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芥子の花 金春屋ゴメス(異人村阿片奇譚)
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芥子の花 金春屋ゴメス(異人村阿片奇譚)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 第一巻 での三人が今回も登場をしますが,そのうちの一人,女性キャラについては, 前巻と同様に出番が少なく,大した役回りもなくと,せっかくの『同期』なのですから, 今のようなマスコット的な扱いではなく,もう少し物語に関わって欲しいように感じます. また,多くの出来事を用意し,徐々に軸の部分が見えてくる様子は面白かったのですが, 人や因縁など,過去を含め,多くを絡ませたせいで,いささか複雑で,散漫に映ることも. 一方で,青年の負けん気の強さや,新しい仲間が覗かせる辛いやり取りとその胸の内, さらには,傍若無人なはずのゴメスが抱えている…かもしれない,立場ゆえの苦悩など, 一部のキャラクタに見られた,掘り下げや心理描写はなかなか良かったのではと思います. そして,この事件がきっかけとなり,小さな江戸を,大きな禍が襲うことになりそうで, 舞台も広がるのか,あくまでも江戸の中で進むのか,シリーズ再開作の次巻が楽しみです. | ||||
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話のスジは面白いし、楽しみましたが「シリーズ2作目」としては、少しキャラの掘り下げがほしかった。 …と、いうより、個人的に新しい事件より、ゴメスがどういう経緯で日本から江戸に行ったのか、や松吉や奈美や利保がどういう経緯で江戸入りの心境になったのか、をもっと詳細に知りたかった、という方が正確かも。1作目でも本作でも、ちょろっと触れてるその部分がとても興味深く面白く感じたので、そっちを語って欲しかったな~、という、感想というより要望ですね。 | ||||
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ご存知「金春屋ゴメス」。今回は阿片をめぐる物語。一善飯屋「金春屋」の裏手に、 通称「裏金春」と呼ばれる長崎奉行所出張所があり、ゴメスや配下の者たちが起居して いるという設定は前作と同じだ。またおなじみの人たちに会えた。今回も悪に完全と 立ち向かうゴメス。このキャラクターは、笑える。ドタバタなところもあるが、悪の 手先になることを拒み命を落とした者や、幸薄い女性などが登場して、ホロリとした ところもあった。さてさて、ラストにはまだ悪の存在のにおいが・・・。ゴメスの活躍は まだまだ続きそうだ。次回作にも期待したい。この作品を読む前に、1作目の 「金春屋ゴメス」を読むことをぜひおすすめしたい。 | ||||
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