オーデュボンの祈り

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オーデュボンの祈りの評価:

4.01/5点 レビュー 342件。 C ランク

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平均点4.01pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全681件 501〜520 26/35ページ
No.181
(4pt)

ファンタジーというかミステリーというか、魅惑的な作品です。

今をときめく伊坂幸太郎の出版デビュー作です。
主人公がコンビニ強盗をする場面から物語が始まります。
その唐突さもさることながら、舞台は戦国時代から現在まで日本との交流を絶ったある島の中で展開していくことになります。
この「なんとなくその本の世界にはまっていく」っていうのは、たぶんすごいことだと思うんです。
(宮部みゆきもそのあたりすごいと思う)
ありえない荒唐無稽な設定ではあると思うんですが、物語に「するっ」と引き込まれていくような感じがします。
何でもあるその島に唯一欠けているものとは何か?
そして島の象徴、「未来を見通すカカシ」優吾(ゆうご)を殺したのは果たして誰か?
どこか足元の定まらない主人公は、上記2つとの関連の中、改めて自分を認識することになります。
最後のシーン、主人公の恋人が島である行為をするんですが、そのシーンが美しすぎます!
文章なんですが、五感に訴えるようなその筆致。
素晴らしい物語です。
「さくら」のキャラクターもナイスです。
『悪いことは悪い』『だからどうした』その通り!
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.180
(4pt)

でも素敵な話ですよ。

私にとって2冊目の伊坂作品です。
重力ピエロを読んだ時から感じていたんですが、どうしても村上春樹の匂いが鼻についてしまいます。
今作品に至っては「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を思い出さずにはいられない展開でした。異世界と現実のお話が並行して進んでいくところや、独特の哲学を持った主人公をはじめとする人物設定、ラストの「この島に欠けているもの」はそのままと言ってもいいでしょう。春樹ほどナルシスティックではありませんが。
「ハードボイルド」の影響を強く受けているのはほぼ間違いないと思いますが、やはりミステリー作家だけあって伏線の張り方はなかなか凝っていて、終盤の優午関係の種明かしは爽快でした。ただ、そのきれいなラストに向かうためにキャラクターが配置されているような気もしてしまいます。一人一役見たいな感じで。
とくに桜や城山と主人公が絡むエピソードが欲しいですね。城山は最期があっさりだし、桜は結局ほとんど説明になってないです。
オーデュボンの祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮文庫)より
4101250219
No.179
(4pt)

ファンタジーというかミステリーというか、魅惑的な作品です。

今をときめく伊坂幸太郎の出版デビュー作です。
主人公がコンビニ強盗をする場面から物語が始まります。
その唐突さもさることながら、舞台は戦国時代から現在まで日本との交流を絶ったある島の中で展開していくことになります。
この「なんとなくその本の世界にはまっていく」っていうのは、たぶんすごいことだと思うんです。
(宮部みゆきもそのあたりすごいと思う)
ありえない荒唐無稽な設定ではあると思うんですが、物語に「するっ」と引き込まれていくような感じがします。
何でもあるその島に唯一欠けているものとは何か?
そして島の象徴、「未来を見通すカカシ」優吾(ゆうご)を殺したのは果たして誰か?
どこか足元の定まらない主人公は、上記2つとの関連の中、改めて自分を認識することになります。
最後のシーン、主人公の恋人が島である行為をするんですが、そのシーンが美しすぎます!
文章なんですが、五感に訴えるようなその筆致。
素晴らしい物語です。
「さくら」のキャラクターもナイスです。
『悪いことは悪い』『だからどうした』その通り!
オーデュボンの祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮文庫)より
4101250219
No.178
(4pt)

こんな小説今までなかった

設定が150年もの間、外部との交流を持たない孤島(それでいて日本国内)。
登場するのが、言葉を話し、未来を予知するカカシ、嘘しか言わない画家、体重300キロのウサギさん?、殺人を許された男等々。
非日常もここまで徹底してやられると逆に現実味を帯びるから不思議だ。
ミステリー?ファンタジー?どっちでもいい!ともかく独特の世界です。
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.177
(4pt)

こんな小説今までなかった

設定が150年もの間、外部との交流を持たない孤島(それでいて日本国内)。
登場するのが、言葉を話し、未来を予知するカカシ、嘘しか言わない画家、体重300キロのウサギさん?、殺人を許された男等々。
非日常もここまで徹底してやられると逆に現実味を帯びるから不思議だ。
ミステリー?ファンタジー?どっちでもいい!ともかく独特の世界です。
オーデュボンの祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮文庫)より
4101250219
No.176
(5pt)

