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最後の医者は桜を見上げて君を想う
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最後の医者は桜を見上げて君を想うの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全559件 521~540 27/28ページ
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「桜を見上げて・・」と「雨上がりの空に・・」を続けて三冊読みました。最初の「桜」を読んだとき、買って失敗したと思いました。ここまで病気の症状の悪化を描写するのかと救われない本だ、と思えたのです。しかし、後編ともいえる「雨上がり」の上下を読むと、人間・医師としての 成長、親子の絆、生きることの意味などストーリー展開し、なかなかの作品でした。三冊でしたが、先が読みたくなる本で一気に読めました。恐らく、純粋な医療小説ではなく、治癒か死かという医療現場をメタファにして、作者は人間の絆を描きたかったのだろうと思います。わかりやすく、映像的でその意味からは、少し登場人物にしゃべらせ過ぎの部分もありましたが、病気で認知症による錯乱をストーリーにするなどは新しい試みで、踏み込んだ展開でした。作者も若く、勢いで書かれた感じもします。大変良い題材なので、いつか推敲したような更に研ぎ澄まされた作品を待望します。 | ||||
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死について柄にもなく深く考えてしまった。 色んな人の想いがあってそれはそれぞれ違うけれど、それぞれに懸命に生きて死んでいく。 何度も読み返さないと行けないな。 きれいごとかも知れないけれど笑って死んでいきたい。 | ||||
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医学的に正しくない箇所や設定も確かにあり、多少残念に思いました。医療関係者は気になってしまうかもしれません。ただ、それらを抜かしても終末期について考えをめぐらせるよい機会を与えてくれる本でした。この本を読んで、終末期の死生観について自分なりに考えてみたり、友達などと議論することはとても有意義だと思います。 特に2話目の医学生の話はとても考えさせられました。 物語的にも登場人物のキャラが立っていて、面白いと思いました。 医学的におかしい点やふりがなの間違いがあったりと、残念な部分もあったので☆ひとつ引かせてもらいました。 | ||||
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電車の中で読みました。 涙が、後から後から…流れて止まりません。 心が震えました。 | ||||
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途中までは相反する二人に意見の相違が非常に興味深く、また、思わず涙するシーンもありました。なかなかの好作だと思っていたのですが、最後のほうは、無理矢理まとめてしまった感が強く、ちょっと残念でした。ちょっと難しいテーマですが、まとめずに平行線で終わらせた方がよかったように思いました。 | ||||
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久々の医療もの。3人の生きるという点の認識の違い、死についての考えの違いの中で、誠意をもって患者の向き合う。どれも正しいんじゃないかな | ||||
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人への愛と友情、そして死に対する受け入れ方について、私なりに 厳かに爽やかに学ぶ事が出来たように思います。 | ||||
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読みながら一人一人の色々な登場人物の内面に共感。かなり入り込ませてもらえました。 介護職を数年間やっていた現実の世界では、誰もが内面の孤独に苦しんでいて 気持ちに寄り添うことの難しさを実感させられるばかりでしたが…。 もしかすると「共感」て、現実より先にフィクションから学んでおくべきものだったのかもしれないなあとこの小説で思い始めた位です。 今更ながら、立場も寿命も違う他者に もっと簡単に気持ちが寄り添えるようになる機会を与えられたように思います。 そして「自分の意志で最後まで生きてほしい」と伝えるために、作者が小説を用いて言葉を届けてくれている…そんな意義深い作品だと感じました。 | ||||
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生きること、死ぬことに向き合うとは。知っているのに考えていない世界に触れるきっかけになる。とても素晴らしい小説です。 | ||||
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医療に不信を抱く者として、対極のテーマを提示してなかなかの読ませ物と思うが、結末が青春映画っぽく拍子抜け。 | ||||
