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アヒルと鴨のコインロッカー
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アヒルと鴨のコインロッカーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全59件 41~59 3/3ページ
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主張や考えがどうしようもなく幼いなぜ売れるのか評価されるのかわからなくもないですがこれを読んで喜ぶ人は他人はおろか自分幸せについてすら真面目に考えた事がないのだろうなと思いましたまるで漫画の小説中高生やリアリズムにどっぷり浸かった大人のための本ですかね | ||||
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伊坂ワールド!!…よく分からんかった。駄作ではないと思う。ただ、小説としての深さがない。流れるように話が進み、後には何も残らない。ブータン人だったり、白すぎるペット経営者だったり、キャラが濃すぎるために物語が薄く感じられたのだろうか。「ラッシュライフ」や「オーデュボンの祈り」の雰囲気なら大好きな小説家なんだけどなぁ…。 | ||||
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伊佐お得意の多視点ミステリ。過去と現在、椎名と琴美という2人の視点で物語は進むが、一人は事件の被害者で一人は無関係というのが目新しい程度。途中まで読んでいくと落ちが見えてくるし、琴美が殺されるところも「Curiosity killed the Cat」というところだ。最終的にサイコパスを皆殺しにするのが伊坂の流儀なのでかまわないが、タイトルとかディランとか村上春樹の悪いところばかりまねしましたって感じ。駄作です。 | ||||
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知人に伊坂幸太郎を薦められ、まずこの本を読みました。 著者の他の作品は読んだことがなく、 そもそもミステリーを読むこともないので、 参考になるかわかりませんが…。 行間を読む必要がない、難解な言葉が出てこない、 同じ人物の特徴について毎度同じ描写がされるなど、 頭を使わずに楽に読める作品だと感じました。 誰にでもそういう本を読みたくなるときはあるものだと思います。 私が古くさい文学作品ばかり読んでいるせいもあるのでしょうが、 「なるほど、こういう本が売れるのか」と感心する一方、 著者の自己満足的で陳腐な比喩が多く、ボキャブラリに乏しく、 全体として表現が稚拙な印象を受けました。 文学作品ではないのだからサスペンスを楽しもうと思いましたが、 来日して数年のブータン人を日本人と信じ込むとか、 人を轢いた乗用車の乗員3人のうち2人がその事故で死亡するとか、 本屋でレジ打ちしていた女子高校生と唐突に人生相談が始まるとか、 有り得ないシチュエーションが多く、興ざめしてしまいました。 皆様のレビューを見ると、どうやら著者の他の作品を読んだ方がよかったのでしょうか。 | ||||
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作品そのものはよかったのかもしれません。 が、やはり虐待のイメージが最期まで抜けず・・・読んでいてなんだか悲しくなりました。しかも、どうやって動物が死んでいたかがフツウに書かれていて、ちょっと信じられない気分になりさえもしました。伊坂さんの作品は、終末のフールしか読んだことありませんが、面白かったのでその延長で読みましたが・・・他の作品に期待します。 | ||||
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お話や構成に関しては非常に面白く引っ張っられて読めたと思う。 ただ、とにかく動物虐待が辛くてそればかりが印象に残って辛いです。 伊坂作品の特徴かもしれないな、と思うのは度を超えた暴力(精神的なものも含めて)と、構成の巧妙さ、はったりのうまさだと思うのですが、このお話は多分自分が愛猫家だからこそなんだけど、前述の要素が強すぎて、構成の巧妙さも負けてしまった。 ドンデン返しも素晴らしかったように思うけれども、正直言うと最後まで人より動物だけが酷い目にあったと言う印象。 爽快さはあまりなく、今まで読んだ伊坂作品の中では一番残念と言わざるを得ません。 が、自分が多分愛猫家であるがためにのマイナス点が多すぎるので、☆2です。 | ||||