新しいミステリー

理屈ぬきに面白いと思います。
厚めの本なので、最初は読むのが面倒に感じましたが、進むうちに止まらなくなって一気に読んでしまいました。
あまりあれこれ言ってしまうと、この本を読むわくわく感がなくなってしまうので、詳しくはいえませんが、無数の点でしかなかった事柄が、ラストに向けてどんどんと線になっていくさまは見事。なかなか自分で推理することはできません。
落ちも痛快で、読後には奇妙と思うべき島の風習をすっかり受け入れてしまっていました。もし、荻島を訪れる次に人が自慢げに島の説明を始めるであろう自分を想像できるくらいに。
しかしながら、最後のなぞの答えはやや安直な気も。
分類はミステリーとされていますが、ファンタジー要素も強く、カテゴリー化できない感じです。
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.175
(5pt)

新しいミステリー

理屈ぬきに面白いと思います。
厚めの本なので、最初は読むのが面倒に感じましたが、進むうちに止まらなくなって一気に読んでしまいました。
あまりあれこれ言ってしまうと、この本を読むわくわく感がなくなってしまうので、詳しくはいえませんが、無数の点でしかなかった事柄が、ラストに向けてどんどんと線になっていくさまは見事。なかなか自分で推理することはできません。
落ちも痛快で、読後には奇妙と思うべき島の風習をすっかり受け入れてしまっていました。もし、荻島を訪れる次に人が自慢げに島の説明を始めるであろう自分を想像できるくらいに。
しかしながら、最後のなぞの答えはやや安直な気も。
分類はミステリーとされていますが、ファンタジー要素も強く、カテゴリー化できない感じです。
オーデュボンの祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮文庫)より
4101250219
No.174
(5pt)

異色ながら原点を思わせる作品

他の伊坂作品(特に最近のもの)と比較すると、この作品は極めてシュールでファンタジー的な要素が強く、
「著者はこういった趣向のものもかけるのか」と素直に驚いた。
デビュー作ということで、主人公の推理、推測がやや飛躍的になる部分もあるが、
この物語全体が童話的であることもあり、それほど強い違和感をもたらすものでもない。
加えて現在の作品にも通ずる軽快な文章ですらすらと読み進めることができる。
多種多様な登場人物がもたらすエピソードはそれだけでも魅力十分だが、
それらが互いに絡まりあって世界観をどこまでも広げながら見事に収束させていく著者の腕にはただただ唸るばかり。
また、伊坂イズムともいえる考えの数々が物語の中で顔を出しており、まさに著者の原点を感じさせる、といった意味でも感慨深い。
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.173
(5pt)

異色ながら原点を思わせる作品

他の伊坂作品(特に最近のもの)と比較すると、この作品は極めてシュールでファンタジー的な要素が強く、
「著者はこういった趣向のものもかけるのか」と素直に驚いた。
デビュー作ということで、主人公の推理、推測がやや飛躍的になる部分もあるが、
この物語全体が童話的であることもあり、それほど強い違和感をもたらすものでもない。
加えて現在の作品にも通ずる軽快な文章ですらすらと読み進めることができる。
多種多様な登場人物がもたらすエピソードはそれだけでも魅力十分だが、
それらが互いに絡まりあって世界観をどこまでも広げながら見事に収束させていく著者の腕にはただただ唸るばかり。
また、伊坂イズムともいえる考えの数々が物語の中で顔を出しており、まさに著者の原点を感じさせる、といった意味でも感慨深い。
オーデュボンの祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮文庫)より
4101250219
No.172
(5pt)

デビュー作だが、面白い。

伊坂幸太郎のデビュー作
気付いたら孤島にいた青年の話。
不思議な孤島
今までいたリアルの場所
その二つの場所を舞台に話が進んでいく。
伊坂風「キノの旅」いや、「キノの国」。
まさにこんな感じ。
絶対悪みたいなのが出てて新鮮だった。
伊坂氏のSEの経験がところどころに出てるようだ。
桜と城山が非常にいい。両者そろって切れ味バツグン。
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.171
(5pt)

デビュー作だが、面白い。

伊坂幸太郎のデビュー作
気付いたら孤島にいた青年の話。
不思議な孤島
今までいたリアルの場所
その二つの場所を舞台に話が進んでいく。
伊坂風「キノの旅」いや、「キノの国」。
まさにこんな感じ。
絶対悪みたいなのが出てて新鮮だった。
伊坂氏のSEの経験がところどころに出てるようだ。
桜と城山が非常にいい。両者そろって切れ味バツグン。
オーデュボンの祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮文庫)より
4101250219
No.170
(5pt)

子供の絵

子供が描いた稚拙な絵のような話だ、と思った。
普通は掴みにくい設定だと思うのに、伊坂の文章は読者を飽きさせない。
ファンタジーとミステリーの混雑した先にあるのは、舞台である荻島。
好き嫌いは分かれるかも知れない、でもこの本は私たちを想像もつかない新天地へと連れてってくれる気がする。
子供のような発想を小説にしてしまうのは、この人くらいだろう、と思った。
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.169
(5pt)

