狐笛のかなた

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評判

狐笛のかなたの評価:

4.63/5点 レビュー 134件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.63pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全267件 181〜200 10/14ページ
No.87
(3pt)

切ないラスト

正直なところ、これでいいの? というようなラストでした。でも、一応ハッピーには描かれているので、いいのでしょうね。こういう展開にもっていかざるを得なかった作品ですし。
元気なときに読んで、ちょっと切なくなるのがいいと思います。あまり体力のないときには読まない方がいいかも。
狐笛のかなた Amazon書評・レビュー: 狐笛のかなたより
4652077343
No.86
(5pt)

剣と魔法のファンタジーの王道

欧米の指輪物語、ハリー・ポッターに類するファンタジーがなかなか我が国
にはなかった。
大事なことは、基本的に少年少女向けに書かれながら、それが青年から大人
へと拡がって行くこと。
こういう流れに乗って大人の(オッサンの)私が初めて触れた日本のファン
タジーは、小野不由美の十二国記だった。こういう作品が日本にもあること
を発見したことは喜びだった。

しかしその後、なかなかそういう作品に出合えなかった。
一つには、基本的に「少年少女向け」であることが、なかなか私のような中
年男性には出会いが難しかったと言うこともあるだろう。
幸いなことに、朝日新聞の書評のおかげ(青少年にはやっているコミックや
ジュニアノベルを紹介してくれる)で、上橋菜穂子の守り人シリーズに出合
え、そしてとうとう本書も手に取ることができた。

人の心が聞こえる小夜と、呪い人の手先になっている霊狐の出会いを発端に、
領土争いに翻弄される小国の、跡継ぎの少年をからめ物語が推移、展開する。
作者上橋の、細部までしっかりしたプロット作りが、(本来)少年少女向け
として書かれた作品でありながら、少しも手抜きがなく、また大人の醜さ、
子供の残酷さも容赦なくあらわにして、まさに大人の鑑賞に堪えるものとなっ
ている。
小野不の十二国記はチャイニーズテイスト、上橋の守り人シリーズは無国籍
アジアンテイスト、で我が国のファンタジーは日本を舞台にできないのかな、
と思っていたけど、本作品は舞台は日本であり、戦国時代風なんだけど、ど
こか異次元異世界で、おもしろい。
ファンタージーの中に、とても土着的な匂いと素朴で淡い恋心が添えられ、
独自の世界がせつなく展開した。
これぞまさに、大人の皆さんにこそ味わって頂きたい一級のファンタジーで
ある。
狐笛のかなた (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 狐笛のかなた (新潮文庫)より
4101302715
No.85
(5pt)

剣と魔法のファンタジーの王道

欧米の指輪物語、ハリー・ポッターに類するファンタジーがなかなか我が国
にはなかった。
大事なことは、基本的に少年少女向けに書かれながら、それが青年から大人
へと拡がって行くこと。
こういう流れに乗って大人の(オッサンの)私が初めて触れた日本のファン
タジーは、小野不由美の十二国記だった。こういう作品が日本にもあること
を発見したことは喜びだった。

しかしその後、なかなかそういう作品に出合えなかった。
一つには、基本的に「少年少女向け」であることが、なかなか私のような中
年男性には出会いが難しかったと言うこともあるだろう。
幸いなことに、朝日新聞の書評のおかげ(青少年にはやっているコミックや
ジュニアノベルを紹介してくれる)で、上橋菜穂子の守り人シリーズに出合
え、そしてとうとう本書も手に取ることができた。

人の心が聞こえる小夜と、呪い人の手先になっている霊狐の出会いを発端に、
領土争いに翻弄される小国の、跡継ぎの少年をからめ物語が推移、展開する。
作者上橋の、細部までしっかりしたプロット作りが、(本来)少年少女向け
として書かれた作品でありながら、少しも手抜きがなく、また大人の醜さ、
子供の残酷さも容赦なくあらわにして、まさに大人の鑑賞に堪えるものとなっ
ている。
小野不の十二国記はチャイニーズテイスト、上橋の守り人シリーズは無国籍
アジアンテイスト、で我が国のファンタジーは日本を舞台にできないのかな、
と思っていたけど、本作品は舞台は日本であり、戦国時代風なんだけど、ど
こか異次元異世界で、おもしろい。
ファンタージーの中に、とても土着的な匂いと素朴で淡い恋心が添えられ、
独自の世界がせつなく展開した。
これぞまさに、大人の皆さんにこそ味わって頂きたい一級のファンタジーで
ある。
狐笛のかなた Amazon書評・レビュー: 狐笛のかなたより
4652077343
No.84
(5pt)

