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サイレント・ブレス
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サイレント・ブレスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全139件 101~120 6/7ページ
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一昨年単行本で出版された直後、図書館で借りて読み、忘れられない一冊だった。今年、文庫化されたのを知り購入、再読。 自分自身この間に、父のお一人様在宅医療〜ホスピス入院〜天国への旅立ちに付き添って来たので、共感するところ、考えさせられるところが多々ありました。 久しぶりに、周りのあらゆる人にお勧めしたい一冊に出会えました。 | ||||
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50歳を超え、だんだん最期迎える時に近くなって来ているなあと実感しています 自分の最期をどうするか? 周りの最期をどう看取るか? たくさん感じた本でした | ||||
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ちょうど義母が最期を迎えようとしているので、手に取ってみました。うちの現状への「答え」などは見つからないけど、さすがに作者自身の経験が豊富なだけがあり、納得いく真実味がありました。「死はゴール」という考えにはっとさせられ、それは「負け」ではないということが心に響きました。読んでみてよかったです。 | ||||
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医者による看取りの小説です。 自分が死んでいくとき、どうしたいか?を考えました。 超高齢化社会において、延命治療はもっと考えるべき課題だと思いました。 | ||||
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93歳の母が以前から「延命治療はして欲しくない」と言っていたので今年入所する折りにその旨を 施設に伝えてあります。ただ実際にそういう状況になったらどんな心理になるだろうか不安です。 息子に勧められ胃瘻手術を受ける母親の話や主人公自身の父親の話があることにより 人の感情の揺らぎや決断を委ねらられることの難しさを改めて感じました。 良い作品を良いタイミングで読ませていただき感謝しています。 | ||||
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前々から延命治療には否定的な考えを持っていました。でも、実際に肉親がそんな状態になった時にはっきりと拒否できるかどうかは自信がありません。この本を読んで、もう一度しっかり考えようと思いました。延命措置は必ずしも患者のための物ではない。穏やかに安らかに死を迎えさせてあげる事が1番なのではないかということを。 | ||||
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心うたれる物語でした。人を人として向き合ってくれる医師に魅力感じます。 | ||||
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朝の新聞広告を見て気になりすぐ購入しました。 久々に一気にに読みました。 人の終末期の題材だが、暗くはない。救いがあり 自分の死に対する考え方が、肯定された感有りでした。 | ||||
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私は両親の死に際にあっていない。人が亡くなる瞬間を見たことがない。父は長く透析で苦しんで、あげく心筋梗塞で突然死した。間に合わなかった。母は脳梗塞を繰り返し、最後は胃瘻で注入したものが逆流し、私が寝ている間に窒息死した。だからこの作品は自分のことのようにのめり込んで読んだ。看取るとはどういうことなのか、死とは何なのか。とってもいい作品だと思う。ストーリー展開は予想通りのものだが、各エピソードがとても丁寧に書かれていて登場人物の心理状態がわかる。特に魅力的なのは主人公もそうだけれど、サポートする男性看護師のコースケ。良いキャラだ。義母の通っている施設に彼のような介護士がいる。茶髪でピアスだらけの彼だが仕事は出来るしみんなの信頼度も高い。彼を思い出した。本題に戻って、延命治療を語る時、何時も胃瘻のことが揚げられる。寝たきりの母を胃瘻で1年間看たけれど、実はとても後悔している。母はきっと望まなかっただろう。だけどその時、どうしますかって医者に言われて悩んでいる時間がなかった。元気な時にちゃんと話しておけばよかったのだけど、なかなかそれは出来ないだろう。リビングウイルもエンデイングノートも覚悟のない人間にできるはずがない。私自身はきちんと書き残しているけれど。これはもっともっと掘り下げて考えるべき問題だと思う。こうして小説にして頂いたのはとってもいいことだと思う。死は負けではなく自由になることだと私は思う。ぜひ読んでみて下さい。いえ読むべき作品です。 | ||||
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人の死を前にした現実の医療のありかたが書かれていて考えることのおおい内容でした。 | ||||