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この作家が本当に評価されているのかと驚かされる内容でした。日本人にしか思えない外人という設定も馬鹿馬鹿しく、動機も冗談かと思えるほど。図書館を襲わないか?と持ち掛けられてついて行く人もいないでしょう。全体的に読むのが辛くなるほど内容は薄い。 | ||||
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友人に勧められ、初めて読んだ伊坂幸太郎作品。 この作品は、「2年前」と「現在」の2つの時間軸によって描かれています。 そのうち過去が現在に追いついて、時間軸が交わり、一本に統一されるのかと思いきや、ずっと「2年前」と「現在」の時間軸は平行したまま物語は進んでいきます。 最後まで読まないと、過去と現在の繋がりが見えてこないので、先が気になり、一気に読んでしまいました。 「2年前」の物語の登場人物と、「現在」の物語の登場人物は、共通している人もいれば、いなくなってしまった人も・・・。 その、過去と現在の繋がり=「2年前」の物語の登場人物が「現在」の物語でどう存在しているか、ということが、この作品のミステリーの核となっている部分であり、オチというわけです。 過去と現在がどう繋がっているのか察知させない、先の見えない謎めいた描き方は、物語の構成に面白さを感じさせてくれました。 ただ、私はこの作品を読みながら、ずっと違和感を感じていました。 というのは、ミステリー要素や構成力は別として、登場人物に全く感情移入ができず、そういった意味で作品を楽しむことができなかったからです。 「2年前」と「現在」に登場する人物の、そのほとんどが、あまりキャラが確立されてはおらず、ただ台詞が並べられているだけのような、上っ面しか見えないようなもどかしさがありました。 唯一特徴的なキャラである「麗子さん」も、彼女の言動に逐一、無表情だとか、無感情だとかという一言が添えられていて、彼女の描き方がわざとらしすぎて、上滑りな印象を受けました。 どのキャラクターにも現実味が感じられず、感情移入できないために、引き込まれるような面白さが足りなかったように思います。 とはいえ、構成自体は十分楽しめると思いますので、ミステリー好きの方には良い作品かもしれません。 | ||||
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動物虐待、性病、復讐などの重苦しい話で、後味が悪すぎる。 読み終わったあと凄くモヤモヤとした気持ちが残る。 動物虐待とかの話は苦手なんで、読んでいて辛かった。 ラスト付近で明らかになる真相には驚かされましたが、いいところはそれだけ。 なによりも、あの時点で警察に知らせないっていうのが信じられない。 あまりにも不可解で、一気に萎えてしまいます。 文体はもろに村上春樹。 いろいろな所で村上春樹の影響が伺えます | ||||
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出だしあたりは面白かったが、中盤以降は読んでいられないレベル。 村上春樹的な空気感はいいんだけど、あれは純文学のあたりの枠組みでやるからいいのであって、ミステリのかっちりした枠組みの中でやるには合わない。 登場人物の行動理由や動機が滅茶苦茶で、非常にご都合主義で苛々した。 あと、凄く空気の読めない文章を書く。 あくまで焦点を物語に合わせておきつつ、その側面に洒落た小話やレトリックが出てくるのはいいんだけども、洒落た部分にもろに焦点を当てた書き方をするから、冗長になるし、何より鬱陶しく感じる。サスペンスに傾いてるところで、そんなところに焦点を合わせるなよ、みたいなのが多い。 | ||||
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面白い着想の本だし、過去の登場人物と絡ませてくる、話の構成とかはよく出来ていると思います。 でも、このお話はちょっと退屈で、段々重苦しくなって読後感も余りよくなかったです。 同じく不思議系の登場人物な「重力ピエロ」は好きなんですけど。 伊坂さんの本をこれから読もうと思われる方は、まず「チルドレン」「死神の精度」の方を お勧めします。この本で挫折したとしたら、勿体無いですから! | ||||
