緋色のメサイア

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緋色のメサイアの評価:

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No.1
(4pt)

この作者の新境地です

この本の著者である小玉二三は、女流官能小説家としてキャリアをスタートしたと思いますが、その内容は最近変化してきていました。
登場人物の心の深淵に焦点を当て、官能的な場面はむしろ添え物のような小説が増えてきました。(たとえば「肉感」など)
一体どんな方向へ行きたいんだろうと思っておりましたが、まずはホラーです。しかもヴァンパイアものです。
ヴァンパイアには男女(雌雄)とも出てきますが、小玉二三のことですから、対象は女性(雌?)ヴァンパイアと、彼女に魅せられた中年男性の思慕の描写に力がはいります。
色あせた題材なのですが、なかなか読ませてくれます。
もっと、たくさんの実験をして、小玉二三にしかできない境地に達してくれたらと願いました。
緋色のメサイア (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 緋色のメサイア (光文社文庫)より
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