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サイレント・ブレス
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サイレント・ブレスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全139件 81~100 5/7ページ
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今まで感じてなかった いや 感じないようにしてたかもしれない 死と言うものについて 考えさせられる一冊でした。 言葉では うまく言えないですが 僕には大きな影響をあたえてくれた 本です。 | ||||
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作者はお医者さんという事でさすが! 圧倒的な温度感を感じることができる小説。素人では決して触れることのできない世界に引き込んでくれた。 また、ちゃんと見てくれる人はいるのだ。という勇気をくれる一冊。 大変なのに植物のお世話をしっかりしてる描写も主人公のほっとけない性格をよく代弁していて面白かったです。 自分の最期の時を考えさせられました。 | ||||
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大河内教授の奥様の「最後に1度、抱かせて欲しい。」という痛切な思い、 権堂名誉教授の存在、 「倫子のこと、ありがとう。」という言葉、 そして地道に頑張ってきたことをちゃんと見ていてくれた人がいるということ、 全編にわたる悲喜こもごもが、胸を打つ。 | ||||
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十数年前肺がんで父を送った、最後の週は夜中病棟に響き渡るうめき声をあげていた担当医に直談判すると、少しでも長生きさせるのが医者の使命と答えた、逝くときは素直にという父の希望と苦痛の緩和を要求した、二日後鎮痛剤が投与され翌日逝った。母には話してない、医者も悩んだと思う。 本書がフイクションの形なのは安楽死が社会に認知されていないからなのだろうか?そのぶん押しつけがましくていい | ||||
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人にとって誰もがいずれは迎える死。 そのパターンは突然死と、死期をある程度知りながら迎える死に別れますが、どちらにも異なる苦しみがあり、 『死期をある程度知りながら迎える死』 に関して、作品を通しながら自分や身近な人の死について考えさせられる名作。 まず構成が素晴らしく、生死がテーマの作品に関しては不謹慎ながらも楽しめる部分があり、もちろん哀しくなる部分も、自分を見詰め直す部分もあり、 誰もが避けて通れないテーマだからこそ、いつかは必ず読んで欲しいと思える名作でした! 個人的には、家族と意志の疎通が出来なくなってまで生きたくないと思うものの、 家族にとっては生きてくれてるだけで、見舞えるという行動が生き甲斐に成り得る事もあるので、一概には決められないと感じました。 生死について改めて様々考えさせてくれながら、物語としても素晴らしいラストで締め括る面白くも感動的なクオリティーであり、 本屋大賞にノミネートされるべき!とも感じた、誰にでもオススメ出来る神作品です(^-^*)/ | ||||
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最期をどのように迎えるか。 まだ、自分の死に向き合うことはできませんが、親が70歳を超え、死について考えるようになりました。 ここには、いろんな形の死がありましたが、単に泣かせるための物語でなく、それでいて悲しすぎるものでもなく、 とてもリアルな死がありました。 自分が死ぬこと、自分が大切に思う人の死を受け入れること。 実際にそのとき、自分はどのように思い、どのような決断ができるか分かりませんが、人それぞれの想いに沿った決断ができればいいなと感じました。面白かったです。 | ||||
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泣けました。そして読み終えた後に深く重く命について考えさせられました。作者が医師ということでリアリティもあり、本当に感動のストーリーでした。 | ||||
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人は、100%死ぬ。それを避けることはできないし、 死を受け入れるしかない。 その死を医者として、どう看ていくのか? 「もう治らない。治すことができない。治す方法がない。」 うえで、医者は、どうやって、立ち向かうのか? 医者は、もうすることがないのか? 看取り医としての水戸倫子。 在宅医療診察をする中で、死に至る患者を見守る。 そこには、医者としての迷いがあり、患者の意思にそうことを 頭だけではなく、感情や全身で受け止める。 死を迎える患者の中には、 死にたくないとか、無駄な延命はやめてほしい、 死ぬまでにやっておきたいことがある。 穏やかな死を迎え入れるための心の準備。 人を看取ることをしなかった私として、 どう死んだらいいのか?ということに 大きな意味を与えてくれた気がする。 | ||||
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私も最近、癌を告知されて手術しました。そのせいもあって、死というものを身近なものとして感じました。 幸い、術後の経過は良くて、仕事にも復帰しましたが、この作品によって、 自分の終末期をどう過ごすべきかを真剣に考えさせられました。 | ||||
