蒲生邸事件

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蒲生邸事件の評価:

4.13/5点 レビュー 134件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.13pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全391件 281〜300 15/20ページ
No.111
(5pt)

SFミステリの傑作です

平成六年、大学受験に失敗、予備校受験のために再び上京してきた尾崎孝史は、二月二十五日の夜、宿泊していたホテルで火災に遭う。危ないところを同じホテルに泊まっていた不思議な男に助け出されるが、気付くとそこは昭和十二年の二月二十六日、二・二六事件の起こった日、陸軍大将蒲生憲之の邸宅の庭だった。そこで起こる大将の殺人事件。家の外では兵隊たちがバリケードをつくり道路を封鎖、家の中では遺産を巡っての醜い争い、どちらにも不穏な空気の流れる中、果たして孝史は現代へと帰ってこれるのか?
物語の全体に暗い影を落とし、重要なカギともなっている二・二六事件、学校では近・現代史をあまり詳しくは教えないので名前だけしか知らない、どんな事件だったのかよくわからないという人も多いことでしょう。かく言う私もその一人。そんなほとんど知らないような事件が物語の中で大きな意味を持っているということで、読むのをためらっていたのですが、そこは稀代のストリーテラー宮部女史、話の中で易しく詳しく上手に事件の発端とその顛末について説明してくれていますので、心配はいりません。
現代から過去へのタイムトリップと殺人事件の謎への興味ばかりでなく、大学受験に失敗、劣等感に苛まれていた一人の青年の成長の物語としても十分におもしろく読み応えのある、SFミステリの傑作です。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.110
(5pt)

SFミステリの傑作です

平成六年、大学受験に失敗、予備校受験のために再び上京してきた尾崎孝史は、二月二十五日の夜、宿泊していたホテルで火災に遭う。危ないところを同じホテルに泊まっていた不思議な男に助け出されるが、気付くとそこは昭和十二年の二月二十六日、二・二六事件の起こった日、陸軍大将蒲生憲之の邸宅の庭だった。そこで起こる大将の殺人事件。家の外では兵隊たちがバリケードをつくり道路を封鎖、家の中では遺産を巡っての醜い争い、どちらにも不穏な空気の流れる中、果たして孝史は現代へと帰ってこれるのか?
物語の全体に暗い影を落とし、重要なカギともなっている二・二六事件、学校では近・現代史をあまり詳しくは教えないので名前だけしか知らない、どんな事件だったのかよくわからないという人も多いことでしょう。かく言う私もその一人。そんなほとんど知らないような事件が物語の中で大きな意味を持っているということで、読むのをためらっていたのですが、そこは稀代のストリーテラー宮部女史、話の中で易しく詳しく上手に事件の発端とその顛末について説明してくれていますので、心配はいりません。
現代から過去へのタイムトリップと殺人事件の謎への興味ばかりでなく、大学受験に失敗、劣等感に苛まれていた一人の青年の成長の物語としても十分におもしろく読み応えのある、SFミステリの傑作です。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.109
(5pt)

SFミステリの傑作です

平成六年、大学受験に失敗、予備校受験のために再び上京してきた尾崎孝史は、二月二十五日の夜、宿泊していたホテルで火災に遭う。危ないところを同じホテルに泊まっていた不思議な男に助け出されるが、気付くとそこは昭和十二年の二月二十六日、二・二六事件の起こった日、陸軍大将蒲生憲之の邸宅の庭だった。そこで起こる大将の殺人事件。家の外では兵隊たちがバリケードをつくり道路を封鎖、家の中では遺産を巡っての醜い争い、どちらにも不穏な空気の流れる中、果たして孝史は現代へと帰ってこれるのか?
物語の全体に暗い影を落とし、重要なカギともなっている二・二六事件、学校では近・現代史をあまり詳しくは教えないので名前だけしか知らない、どんな事件だったのかよくわからないという人も多いことでしょう。かく言う私もその一人。そんなほとんど知らないような事件が物語の中で大きな意味を持っているということで、読むのをためらっていたのですが、そこは稀代のストリーテラー宮部女史、話の中で易しく詳しく上手に事件の発端とその顛末について説明してくれていますので、心配はいりません。
現代から過去へのタイムトリップと殺人事件の謎への興味ばかりでなく、大学受験に失敗、劣等感に苛まれていた一人の青年の成長の物語としても十分におもしろく読み応えのある、SFミステリの傑作です。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.108
(3pt)

みゆきさんにしては

我らが隣人の犯罪に狂喜し、レベル7に涙した私にとって、非常に残念な作品でした。その後理由を読んで決定的になり、みゆきさんの作品から遠ざかったきっかけとなった小説です。主人公にどうしても感情移入できない----只それだけの理由ですが。それ故不幸な事にまだ模倣犯も読んでいません。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.107
(3pt)