最高

構成に矛盾点がなくラストは切なさ、優しさなど良い意味で複雑な思いでいっぱいになりました
狐笛のかなた (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 狐笛のかなた (新潮文庫)より
4101302715
No.83
(5pt)

最高

構成に矛盾点がなくラストは切なさ、優しさなど良い意味で複雑な思いでいっぱいになりました
狐笛のかなた Amazon書評・レビュー: 狐笛のかなたより
4652077343
No.82
(4pt)

小夜のいじらしさがたまりません!

『精霊の守り人』を読み、あまりにも面白かったので、上橋さんの本を読むことにしました。
守り人シリーズとは違うんですが、子供が読んでも面白い本になってました!

不思議な力を持つ小夜。
彼女の、静かで幸せな暮らしを崩したのは、母から受け継がれた血でした。
「聞き耳」の力のせいで、少しずつ運命の歯車が狂っていった小夜。
だけど、運命に翻弄されることなくまっすぐに進む姿が、なんだかいじらしいんですよ!!
野火と出会って、また二人の関係が微妙で、読み終わったあとホッコリとした気持ちになります。
子供が読むのにぴったりなのに、大人でも楽しめるのが上橋さんの本の特徴だと思います。
狐笛のかなた (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 狐笛のかなた (新潮文庫)より
4101302715
No.81
(4pt)

小夜のいじらしさがたまりません!

『精霊の守り人』を読み、あまりにも面白かったので、上橋さんの本を読むことにしました。
守り人シリーズとは違うんですが、子供が読んでも面白い本になってました!

不思議な力を持つ小夜。
彼女の、静かで幸せな暮らしを崩したのは、母から受け継がれた血でした。
「聞き耳」の力のせいで、少しずつ運命の歯車が狂っていった小夜。
だけど、運命に翻弄されることなくまっすぐに進む姿が、なんだかいじらしいんですよ!!
野火と出会って、また二人の関係が微妙で、読み終わったあとホッコリとした気持ちになります。
子供が読むのにぴったりなのに、大人でも楽しめるのが上橋さんの本の特徴だと思います。
狐笛のかなた Amazon書評・レビュー: 狐笛のかなたより
4652077343
No.80
(5pt)

大人も楽しめますので是非

ジャンルは児童文学に当たるそうですが、大人が読んでも十分に楽しめる内容です。また、大人が児童文学を読むという視点で良い所は、何と言っても「読みやすい」ということ。軽快に話が進むので、あっという間に物語の中に引き込まれてしまいます。

 主人公の小夜と霊狐である野火のまっすぐな想いが胸に染みました。文句なしの傑作だと思います。
狐笛のかなた (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 狐笛のかなた (新潮文庫)より
4101302715
No.79
(5pt)

大人も楽しめますので是非

ジャンルは児童文学に当たるそうですが、大人が読んでも十分に楽しめる内容です。また、大人が児童文学を読むという視点で良い所は、何と言っても「読みやすい」ということ。軽快に話が進むので、あっという間に物語の中に引き込まれてしまいます。

 主人公の小夜と霊狐である野火のまっすぐな想いが胸に染みました。文句なしの傑作だと思います。
狐笛のかなた Amazon書評・レビュー: 狐笛のかなたより
4652077343
No.78
(5pt)

素晴らしいの一言...

「守り人シリーズ」との違いは、あの作品がかなり大陸的な壮大さと野性味に満ち溢れていたとすれば、こちらはどこか日本的原風景を舞台に、ややセンチメンタルな若者の初恋がストーリーの根幹にあるところか。
 しかし、冒頭から最終頁まで読者を決して飽きさせないストーリーの面白さと、まるで映画を観ているかのように読者の頭に鮮明に映像を映し出させる精緻で美しい描写力は、本作でもいかんなく発揮されていて圧倒される。
 特に和製ファンタジーについては他の作家の作品を読んだ経験はほとんど無いが、「守り人シリーズ」も含め果たしてこれら以上に面白い作品がかつてあったのか、想像するのが難しい。
狐笛のかなた (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 狐笛のかなた (新潮文庫)より
4101302715
No.77
(5pt)

素晴らしいの一言...

