸事件」では主人公の孝史は偶然出会った男によって昭和11年の東京に連れて行かれる。時の流れの前での人間の力の無力さを感じてしまう物語。日本SF大賞受賞も納得である。「なにか面白い本ない?」と人に聞かれた時、僕がまっ先に挙げる本のうちの一冊である。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.69
(5pt)

さわやかな読後感

受験生の主人公がこれから敗戦へと向かってゆく昭和の日本へタイムスリップしてしまうお話・・・2・26事件は歴史的事実として知識としてありましたが、その意味、背景などぜんぜんといっていいほど知りませんでしたし、興味も持っていませんでしたでもこの本を読んで、主人公と一緒にその時代をリアルに体験したかのような気分です。宮部みゆきの筆力のすごいところは、その情景描写のリアルさにもあったのだ、と改めて思いました。あまりのリアルな表現に夢で空襲で逃げ回っていた自分がいました。(苦笑)読んでいる最中は私は間違いなく主人公とともに昭和初期でおろおろしていたのでしょう・・それはさておき。決して、楽しいだけのお話ではありません。時代も時代だし、軍だの、戦争だの、出てきますが、そのような内容にもかかわらず、そしてこの長編にもかかわらず、読む手を止めさせることがありませんでした。歴史が苦手な人でも思わず引き込まれてしまうことでしょう。シリアスな内容でしたが、最後は悲しいこともあったけど、思わず主人公と一緒に微笑んでしまう暖かな結末です。宮部みゆきはほとんど読んでいますが、その中でも本人自身「改心の出来」と思えるような作品ではないでしょうか。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.68
(5pt)

さわやかな読後感

受験生の主人公がこれから敗戦へと向かってゆく昭和の日本へタイムスリップしてしまうお話・・・2・26事件は歴史的事実として知識としてありましたが、その意味、背景などぜんぜんといっていいほど知りませんでしたし、興味も持っていませんでしたでもこの本を読んで、主人公と一緒にその時代をリアルに体験したかのような気分です。宮部みゆきの筆力のすごいところは、その情景描写のリアルさにもあったのだ、と改めて思いました。あまりのリアルな表現に夢で空襲で逃げ回っていた自分がいました。(苦笑)読んでいる最中は私は間違いなく主人公とともに昭和初期でおろおろしていたのでしょう・・それはさておき。決して、楽しいだけのお話ではありません。時代も時代だし、軍だの、戦争だの、出てきますが、そのような内容にもかかわらず、そしてこの長編にもかかわらず、読む手を止めさせることがありませんでした。歴史が苦手な人でも思わず引き込まれてしまうことでしょう。シリアスな内容でしたが、最後は悲しいこともあったけど、思わず主人公と一緒に微笑んでしまう暖かな結末です。宮部みゆきはほとんど読んでいますが、その中でも本人自身「改心の出来」と思えるような作品ではないでしょうか。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.67
(5pt)

さわやかな読後感

受験生の主人公がこれから敗戦へと向かってゆく昭和の日本へタイムスリップしてしまうお話・・・2・26事件は歴史的事実として知識としてありましたが、その意味、背景などぜんぜんといっていいほど知りませんでしたし、興味も持っていませんでしたでもこの本を読んで、主人公と一緒にその時代をリアルに体験したかのような気分です。宮部みゆきの筆力のすごいところは、その情景描写のリアルさにもあったのだ、と改めて思いました。あまりのリアルな表現に夢で空襲で逃げ回っていた自分がいました。(苦笑)読んでいる最中は私は間違いなく主人公とともに昭和初期でおろおろしていたのでしょう・・それはさておき。決して、楽しいだけのお話ではありません。時代も時代だし、軍だの、戦争だの、出てきますが、そのような内容にもかかわらず、そしてこの長編にもかかわらず、読む手を止めさせることがありませんでした。歴史が苦手な人でも思わず引き込まれてしまうことでしょう。シリアスな内容でしたが、最後は悲しいこともあったけど、思わず主人公と一緒に微笑んでしまう暖かな結末です。宮部みゆきはほとんど読んでいますが、その中でも本人自身「改心の出来」と思えるような作品ではないでしょうか。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.66
(5pt)

宮部作品では一番いいです。

著者の作品はいくつか読みましたが、断然これが好きです。ラストのあたりは何度か読み返したくなるくらい印象に残りますね。自分自身が今の時代に生きることの意味を真面目に考えてしまいました。でも、時間旅行の論理にはちょっとなじめなかった。ドラえもんのタイムマシンが、行き先の時間・場所を自由に選べたのと比べると・・・。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.65
(5pt)