みゆきさんにしては

我らが隣人の犯罪に狂喜し、レベル7に涙した私にとって、非常に残念な作品でした。その後理由を読んで決定的になり、みゆきさんの作品から遠ざかったきっかけとなった小説です。主人公にどうしても感情移入できない----只それだけの理由ですが。それ故不幸な事にまだ模倣犯も読んでいません。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.106
(3pt)

みゆきさんにしては

我らが隣人の犯罪に狂喜し、レベル7に涙した私にとって、非常に残念な作品でした。その後理由を読んで決定的になり、みゆきさんの作品から遠ざかったきっかけとなった小説です。主人公にどうしても感情移入できない----只それだけの理由ですが。それ故不幸な事にまだ模倣犯も読んでいません。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.105
(5pt)

長編は時間旅行

大学受験に失敗した現代ではたよりない1青年がタイムトリップした昭和の2.26事件下の東京で,それも元陸軍大将閣下の屋敷内で起きる不可思議な自殺に遭遇し,明智少年ごときに事件の謎を解き明かしていく過程で,次第に骨太のりっぱな青年に成長していく変化は,たった4日間の時間経過とは思えないぐらいの目に見張るものがある。
時間旅行という超能力を題材にしているが,描かれているものは人と人との心のやりとりであり,それが家族の思いやりであったり,恋する女性を思う気持ちであったりする。
また,戦争に突入するその時代の方が人間として生きる価値があると考え,あえてその時代に戻り生きた時間旅行者を描くことにより,決してSF的要素の色合いではない。
長編ゆえに前半はなかなかページが進まないが,後半,とくにラストに続くエンディングは一気に読み進められる。
読み終えた後によかったなと感じられる一冊。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.104
(5pt)

長編は時間旅行

大学受験に失敗した現代ではたよりない1青年がタイムトリップした昭和の2.26事件下の東京で,それも元陸軍大将閣下の屋敷内で起きる不可思議な自殺に遭遇し,明智少年ごときに事件の謎を解き明かしていく過程で,次第に骨太のりっぱな青年に成長していく変化は,たった4日間の時間経過とは思えないぐらいの目に見張るものがある。
時間旅行という超能力を題材にしているが,描かれているものは人と人との心のやりとりであり,それが家族の思いやりであったり,恋する女性を思う気持ちであったりする。
また,戦争に突入するその時代の方が人間として生きる価値があると考え,あえてその時代に戻り生きた時間旅行者を描くことにより,決してSF的要素の色合いではない。
長編ゆえに前半はなかなかページが進まないが,後半,とくにラストに続くエンディングは一気に読み進められる。
読み終えた後によかったなと感じられる一冊。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.103
(5pt)

長編は時間旅行

大学受験に失敗した現代ではたよりない1青年がタイムトリップした昭和の2.26事件下の東京で,それも元陸軍大将閣下の屋敷内で起きる不可思議な自殺に遭遇し,明智少年ごときに事件の謎を解き明かしていく過程で,次第に骨太のりっぱな青年に成長していく変化は,たった4日間の時間経過とは思えないぐらいの目に見張るものがある。
時間旅行という超能力を題材にしているが,描かれているものは人と人との心のやりとりであり,それが家族の思いやりであったり,恋する女性を思う気持ちであったりする。
また,戦争に突入するその時代の方が人間として生きる価値があると考え,あえてその時代に戻り生きた時間旅行者を描くことにより,決してSF的要素の色合いではない。
長編ゆえに前半はなかなかページが進まないが,後半,とくにラストに続くエンディングは一気に読み進められる。
読み終えた後によかったなと感じられる一冊。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.102
(4pt)

戦時が住み易い?

 戦争前、もうすぐ戦争に突入していく時代が「住み易い」とある登場人物がいう。これがとても印象的。毎日精一杯生きることだけを考えた時代が「住み易い」とは。。。
 今は「生きていて当たり前」。問題は「どのように生きるか」などと言われるが、実際はどうか?確かに選択肢は多い。どれかを選ぶのもある程度自由。でも結局は体は一つ、心も一つ。人生のうちにやり切れるのは、一つか二つだろう。そして何かをやりきるには、やはり毎日を精一杯生きるしかない。本当は今も昔も変わらない。それが真実なのではないか?と小難しいことを少し考えた。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.101
(4pt)

戦時が住み易い?

 戦争前、もうすぐ戦争に突入していく時代が「住み易い」とある登場人物がいう。これがとても印象的。毎日精一杯生きることだけを考えた時代が「住み易い」とは。。。
 今は「生きていて当たり前」。問題は「どのように生きるか」などと言われるが、実際はどうか?確かに選択肢は多い。どれかを選ぶのもある程度自由。でも結局は体は一つ、心も一つ。人生のうちにやり切れるのは、一つか二つだろう。そして何かをやりきるには、やはり毎日を精一杯生きるしかない。本当は今も昔も変わらない。それが真実なのではないか?と小難しいことを少し考えた。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.100
(4pt)

戦時が住み易い?