「守り人シリーズ」との違いは、あの作品がかなり大陸的な壮大さと野性味に満ち溢れていたとすれば、こちらはどこか日本的原風景を舞台に、ややセンチメンタルな若者の初恋がストーリーの根幹にあるところか。
 しかし、冒頭から最終頁まで読者を決して飽きさせないストーリーの面白さと、まるで映画を観ているかのように読者の頭に鮮明に映像を映し出させる精緻で美しい描写力は、本作でもいかんなく発揮されていて圧倒される。
 特に和製ファンタジーについては他の作家の作品を読んだ経験はほとんど無いが、「守り人シリーズ」も含め果たしてこれら以上に面白い作品がかつてあったのか、想像するのが難しい。
狐笛のかなた Amazon書評・レビュー: 狐笛のかなたより
4652077343
No.76
(5pt)

小夜の肌のあたたかさ

ラストの内容に少し触れています。

春名ノ国と湯来ノ国、両者には美しい水源地若桜野をめぐる
悲しい因縁があり、互いに呪詛をかけました。
静かに祖母と暮らしていた少女小夜は、傷付いた幼い霊狐野火を助け、
二人は惹かれ合います。
野火を抱えて逃げた小夜は幽閉された少年小春丸と友になりますが、
時を経て彼等は逃れられない争いへ巻き込まれていきます。

私達が持つ日本の情景の粋のような春名ノ国。
野火の駆ける音、野山の匂いがしてきそうです。
土地と共に生きる喜び、土地へ溜めこんだ苦しみを登場人物の誰もが持っており、
終わらす事の出来ない争いにやりきれなさも感じます。

しかしあまりに真っ直ぐな小夜と野火は、なりふり構わず呪いも憎しみも超えていきます。
想い合う互いの為に、小春丸の為に、負の連鎖を断ちきる為に。
それが代償を伴おうとも、小さな二人が無心にそうするからこそ、物語は胸に迫ります。
“かなた”とは、そういう言葉です。

最後に小春丸と大朗が若桜野で野火と小夜を見かけた時の、
「ほら、あそこに小夜がおります。」
私はこの台詞が堪らなく切なかったです。
かなたへと渡った彼等に、小春丸は駆け寄る事はしません。
一心に手を振り、彼等も幸せそうに笑います。

上橋菜穂子の練り込まれたストーリーに安心感があり、あっさりと読みやすいです。
あまりに手馴れた書き口と簡潔さのせいか、少し物足りなさもありました。
伝えたいものが溢れ、少し急いでいるような感じです。
読み終わってそう感じましたが、思い返すほど切なさが湧き起こる作品で、
迷いましたが星五つにします。

野火を懐に抱いて駆けた小夜の、肌のように沁みるあたたかさが、全編から感じられる物語です。
狐笛のかなた (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 狐笛のかなた (新潮文庫)より
4101302715
No.75
(5pt)

小夜の肌のあたたかさ

ラストの内容に少し触れています。

春名ノ国と湯来ノ国、両者には美しい水源地若桜野をめぐる
悲しい因縁があり、互いに呪詛をかけました。
静かに祖母と暮らしていた少女小夜は、傷付いた幼い霊狐野火を助け、
二人は惹かれ合います。
野火を抱えて逃げた小夜は幽閉された少年小春丸と友になりますが、
時を経て彼等は逃れられない争いへ巻き込まれていきます。

私達が持つ日本の情景の粋のような春名ノ国。
野火の駆ける音、野山の匂いがしてきそうです。
土地と共に生きる喜び、土地へ溜めこんだ苦しみを登場人物の誰もが持っており、
終わらす事の出来ない争いにやりきれなさも感じます。

