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疑われざる者



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疑われざる者の評価: 3.75/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

可もなく不可もなくだろうか

婚約者のロザリーンを失ったフランシスは、おばのジェーンから殺害されたことを示唆される。犯人は雇い主のグランディスンだという。彼は、人々から尊敬を集める名士であった。フランシスは、グランディスンの正体を探るべく、彼の庇護者であり、海難事故で行方不明となっているマチルダの夫として名乗りでる。ところが、マチルダは生きていた ・・・シャーロット・アームストロング 1946年の作品。登場人物がとんでもない行動に出るのは、作者のその後の作品にちょくちょく見られるパターン。本作では、フランシスが、マチルダに強引に結婚したという偽の事実を押しつけようとするところ。ばればれ、ありえませ〜んと言いたいのだが、まぁ、そこそこ揺れる女心が描けている(ような気がする)。ストーリはほとんど退屈。マチルダが行方不明のフランシスを捜索するあたりから、多少盛り上がるんだけれど、可もなく不可もなくだろうか。これ以上の長編だったらめげていたかもしれない。グランディスンが、人間心理に巧みな悪役というコンセプトは良いとして、それほど魅力的には読み取れないんだよな。とにかく日本語訳が読みづらくて、しばしば苦痛になった。新訳がいいんではないかな?
疑われざる者 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:疑われざる者 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150002339

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