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介護の過酷な状態が理解できた。最終的な死は自分で選ぶしかない。死に至る過程も全て自己責任、自己判断で己が決するのが当然と思考する。 他人に迷惑をかけないで死を選ぶのが理想的で。”ぼけ”ないうちに書面化しておき、自己責任で肉親に渡し、十分理解しておいてもらう。 | ||||
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医療に携わっていた者ですが、久し振りに味わいのある作品に出会いましたので私自身の欧州体験も踏まえて以下に書評を書かせてもらいます。 先ずは、今すでに、そしてこれからは更に深刻となる社会が抱える問題をうまく描き出しており、現場を良く知っている専門職でないと書けない内容がちりばめてあることから臨場感があり、深みもあります。そうかといって陰鬱になりがちなテーマを出演者とその演出に工夫を凝らして探偵小説のようにテンポよく、読みやすくしてくれていることを感じました。こんなことで一般の方が読んでも日本の終末医療の現状を理解し、自らに当ててあらためて考えるために参考になる作品だと思います。 このようなテーマは、個人の深刻な体験談から初めから各論的議論に入りがちですが、それでは大局を見逃し、いつまでも経っても根本的な制度改革の足しになりません。我が国でいまだに大勢を占めている「患者も医療側も苦しみに耐える延命医療」ではなく、「心地よさを優先し、その時まで双方穏やかによりそう医療」の重要性を示唆する内容ですので、多くの一般の方々と医療従事者の双方が読まれ、この意味するところを素直に考え、前向きに問題を解決する材料にしたら如何かと思いますし、下手な専門的、事務的啓蒙書よりもこの方が話に入るための良い題材になると考えます。 「病を治す」ということが基調となっている今の日本の医療体制は、急速に進む少子高齢化の流れの中で明らかに限界が出てきており、このままでは制度までもが燃え尽き、大きな社会問題に発展することがみえています。精神医学、心理学、そして宗教などをも組み込んだ新たな総合的終末期医療体制を構築することが我が国の必須の課題であるということをこの小説の行間から嗅ぎ取ってもらいたいと思います。 | ||||
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昨年母を在宅で看取りました。 その経験を踏まえて読みましたが解かることだらけで感動の一冊でした。 介護をしなければならない人、介護中の人にお勧めしたい本だと思います。 人を看取るとはどういう事だろう、考えさせられます。 | ||||
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良かった。今の自分を認めてもらえた気がした。これから もうひと頑張りしようと決めた。 | ||||
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著者が勤務されている病院の冊子で知って 読んでみました。 読みやすい内容で、1日で読み終えました。 ミステリー仕立てとなっていましたが、 どこが? といった感じです。 | ||||
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久しぶりに感動で涙が出てしまいました。この数年最も良かった本に出会った感じがしました! また、これからの社会的課題と思いました。 | ||||
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終末期の医療に対するイメージと考え方が変わりました。色々な意味で自分の人生観を見直すことが出来て良かったと思います。 | ||||
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涙があふれて電車の中で読むのをためらいましたが、途中で止められませんでした。苦痛の中で病と戦うのか緩和ケアのみで自分らしく生きるのか、正解はないけれど、健康な間に真剣に考えてみようと思いました。 | ||||
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死とは何かを考えさせてくれる本です。読みやすく、一気に読めました。全国のお医者さんにぜひ読んでほしいです。読後、私は、友人のお医者さんにあげました。 | ||||
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考え方が変わったポイント、 1) 病気は治療すべきだ→病人の年齢によっては治療しない選択もある。 2) 近代医療は治療法が豊富で今や治らない病気はほとんどない→最先端治療でも耐える体力がない患者には役にたたないこともある。 3) 医者が治療を諦めるのは仕事の放棄だ→人間のボディを修理するだけが医者の役割ではない。 死んでいく人への考え方を見直し、自分はどう死んでいきたいかを考えるきっかけになった。 ストーリーは小利口に立ち回れない女医さんが大学病院から在宅医療の病院に転勤になるところから始まり、5人の患者、自身の父親を看取る。 一話進むごとに女医さんの気持ちが変化するのと同時に読者の考え方も変化していかざるを得ない。 病気になったら入院して、そのまま病院のベッドで死を迎える人が多い現代において、この患者たちは自宅に帰る選択をしている。選択をしているというより、強引にそうしているようなところがある。普通の患者なら、そこに選択肢があるだなんて思ってないだろうから。病人としてイノベイティブな思考と行動ともいえる。 所々で涙しつつ一気に読了した。 | ||||
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