 戦争前、もうすぐ戦争に突入していく時代が「住み易い」とある登場人物がいう。これがとても印象的。毎日精一杯生きることだけを考えた時代が「住み易い」とは。。。
 今は「生きていて当たり前」。問題は「どのように生きるか」などと言われるが、実際はどうか?確かに選択肢は多い。どれかを選ぶのもある程度自由。でも結局は体は一つ、心も一つ。人生のうちにやり切れるのは、一つか二つだろう。そして何かをやりきるには、やはり毎日を精一杯生きるしかない。本当は今も昔も変わらない。それが真実なのではないか?と小難しいことを少し考えた。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.99
(4pt)

これは少年の成長物語でもある。

受験に失敗した少年が、2月26日に体験した不思議な出来事を中心に、話が展開します。蒲生邸で少年が遭遇する出来事に、ハラハラしつつ、一気に読んでしまいました。はじめ独りよがりなことを考えがちだった少年が、すべてが解決し、帰還したとき、それはもうもとの少年ではありませんでした。人間として成長するということはこういうことかも知れません。ラストシーンでは、この手の話ならではのニヤリとする仕掛けや、ちょっともの悲しい出来事も起こります。未読の方は、ラストまできっちり読んでください!
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.98
(4pt)

これは少年の成長物語でもある。

受験に失敗した少年が、2月26日に体験した不思議な出来事を中心に、話が展開します。蒲生邸で少年が遭遇する出来事に、ハラハラしつつ、一気に読んでしまいました。はじめ独りよがりなことを考えがちだった少年が、すべてが解決し、帰還したとき、それはもうもとの少年ではありませんでした。人間として成長するということはこういうことかも知れません。ラストシーンでは、この手の話ならではのニヤリとする仕掛けや、ちょっともの悲しい出来事も起こります。未読の方は、ラストまできっちり読んでください!
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.97
(4pt)

これは少年の成長物語でもある。

受験に失敗した少年が、2月26日に体験した不思議な出来事を中心に、話が展開します。蒲生邸で少年が遭遇する出来事に、ハラハラしつつ、一気に読んでしまいました。はじめ独りよがりなことを考えがちだった少年が、すべてが解決し、帰還したとき、それはもうもとの少年ではありませんでした。人間として成長するということはこういうことかも知れません。ラストシーンでは、この手の話ならではのニヤリとする仕掛けや、ちょっともの悲しい出来事も起こります。未読の方は、ラストまできっちり読んでください!
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.96
(5pt)

タイムマシンを使用した物語です。2・26事件です。

現代、そして、2・26事件当時などを主人公が行ったりきたりする物語です。2・26事件の事もよくわかります。そして、きっとその時代の風景というか人々の考え方、軍隊があった時代の生活など。最後の方は少し感動しました。(主人公が当時の人々と離れてしまうあたりは)宮部さんの本では、あまり知られてない作品かもしれませんが、私個人的には、とってもお勧めです。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.95
(5pt)

タイムマシンを使用した物語です。2・26事件です。

現代、そして、2・26事件当時などを主人公が行ったりきたりする物語です。2・26事件の事もよくわかります。そして、きっとその時代の風景というか人々の考え方、軍隊があった時代の生活など。最後の方は少し感動しました。(主人公が当時の人々と離れてしまうあたりは)宮部さんの本では、あまり知られてない作品かもしれませんが、私個人的には、とってもお勧めです。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511
No.94
(5pt)

タイムマシンを使用した物語です。2・26事件です。

現代、そして、2・26事件当時などを主人公が行ったりきたりする物語です。2・26事件の事もよくわかります。そして、きっとその時代の風景というか人々の考え方、軍隊があった時代の生活など。最後の方は少し感動しました。(主人公が当時の人々と離れてしまうあたりは)宮部さんの本では、あまり知られてない作品かもしれませんが、私個人的には、とってもお勧めです。
蒲生邸事件 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (文春文庫)より
4167549034
No.93
(5pt)

過去の情感が素晴らしいです。建物の木目まで見えるようなしっとりと練られた雰囲気は、著者の作品の中でも指折りの存在ではないでしょうか。ラストのほんのりとした想いは、胸にあたたかさを残します。苛烈な炎の印象は、いつまでも色を伴っています。
蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件 (カッパ・ノベルス)より
4334073247
No.92
(5pt)

過去の情感が素晴らしいです。建物の木目まで見えるようなしっとりと練られた雰囲気は、著者の作品の中でも指折りの存在ではないでしょうか。ラストのほんのりとした想いは、胸にあたたかさを残します。苛烈な炎の印象は、いつまでも色を伴っています。
蒲生邸事件 Amazon書評・レビュー: 蒲生邸事件より
4620105511