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久し振りに感動したフィクション作品を読みました。リアルな看取りの場では泪ながらに読ませていただきました。 自分の終末をどの様に迎えるかを考えさせられました。 | ||||
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総合病院の訪問診療に携わる社会福祉士です。実際に仕事をするなかでは、こんなにドラマチックなことは起こりませんが、訪問診療とはどういうものか?どのようなことが出来るか?がよく分かる本でした。怒りややるせなさ、悲しさで辛い話もありますが、「何故そうしなければならなかったのか?」を考えさせてくれます。人それぞれに違う『生きる』『活きる』に寄り添い、真摯に向き合っていくことを、改めて心に刻みました。早速、医師にプレゼントしました。 | ||||
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読んで良かった。最後の章は、読んでいて涙が出た。祖母が自宅で逝ったことを思い出した。医師でも、自分の親を看取る時は、ただの子供に戻るんだと思った。読んで良かった。 | ||||
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病院で死ぬ事と家で死ぬ事。こんなにも違うのかと、親がそうなったら自分はどうすればいいのか?考えるようになった。切ないけどじわじわ温かさが伝わる。 | ||||
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ここ数年間の間に両親を相次いで亡くし、終末期医療に疑問を 抱いていた。安らかに天寿を全うさせてあげることが出来なかったのではと悔いが残っていた。 サイレントブレスで、あらためて看取りの大切さ思い知らされた。 | ||||
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静かで落ち着いた日々の中で迎える終末期。現場を知る女性医師が描く6つの最期は印象的だった。 6人6様で年齢も様々だが、各々の価値観を反映したそれぞれの人生の終わらせ方が心に響き、読んで良かったと感じた。 病人の心身の状況を医師ならではの描写で書いているが、具体的描写で勉強になったのは、以下の部分など。 ・腹膜播種の癌で腹水生じる。その貯留は胃を持ち上げ、横隔膜の動きを制限。食欲、呼吸を妨げる。 ・痩せて脂肪が落ちた皮膚は弱い。寝ているだけで肩や腰骨など敷き布団に当たって圧力がかかる部分の血流が悪くなり、やがて壊死。褥そう(床ずれ)になる。~その防止策 ・気管支は左より右の方が垂直に近く唾液などは右の肺に流れ込みやすい。誤嚥性肺炎の危険。 ・体内の水分が減ると頻脈になる。 医師が書いた小説だが、人間がしっかり描けていてお薦めできる。他の作品も読んでみたい。 私自身は病人として、明るく穏やかな病人であれたら本当にいいなあ、それを心がけたいなあと、つくづく思った。 | ||||
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少し綺麗すぎるんじゃないか?もっともっとリアルは...と思わないでもない。 でも現役の終末医療に携わっている医師の方が書かれたということは、これもリアルなんでしょう。 自身の最後についてであれば自然死を選びたいと素直に思う。 でも、大切な人の場合どうなんだろうか? どう死んでいきたいか、明確に伝えている人は決して多くないだろう。 残された人間は何とか生きていて欲しいと願う。 でも残された人が苦しみ、疲れ果てるような事を望みはしないだろうと考えると、 その時の選択にあってもよいはずだという事で、少し綺麗に書いているのかな? そんな事を思った。 | ||||
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臨場感に満ちていて、感動した。介護や臨死の親族を抱えて、ドキュメンタリーとして読み応えを感じた。 | ||||
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作者が現役医師だけあって、医療関係者が読んでも違和感のないリアルさがある物語です。 ただ人が亡くなっていく過程をリアルに書くだけではなく、主人公の医師自身が抱える問題や主人公を取り巻く人々がとても繊細に書かれていて、物語に引き込まれました。 在宅死を選んだ人々の話でありながら、最初はいけ好かない感じだった教授が鮮やかに謎解きをしたり、ケイちゃんの謎の疲労回復メニューが出てきたりと、重すぎず楽しめる要素があちこちにありました。 病の末に亡くなっていく人々やその家族がどのように向き合っていくのかを読みながら、自分ならどういう選択をするのだろうと考えさせられました。 | ||||
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ホスピス 在宅医療 老人ホーム それらは死を待つ人が過ごす日々 だからどうしても暗く 辛い現実を受け入れなければならない。当然 医師もただ形式的なことしかしないのが普通。なのに、この本の主人公である女医さんは、友だちを訪問するように患者さんに接している 心に触れようとしている。その優しさが全体から伝わってきて読後とても深く穏やかな気持ちになりました。きれいごとだけじゃない現実 として癌の様子や不自由な身体の描写が専門的なのも良かったです。 | ||||
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身近に緩和医療を必要とされている方がおられる方、お勧めします。 お気に入りの作家がひとり増えました。南さんの次作品を楽しみにしています。 デビュー作が☆5つだと先の楽しみが薄くなりそうなので4つとしました。 | ||||
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