宮部作品では一番いいです。

著者の作品はいくつか読みましたが、断然これが好きです。ラストのあたりは何度か読み返したくなるくらい印象に残りますね。自分自身が今の時代に生きることの意味を真面目に考えてしまいました。でも、時間旅行の論理にはちょっとなじめなかった。ドラえもんのタイムマシンが、行き先の時間・場所を自由に選べたのと比べると・・・。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.64
(5pt)

宮部作品では一番いいです。

著者の作品はいくつか読みましたが、断然これが好きです。ラストのあたりは何度か読み返したくなるくらい印象に残りますね。自分自身が今の時代に生きることの意味を真面目に考えてしまいました。でも、時間旅行の論理にはちょっとなじめなかった。ドラえもんのタイムマシンが、行き先の時間・場所を自由に選べたのと比べると・・・。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.63
(5pt)

宮部みゆきの良い面が全部出ている傑作

天才としか思えない豊かな着想、単なるミステリーを超えた読み手の心を揺さぶる内容、どんな困難な状況下でも人間の善意を信じる姿勢、……などなど、宮部みゆき作品の魅力があますところなく描かれた傑作です。実在の事件、しかも二・二六事件という有名な事件を背景にして描くことは、我々読み手には想像できぬほどの困難さがあったと思いますが、さすが著者です、それを難なくクリアしています。タイムスリップものはともすれば安直に流れがちなのですが、その点でも、細かくリアルにみえる仕掛けがほどこされており、うならされます。ある文芸評論家が彼女を評して、「若手という呼称は、その年齢にもかかわらずふさわしくないだろうし、中堅というにも器が大きすぎる」といっていましたが、まったく同感です。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.62
(5pt)

宮部みゆきの良い面が全部出ている傑作

天才としか思えない豊かな着想、単なるミステリーを超えた読み手の心を揺さぶる内容、どんな困難な状況下でも人間の善意を信じる姿勢、……などなど、宮部みゆき作品の魅力があますところなく描かれた傑作です。実在の事件、しかも二・二六事件という有名な事件を背景にして描くことは、我々読み手には想像できぬほどの困難さがあったと思いますが、さすが著者です、それを難なくクリアしています。タイムスリップものはともすれば安直に流れがちなのですが、その点でも、細かくリアルにみえる仕掛けがほどこされており、うならされます。ある文芸評論家が彼女を評して、「若手という呼称は、その年齢にもかかわらずふさわしくないだろうし、中堅というにも器が大きすぎる」といっていましたが、まったく同感です。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.61
(5pt)

宮部みゆきの良い面が全部出ている傑作

天才としか思えない豊かな着想、単なるミステリーを超えた読み手の心を揺さぶる内容、どんな困難な状況下でも人間の善意を信じる姿勢、……などなど、宮部みゆき作品の魅力があますところなく描かれた傑作です。実在の事件、しかも二・二六事件という有名な事件を背景にして描くことは、我々読み手には想像できぬほどの困難さがあったと思いますが、さすが著者です、それを難なくクリアしています。タイムスリップものはともすれば安直に流れがちなのですが、その点でも、細かくリアルにみえる仕掛けがほどこされており、うならされます。ある文芸評論家が彼女を評して、「若手という呼称は、その年齢にもかかわらずふさわしくないだろうし、中堅というにも器が大きすぎる」といっていましたが、まったく同感です。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.60
(5pt)

後からなら何とでも言える

宮部氏の人気作品で、もうすでに色々な側面から言い尽くされていますが…私が一番感心しているのは、歴史を後から見て批判を加えるというのは卑怯な行為だ、とバッサリと言ってくれた所です。現代でも、何か事故や事件が起こるとマスコミがよってたかって「原因究明うんぬん」のバカの一つ覚えを金科玉条にして、あることないことほじくりかえしながら個人を攻撃してゆくことがあります。その行為は時には、その時を迷いながら懸命に対処しようとした人に対して安全地帯から非難するという、卑怯な性質を持つのだということに、この本の内容はつながっているのでは、というのはちょっと私の拡大解釈が過ぎるでしょうか?
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.59
(5pt)