しかしあまりに真っ直ぐな小夜と野火は、なりふり構わず呪いも憎しみも超えていきます。
想い合う互いの為に、小春丸の為に、負の連鎖を断ちきる為に。
それが代償を伴おうとも、小さな二人が無心にそうするからこそ、物語は胸に迫ります。
“かなた”とは、そういう言葉です。

最後に小春丸と大朗が若桜野で野火と小夜を見かけた時の、
「ほら、あそこに小夜がおります。」
私はこの台詞が堪らなく切なかったです。
かなたへと渡った彼等に、小春丸は駆け寄る事はしません。
一心に手を振り、彼等も幸せそうに笑います。

上橋菜穂子の練り込まれたストーリーに安心感があり、あっさりと読みやすいです。
あまりに手馴れた書き口と簡潔さのせいか、少し物足りなさもありました。
伝えたいものが溢れ、少し急いでいるような感じです。
読み終わってそう感じましたが、思い返すほど切なさが湧き起こる作品で、
迷いましたが星五つにします。

野火を懐に抱いて駆けた小夜の、肌のように沁みるあたたかさが、全編から感じられる物語です。
狐笛のかなた Amazon書評・レビュー: 狐笛のかなたより
4652077343
No.74
(5pt)

物語の閉じ方がすばらしい著者

上橋先生の守り人シリーズが好きだったのでこの「弧笛のかなた」も
手に取ってみたのですが、本作も守り人同様、登場人物に共感したり
感情移入できたりと、うまい心情描写や人間くさいキャラクターで
見事に引き込まれてしまいました。

ただ守り人シリーズをすべて読み終えていたので、
なんとなくあの完成度の高さを知って読んでいると、所々違和感を覚える
部分があったのですが、これは好みの問題かも知れません。

上橋先生の作品が好きな人はもちろん、昔の日本を舞台にした
和製ファンタジーに興味のある方は読んで損は無いと思います。
ご都合主義ではない、運命に翻弄されながらも人間くさく(人間だけではないですが)
生き抜いていく人々に感動を覚えます。

そしてなによりもこの著者は守り人シリーズでも感じていましたが、
物語のラストシーンだったり、お話の閉め方が逸脱しています。
裏切らないラストというか、ほどよい余韻を残しながら本を閉じられる、
そんなラストをもたらしてくれます。

いろんな方に是非読んで欲しい作品だと思います。
狐笛のかなた (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 狐笛のかなた (新潮文庫)より
4101302715
No.73
(5pt)

物語の閉じ方がすばらしい著者

上橋先生の守り人シリーズが好きだったのでこの「弧笛のかなた」も
手に取ってみたのですが、本作も守り人同様、登場人物に共感したり
感情移入できたりと、うまい心情描写や人間くさいキャラクターで
見事に引き込まれてしまいました。

ただ守り人シリーズをすべて読み終えていたので、
なんとなくあの完成度の高さを知って読んでいると、所々違和感を覚える
部分があったのですが、これは好みの問題かも知れません。

上橋先生の作品が好きな人はもちろん、昔の日本を舞台にした
和製ファンタジーに興味のある方は読んで損は無いと思います。
ご都合主義ではない、運命に翻弄されながらも人間くさく(人間だけではないですが)
生き抜いていく人々に感動を覚えます。

そしてなによりもこの著者は守り人シリーズでも感じていましたが、
物語のラストシーンだったり、お話の閉め方が逸脱しています。
裏切らないラストというか、ほどよい余韻を残しながら本を閉じられる、
そんなラストをもたらしてくれます。

いろんな方に是非読んで欲しい作品だと思います。
狐笛のかなた Amazon書評・レビュー: 狐笛のかなたより
4652077343
No.72
(5pt)

ラストシーンがとても素晴らしかった!