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すごく読みやすくて、さくさく進みますが涙なしでは読めませんでした。 | ||||
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現実ここに登場するような医者は多くないと思いますが、自分にもいつ訪れるかわからない死。死に方は自分で選びたいと、選ばなければいけないと思いました。 | ||||
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死を受け入れて残りの日々を大切に生きるか、奇跡を信じ最後まで生きることを諦めないのか。相反する考え方をもつ二人の医師を中心に展開される生と死の物語。 医者は患者を救おうとするあまり、時として過酷ともいえる病気との戦いを強いる。それは医者の自己満足ではないのか。医師は患者に対してどう接するべきか。病気との戦い方は一つではないのではないか。 様々な死生観が交錯する中、どう生きて、どう死ぬのか。そんな葛藤や苦しみを抱えながら患者と向き合っていく話は読み応えがあった。 個人的には桐子と福原の同級生で友人でもある音山が好きだった。延命治療をすべきかどうか。決断するのが苦手でいつも迷ってばかり。患者さんと一緒に迷って、一緒に苦しむ。答えが出せなくてもその苦しさを分かち合う。そんな音山の考え方に共感がもてた。 | ||||
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なるほど身近に考えさせられるテーマで一気に読みました。活動しているNPOの読書会で感想を言い合いました。 | ||||
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三話のエンドステージ患者の死で作者の医者に対する希望が描かれてる話だと思いました。 医療は人が人を癒す場所である以上、完璧は不可能です。その中で完璧を求める二人の医者を描き、死に向かう仲間をきっかけにそれまでなかった迷いが生れ、葛藤していく様は読み手に医療に対する希望すら与えてくれます。 高齢化社会の今の日本には生と死のどちらが多いかと言うとやはり死の方が身近になっているのが現状です。 医療関係者、そうでない人でもこのような本を読んで少しでも知ってもらいたい内容の本だと思います。 | ||||
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・とある会社員の死 ・とある大学生の死 ・とある医者の死 「死」を目前にして、徹底的に戦うのか、それとも残された時間を有意義に使うのか。人生の終わりに立った時、人間はどういう終わり方を望むのか。それを考えさせられた一冊であった。特に、道半ばで志を断たれるツラさは心に突き刺さるものがあった… 正直に言うと、私はこういうじわじわやってくる死が苦手だ。直面したくないから現在の専門を選んだ。逃げたとも言うべきか。 やはり人が諦めるのを見るのはツラすぎるよ | ||||
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「死ぬ」とは、なんなのか。 「生きる」とは、なんなのか。 3人の医者がつむぎだす 「死」と「生」について 考えさせられる物語です。 今、自分が当たり前に 生きていることに 奇跡、感謝、幸運を 感じた著書でした。 | ||||
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死病の患者に対して、どれだけ副作用がしんどくて生きるのがきつくても奇跡を信じて生きろという医者、残りの時間が迫っていることを受け入れてその日まで充実した生活を送るよう勧める医者、どうするのが良いか答えが出せず患者と共に迷う医者、3人の医者の生き方を通して死について考えさせられます。 自分がいつ死ぬかなんてわからないから、毎日悔いのないように生きなきゃな。 | ||||
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医療監修が入っているのか分かりませんが,がんサバイバーの言葉が生まれている現在でも救うことのできないがんがある。緩解を目指して可能な限りの治療を受けるか? or 治療は受けず,死までの時間を家で過ごすか? いつ,誰に突き付けられてもおかしくない。そして誰にもやってくる死。大規模な自然災害,短時間で広範に広がる感染症,テロなどと共生しなくてはならなくなった今,死生観を持たねばならないと思う。 | ||||
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生きるってことに対して深く考えさせられた読書期間でした。 読み進めていくにつれて、今生きていることの有難さに喜びを覚え、また明日から精一杯生きていこうと思えました。 余命宣告をもし自分が受けたらと思うと怖くなりました。まだ死にたくないなって。 大学に入学して亡くなった女性は年齢が近いということもあり、泣いてしまいました。 是非皆様も一度手に取って読んでみてください。 | ||||
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