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弛緩した文体が三分おきに眠気を誘う。高速道路の直線を一定速度で走行し続けると、睡魔に襲われるのと同じように。 2年の時の往来毎に覚醒するが、同時に、大きな横揺れに三半規管が不調を訴えるごとく、平行線を描く二つの物語の往復に疲労する。 さて、二つの道はやがて緩やかなカーブにさしかかり、同時に急な坂道となっていく。現実と記憶とがドルジという直線上のある一点で交差する。その交差点で、記憶が現実へと昇華し、現実が虚構へと蒸発する。 コインロッカーはその象徴として、適切な場所であるし、埋め込まれるキーワードとして、物語を交差した三人の写真とボブディランの歌は適切なアイテムだ。沢山の人が死ぬ。それぞれの死には意味づけが必要だろう。それが物語だ。だからこの物語の中の死にも意味が語られる。 弛緩した文体は最後まで続く。しかし物語を締めくくる最後の出来事の緊迫を浮き彫りにした。 そこまで作為だとすれば、この小説は実に意地悪である。 | ||||
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何か退屈な会話が延々と続く感じで、我慢して40ページまで読みましたが限界です。 | ||||
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伊坂幸太郎は以前から気になっていた作家の一人であった。この小説が面白ければ他の小説も読んでみようという期待があった・・・最初の「一緒に本屋を襲わないか」その標的は、一冊の広辞苑!?って発想は面白くて、興味をそそるものだったが、いざ読み始めると、最初は文体が上手くて、面白く、ダブィンチで東野圭吾さんを抜いて一位になるだけはあるなあと感じた・・・中盤までは・・・しかしギャグは冷え切っているし、例え話もうまくいっていないことに気が付いた。もうこの人の本は読まないだろう・・・。 | ||||
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陰鬱な内容が辛かったけどどんでん返しを期待して最後まで読んだ。 でもあんまりすっきりしなかった・・・ 他のレビューで少し書かれているけど春樹っぽいかなあ? 私はそうは思いません。 セリフがいちいち気障で芝居がかった不自然さで鼻につく。 全体的にぐっとこない作品でした。 | ||||
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伊坂幸太郎という古風な名前から、重厚なテーマの小説を勝手にイメージしてましたが、 若々しくて、おしゃれなコラージュ風小説でした。色彩が印象に残ってます。最後は、カムイが出て来そうな場面になっちゃってましたけどー。 共感できる人物が無かったから、星2つ。 | ||||
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この作品が良いか悪いかと聞かれたら、判りませんとしか言いようがない。好きか嫌いかと聞かれれば、「嫌い!」と答えます。 ストーリーに問題はないのですが、登場人物の性格が嫌いです。 先ず、椎名は優柔不断で他人ばかり気にする。琴美は頭が良いようで考えずに行動する。 ピカレスク小説は何よりも、鋭利な頭脳と機知に富んだ会話が命だと思う。 一を聴いて十を知る。切れ味の良さが命です。 小説を読みながらイライラするなんて、アホらしいです。 一度、ロス・トーマスの「500万ドルの迷宮」とか 「8人目の小人」なんか読んでみてください。 敵役なんかでも皆頭が良いし、度胸もあり、会話も洒落ている。読んでいて思わずニヤリとするシーン満載ですよ。 | ||||
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申し訳ないですが、無理でした^^; 「陽気なギャング〜」の後に読んだこともあって。。。 どこのどの部分にも面白みも感じられませんでした^^; 「あ〜、なるほどそういうことダったのかぁ」的なトリック的(?)な部分にも驚きとは言えない・・・ 「あ〜、そうなの。。。」くらいの感想しか浮かびませんでしたし。。。 「オーデュポンの〜」もこの後に読みましたが・・・同様に無理でした^^; | ||||
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陽気なギャングシリーズを読んで、伊坂さんのファンになり、この本を読んだが、陽気なギャングシリーズにあった、スカッとする感じが全くない。 途中で結末が予想できるのと、話が重苦しいので、先に読み進めるのを止めようかと思ったぐらい。がんばって読んでも、やっぱり結末が途中で読めるので、いやーな気分になった。 陽気なギャングシリーズが好きな方は、同じ疾走感を期待して読まれると、肩透かしを食らうのでご注意を! | ||||
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