ラストシーンがとても素晴らしかった! 切なく、あたたかなものがこみ上げてきて、涙がこぼれました。満開の桜の花びらがはらはらと舞い散る中の情景の、例えようもない美しさ。深くしみてくるものがあって、心が震えました。
 とまあ、ラストシーンの美しさに問答無用でしびれてしまった次第でしたが、もちろん、そこに至るまでの話の展開がよかったですね。なかでも、情景を眼前にありありと浮かべてみせるイメージの喚起力と、「あわい」や「闇ノ戸」「光の脈」といった舞台背景のアイテムが印象的。後者、この世と、カミガミや霊力のある獣たちが暮らす深い森、その境にあるという「あわい」の空間には、格別、心惹かれるものがありました。
 小夜(さよ)と野火(のび)、ふたつの魂のひたむきでまっすぐな想いが、黒い呪いを打ち破り、その向こうへと突き抜けていく物語。目下夢中になっている「守り人(もりびと)」シリーズの作者だから、これも期待できるかなあくらいの、割と軽い気持ちで読み始めたんですけどね。最初に記したように、ラストシーンのあまりの美しさに涙がしばらく止まりませんでした。忘れがたい物語のひとつになりました。
 2003年(平成15年)11月、理論社より刊行された作品。新潮文庫の解説文を、宮部みゆきと金原瑞人の両氏が書いているというのもいいですね。
狐笛のかなた (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 狐笛のかなた (新潮文庫)より
4101302715
No.71
(5pt)

ラストシーンがとても素晴らしかった!

ラストシーンがとても素晴らしかった! 切なく、あたたかなものがこみ上げてきて、涙がこぼれました。満開の桜の花びらがはらはらと舞い散る中の情景の、例えようもない美しさ。深くしみてくるものがあって、心が震えました。
 とまあ、ラストシーンの美しさに問答無用でしびれてしまった次第でしたが、もちろん、そこに至るまでの話の展開がよかったですね。なかでも、情景を眼前にありありと浮かべてみせるイメージの喚起力と、「あわい」や「闇ノ戸」「光の脈」といった舞台背景のアイテムが印象的。後者、この世と、カミガミや霊力のある獣たちが暮らす深い森、その境にあるという「あわい」の空間には、格別、心惹かれるものがありました。
 小夜(さよ)と野火(のび)、ふたつの魂のひたむきでまっすぐな想いが、黒い呪いを打ち破り、その向こうへと突き抜けていく物語。目下夢中になっている「守り人(もりびと)」シリーズの作者だから、これも期待できるかなあくらいの、割と軽い気持ちで読み始めたんですけどね。最初に記したように、ラストシーンのあまりの美しさに涙がしばらく止まりませんでした。忘れがたい物語のひとつになりました。
 2003年(平成15年)11月、理論社より刊行された作品。新潮文庫の解説文を、宮部みゆきと金原瑞人の両氏が書いているというのもいいですね。
狐笛のかなた Amazon書評・レビュー: 狐笛のかなたより
4652077343
No.70
(5pt)

美しくも切ない物語

この本は、上橋菜穂子さんが書いたということで読んでみたのだけど、恋がテーマになっていて文章や背景、一つ一つの場面などがとても美しく感じられました。
ドロドロとした領土争いのなか、小夜や野火、小春丸といった登場人物の想いの清らかさ、優しさが感じられてとてもよかったです。
読んでいて、とても心が温まり言葉ではいいあらわせない感動、切なさを体験でき、読み終わった後のかんじはとても幸せで、爽やかでした。
わたしのなかでは、守り人シリーズを上回る傑作です。
狐笛のかなた (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 狐笛のかなた (新潮文庫)より
4101302715
No.69
(5pt)

美しくも切ない物語

この本は、上橋菜穂子さんが書いたということで読んでみたのだけど、恋がテーマになっていて文章や背景、一つ一つの場面などがとても美しく感じられました。
ドロドロとした領土争いのなか、小夜や野火、小春丸といった登場人物の想いの清らかさ、優しさが感じられてとてもよかったです。
読んでいて、とても心が温まり言葉ではいいあらわせない感動、切なさを体験でき、読み終わった後のかんじはとても幸せで、爽やかでした。
わたしのなかでは、守り人シリーズを上回る傑作です。
狐笛のかなた Amazon書評・レビュー: 狐笛のかなたより
4652077343
No.68
(5pt)

切ないファンタジー

小夜と野火両方の境遇は決して恵まれていないけど、愛し合っていることがよく分かります。一生懸命生きることは素晴らしいことなんだなと、改めて気付かせてくれる作品ですね。
狐笛のかなた (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 狐笛のかなた (新潮文庫)より
4101302715