後からなら何とでも言える

宮部氏の人気作品で、もうすでに色々な側面から言い尽くされていますが…私が一番感心しているのは、歴史を後から見て批判を加えるというのは卑怯な行為だ、とバッサリと言ってくれた所です。現代でも、何か事故や事件が起こるとマスコミがよってたかって「原因究明うんぬん」のバカの一つ覚えを金科玉条にして、あることないことほじくりかえしながら個人を攻撃してゆくことがあります。その行為は時には、その時を迷いながら懸命に対処しようとした人に対して安全地帯から非難するという、卑怯な性質を持つのだということに、この本の内容はつながっているのでは、というのはちょっと私の拡大解釈が過ぎるでしょうか?
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.58
(5pt)

後からなら何とでも言える

宮部氏の人気作品で、もうすでに色々な側面から言い尽くされていますが…私が一番感心しているのは、歴史を後から見て批判を加えるというのは卑怯な行為だ、とバッサリと言ってくれた所です。現代でも、何か事故や事件が起こるとマスコミがよってたかって「原因究明うんぬん」のバカの一つ覚えを金科玉条にして、あることないことほじくりかえしながら個人を攻撃してゆくことがあります。その行為は時には、その時を迷いながら懸命に対処しようとした人に対して安全地帯から非難するという、卑怯な性質を持つのだということに、この本の内容はつながっているのでは、というのはちょっと私の拡大解釈が過ぎるでしょうか?
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.57
(4pt)

ハマる・・。

タイトルからは想像できないストーリー展開で、読み始めると止まらないとはまさにこのこと・・。時間旅行という非現実的な設定のはずなのに、不思議と感情移入できてしまう宮部マジック!!彼女の作品の中で、特にお気に入りの一冊だ。主人公が現代に戻ってくる瞬間のあのせつなさ。高揚感。まるで自ら行って来たかのような感覚は読んで見なければわからないでしょう。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.56
(4pt)

ハマる・・。

タイトルからは想像できないストーリー展開で、読み始めると止まらないとはまさにこのこと・・。時間旅行という非現実的な設定のはずなのに、不思議と感情移入できてしまう宮部マジック!!彼女の作品の中で、特にお気に入りの一冊だ。主人公が現代に戻ってくる瞬間のあのせつなさ。高揚感。まるで自ら行って来たかのような感覚は読んで見なければわからないでしょう。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.55
(4pt)

ハマる・・。

タイトルからは想像できないストーリー展開で、読み始めると止まらないとはまさにこのこと・・。時間旅行という非現実的な設定のはずなのに、不思議と感情移入できてしまう宮部マジック!!彼女の作品の中で、特にお気に入りの一冊だ。主人公が現代に戻ってくる瞬間のあのせつなさ。高揚感。まるで自ら行って来たかのような感覚は読んで見なければわからないでしょう。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.54
(4pt)

夢はもろくも崩れ去り・・・

誰もが一度はタイムトラベルを夢見るのではないでしょうか?ドラえもんもそうですよね。未来の自分にあってみたい、過去の自分の過ちを正したい。その夢はこの本を読んで崩れ去りました。過去へタイムトラベルした孝史。彼を通して、時間旅行者がいかに普通の人間として生きていくのが大変かを見せてくれます。最初はトラベルしたことへの混乱、そして、一所懸命生きることの、当たり前の人間として生きることの大切さ。未来や過去を知って生きるなんてつまらない!と思わせてくれる本です。歴史の勉強にもなりました。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.53
(4pt)

夢はもろくも崩れ去り・・・

誰もが一度はタイムトラベルを夢見るのではないでしょうか?ドラえもんもそうですよね。未来の自分にあってみたい、過去の自分の過ちを正したい。その夢はこの本を読んで崩れ去りました。過去へタイムトラベルした孝史。彼を通して、時間旅行者がいかに普通の人間として生きていくのが大変かを見せてくれます。最初はトラベルしたことへの混乱、そして、一所懸命生きることの、当たり前の人間として生きることの大切さ。未来や過去を知って生きるなんてつまらない!と思わせてくれる本です。歴史の勉強にもなりました。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.52
(4pt)

夢はもろくも崩れ去り・・・

誰もが一度はタイムトラベルを夢見るのではないでしょうか?ドラえもんもそうですよね。未来の自分にあってみたい、過去の自分の過ちを正したい。その夢はこの本を読んで崩れ去りました。過去へタイムトラベルした孝史。彼を通して、時間旅行者がいかに普通の人間として生きていくのが大変かを見せてくれます。最初はトラベルしたことへの混乱、そして、一所懸命生きることの、当たり前の人間として生きることの大切さ。未来や過去を知って生きるなんてつまらない!と思わせてくれる本です。歴史の勉強にもなりました。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034