子供の絵

子供が描いた稚拙な絵のような話だ、と思った。
普通は掴みにくい設定だと思うのに、伊坂の文章は読者を飽きさせない。
ファンタジーとミステリーの混雑した先にあるのは、舞台である荻島。
好き嫌いは分かれるかも知れない、でもこの本は私たちを想像もつかない新天地へと連れてってくれる気がする。
子供のような発想を小説にしてしまうのは、この人くらいだろう、と思った。
オーデュボンの祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮文庫)より
4101250219
No.168
(5pt)

不思議な島の話

誰も知らない不思議な島の話.
小川洋子「密やかな結晶」を思い出した.
現実には有り得ない,それなのに違和感なく入り込める世界観.
非常にわかりやすい,すっきりとした作品.
これがデビュー作だから驚き.
ちなみに作品に登場する男性は姓のみ,女性は名前のみで呼ばれている.
このように,細かい点に気をつけていると,不思議な世界に読者を入り込ませるための者の工夫を見つけることができる.
伊坂幸太郎の作品は初めてだが,他のものが読みたくなった.
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.167
(5pt)

不思議な島の話

誰も知らない不思議な島の話.
小川洋子「密やかな結晶」を思い出した.
現実には有り得ない,それなのに違和感なく入り込める世界観.
非常にわかりやすい,すっきりとした作品.
これがデビュー作だから驚き.
ちなみに作品に登場する男性は姓のみ,女性は名前のみで呼ばれている.
このように,細かい点に気をつけていると,不思議な世界に読者を入り込ませるための者の工夫を見つけることができる.
伊坂幸太郎の作品は初めてだが,他のものが読みたくなった.
オーデュボンの祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮文庫)より
4101250219
No.166
(5pt)

斬新!

日本なのに日本人が知らない荻島っていう離れ小島が舞台。シュールでミステリーなのに何処かファンタジー。一人もかぶらない個性的な登場人物達が一番の魅力。さらさら〜とした文章の中にちらほら覗く黒い部分。伊坂さんの書く文章はシャープで読みやすい。登場人物の会話も面白いし引き込まれる。「もっとどんどん違う作品を読みたい」と思わせてくれます。因みに私は伊坂作品は全部読みましたが、1位が『アヒルと鴨のコインロッカー』2位が『オーデュボンの祈り』3位が『グラスホッパー』でした。
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.165
(5pt)

斬新!

日本なのに日本人が知らない荻島っていう離れ小島が舞台。シュールでミステリーなのに何処かファンタジー。一人もかぶらない個性的な登場人物達が一番の魅力。さらさら〜とした文章の中にちらほら覗く黒い部分。伊坂さんの書く文章はシャープで読みやすい。登場人物の会話も面白いし引き込まれる。「もっとどんどん違う作品を読みたい」と思わせてくれます。因みに私は伊坂作品は全部読みましたが、1位が『アヒルと鴨のコインロッカー』2位が『オーデュボンの祈り』3位が『グラスホッパー』でした。
オーデュボンの祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮文庫)より
4101250219
No.164
(2pt)

幻想小説?

初:伊坂作品ですv
とりあえずは一番古い作品から順番に、ということで読みました。
ミステリーと書いてありますが、幻想小説の雰囲気です。
全体的に霧に包まれているような、とらえどころのないもやもやした感じ。
不思議な話でした。
見えすぎるのは、辛いことなのね。
文章も最初はちょいとリズムが私と合わなくて、読み辛かったかな。
次の作品はどう進化してるか楽しみですv
文庫版は大幅に加筆修正してあるそうなので、そのうちに読んでみますv
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674
No.163
(2pt)

幻想小説?

初:伊坂作品ですv
とりあえずは一番古い作品から順番に、ということで読みました。
ミステリーと書いてありますが、幻想小説の雰囲気です。
全体的に霧に包まれているような、とらえどころのないもやもやした感じ。
不思議な話でした。
見えすぎるのは、辛いことなのね。
文章も最初はちょいとリズムが私と合わなくて、読み辛かったかな。
次の作品はどう進化してるか楽しみですv
文庫版は大幅に加筆修正してあるそうなので、そのうちに読んでみますv
オーデュボンの祈り (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮文庫)より
4101250219
No.162
(5pt)

人間臭さを堪能できます

150年もの間、鎖国状態が続いている荻島。
未来を見通せる"話す"案山子。
非現実的な印象を持たせるが実は超現実的(シュール)な内容。
伊坂さんの描く人物像・何気ない会話は
どこか人間臭くいつも引き込まれます。
無意識に現代人が求めている世界って、
こんなんなんかなぁ‥と感じる作品でした。
個人的には城山vs桜が予想通りでスカッとしました。
オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部) Amazon書評・レビュー: オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)より
4106027674