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リケコイ。



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【この小説が収録されている参考書籍】
リケコイ。 (集英社文庫)

リケコイ。の評価: 3.00/5点 レビュー 7件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

研究への真摯な姿勢

恋にうつつを抜かしているように見せつつ、出てくる人全員が実は研究をこの上なくしっかりやっているというところに感銘を受けた。

確かに恋愛に関しては主人公も「わたし」もほとんど全員がバカヤロウだ。だけど、恋愛で、それはちょっとどうよ、やめとけよ、を繰り返す主人公も研究に関しては超優秀。

物語に通奏低音のように流れる登場人物全員のサイエンスへの真摯な姿勢と恋愛に関するバカヤロウエピソードのギャップを楽しむのがこの小説の醍醐味のような気がしている。
リケコイ。 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:リケコイ。 (集英社文庫)より
4087455076
No.1:
(5pt)

森くんは、私でした。

ポップなタイトルとは裏腹に、終盤には怒涛の展開を見せる秀作。

女性経験に乏しい森くんが、修士課程2年間で激変する人間関係の中で
もがき、苦しみ、やがて暴走する様子がコミカルに活写されている。

リアルな人物をベースにした(性的)妄想が炸裂すると、
自身の精神を蝕んでしまうーーこの森くんは、かつての自分を思い起こさせた。

*チャプターごとの原作者コメントも見どころですが、
文中に頻出する久川綾さん(セーラーマーキュリー)推しがツボでしたw
リケコイ。 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:リケコイ。 (集英社文庫)より
4087455076

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