第八の地獄



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    初公開日(参考)1959年01月
    分類

    長編小説

    閲覧回数1,767回
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    第八の地獄 (1959年) (世界ミステリシリーズ)

    1959年01月01日 第八の地獄 (1959年) (世界ミステリシリーズ)

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    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt

    第八の地獄の総合評価:8.33/10点レビュー 6件。Dランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (4pt)

    面白くないです

    平坦な話。

    わたろう
    0BCEGGR4
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.5:
    (5pt)

    エリンの長編最高傑作かもしれないネオ・ハードボイルドの先駆的作品

    汚職を糾弾された警官が無実を訴え、その恋人が探偵会社に調査を依頼するが・・・というお話。
    かなり地味な感じの物語で派手な捕り物やアクションシーンは殆どなく汚職を疑われた警官に関する身辺調査に多くの筆が費やされた作品ですが、その分読み応えがかなりあり、もしかしたら長編では最高傑作ではないかと思いました。
    派手な殺しもなく淡々と調査を進めるうちに色々な諸相が見えてきて最後に全てが収束する展開に人によっては物足りなさを感じるかもしれませんが、一語一語彫琢された文章は読む喜びに溢れ、最高のカタルシスを与えてくれます。
    作品全体をダンテの「地獄篇」になぞらえたプロットも秀逸で上質のノヴェルをを読んだような感慨に浸れます。各登場人物も存在感があり流石ノヴェリストとして頂点を極めただけはあるなと感じました。70年代に隆盛を極めるネオ・ハードボイルドの先駆的な作品を50年代に書いていたのも慧眼だと思います。
    今は入手困難なようですが、機会があったら読むことをお勧めしておきます。
    第八の地獄 (ハヤカワ・ミステリ文庫 36-1)Amazon書評・レビュー:第八の地獄 (ハヤカワ・ミステリ文庫 36-1)より
    4150719519
    No.4:
    (5pt)

    手に汗にぎる傑作

    エリンは奇妙な味の短編作家として
    現在の日本では片付けられてしまっています。

    しかし実は長編も数多く、
    翻訳も昔はたくさんありました。

    この本はそんな、長編作家エリンの
    実力をまざまざと見せつけられる、
    訳された当時小林信彦さんが絶賛された
    一冊です。

    内容はもう一人の方のレビューが的を射て
    解説されているとおりです。

    とにかく、ヒューマンな感動を、
    ミステリ性と共に味わえる作品です。

    復刊されないかな?

    お願いしますよハヤカワさん!!
    第八の地獄 (ハヤカワ・ミステリ文庫 36-1)Amazon書評・レビュー:第八の地獄 (ハヤカワ・ミステリ文庫 36-1)より
    4150719519
    No.3:
    (5pt)

    手に汗にぎる傑作

    エリンは奇妙な味の短編作家として
    現在の日本では片付けられてしまっています。

    しかし実は長編も数多く、
    翻訳も昔はたくさんありました。

    この本はそんな、長編作家エリンの
    実力をまざまざと見せつけられる、
    訳された当時小林信彦さんが絶賛された
    一冊です。

    内容はもう一人の方のレビューが的を射て
    解説されているとおりです。

    とにかく、ヒューマンな感動を、
    ミステリ性と共に味わえる作品です。

    復刊されないかな?

    お願いしますよハヤカワさん!!
    第八の地獄 (ハヤカワ・ミステリ文庫 36-1)Amazon書評・レビュー:第八の地獄 (ハヤカワ・ミステリ文庫 36-1)より
    4150719519
    No.2:
    (4pt)

    現代版地獄編

    短篇の名手S.エリンの長編としての代表作。「第八の地獄」とはダンテの「神曲・地獄編」で描かれる最低の地獄の事で、盗人、汚職官吏、悪徳政治家等が落とされる。作者はそれをニューヨークを舞台に、ノミ屋、汚職警官、探偵、弁護士等を登場人物として現代劇として再現している。
    主人公は探偵社の社長カーク。彼はドン底の生活から前社長のコンミーに拾われ、徹底的に鍛え上げられ現在の地位に付いている。物語が、<コンミー>、<コンミーとカーク>、<カーク>の3部構成となっているのは、本作の中核が(コンミーの亡霊から逃れるための)カークの精神的成長である事を強く示唆する。事件はある汚職容疑の捜査だが、カーク側に勝ち目は無い。それでも奮闘するカークに襲い掛かる敵の魔の手、暗号解読、物語の中で起こる殺人事件の意外な犯人と、ミステリの壷は外さない。そしてカーク以外にも、カークに捜査を依頼するお坊ちゃん弁護士、カークが恋心を抱く容疑者の女の光と影、成上がりコンプレックスに悩む敵のボス等、人間模様の描写も唸る程巧み。
    短篇だけでなく、長編における卓越した構想力と相変わらずの人間観察の鋭さを見せ付けたS.エリンの傑作ミステリ。
    第八の地獄 (ハヤカワ・ミステリ文庫 36-1)Amazon書評・レビュー:第八の地獄 (ハヤカワ・ミステリ文庫 36-1)より
    4150719519
    No.1:
    (4pt)

    現代版地獄編

    短篇の名手S.エリンの長編としての代表作。「第八の地獄」とはダンテの「神曲・地獄編」で描かれる最低の地獄の事で、盗人、汚職官吏、悪徳政治家等が落とされる。作者はそれをニューヨークを舞台に、ノミ屋、汚職警官、探偵、弁護士等を登場人物として現代劇として再現している。

    主人公は探偵社の社長カーク。彼はドン底の生活から前社長のコンミーに拾われ、徹底的に鍛え上げられ現在の地位に付いている。物語が、&lt;コンミー&gt;、&lt;コンミーとカーク&gt;、&lt;カーク&gt;の3部構成となっているのは、本作の中核が(コンミーの亡霊から逃れるための)カークの精神的成長である事を強く示唆する。事件はある汚職容疑の捜査だが、カーク側に勝ち目は無い。それでも奮闘するカークに襲い掛かる敵の魔の手、暗号解読、物語の中で起こる殺人事件の意外な犯人と、ミステリの壷は外さない。そしてカーク以外にも、カークに捜査を依頼するお坊ちゃん弁護士、カークが恋心を抱く容疑者の女の光と影、成上がりコンプレックスに悩む敵のボス等、人間模様の描写も唸る程巧み。

    短篇だけでなく、長編における卓越した構想力と相変わらずの人間観察の鋭さを見せ付けたS.エリンの傑作ミステリ。
    第八の地獄 (ハヤカワ・ミステリ文庫 36-1)Amazon書評・レビュー:第八の地獄 (ハヤカワ・ミステリ文庫 36-1)より
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