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ゴールデンスランバー
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ゴールデンスランバーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全296件 41~60 3/15ページ
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伊坂幸太郎の集大成を思わせる、読み応え抜群の長編だった。本筋のストーリーは荒唐無稽なホラ話で、リアリティーのかけらもない。だが、主人公を取り巻く人物たちとの過去のエピソードは、逆にリアリティーに溢れている。種々雑多で一見本筋と無関係としか思えないエピソードまで、伏線となって後で生きて來る書き方は、正しく伊坂幸太郎的。時系列に工夫を懲らし、効果的に過去のエピソードと、現在、そして未来を読ませるテクニックはプロの仕事であった。 私はビートルズにもポール・マッカートニーにも、タイトルになった歌にも全く思い入れはない。それでも、ストーリーの基底に流れるこの歌の意味合いは十分に伝わったし、過去の仲間達が主人公を救うため、奮闘し、命を落とし、負傷するエピソードには心を打たれた。気が付けば泣いていたんだけど、こんなホラ話で泣かされるとはビックリだった。 | ||||
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伊坂幸太郎氏の作品を初めて読みました。 わたしは年間読書数も5冊くらいで、女性作家の柔らかな文章を好みます。 普段は、『どうしても寝られない時や、移動時間が長いときだけ』本を読む私ですが、偶然に本作を手にしたところ、空き時間を充ててまで物語を知りたくなり、購入して3日のうちに読みました。今、午前3時です。 舞台は日本の仙台市(仮)のようなものです。おそらく、物語の主軸となる事件の裏に壮大な国家権力がある設定なので、多少無理のある「仙台市」にし、現実との乖離を図ったのでしょう。ほかにもちらほら大国の名前が出るなど、「胡散臭さ」というのは隠せなかったのですが、その点が気にならなければ、全ての方にオススメしたいです。 こんな黄金タイトルのレビューなんて、わたしが書かなくても良いのかもしれません。わたしはそこまで読書家でもありませんし、本を読むなら映画を見てしまえという価値観を持っています。 本作に関しては、「電車移動が1時間くらいあるし、タイトル聞いたことあるし、この本読んでみようかな。」という些細すぎるきっかけで、没入感を覚えるくらいに読み込み、料理をしている時も続きが気になってしまうので外食に変更したくらいにハマったのを、ここに残しておきたいです。 こういった小説の技術テクには疎く評価する立場でもないのですが、名作に間違いなく、いつまでも本棚に残しておきたいと思っています。 | ||||
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早くて丁寧❣️ だから本の楽しみがアップ⤴️です | ||||
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この作家の小説を読むのは初めてだったけど、とても面白かった!色々書くとネタバレになってしまうので書けないが、先の展開がどうなるのだろう…と気になって、結構一気に読み進めてしまった。他の作品も読んでみようと何冊か購入しました。 | ||||
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読んでいて、映画を見ているような感覚でした。 裏表紙のあらすじを読んで購入を決めました。 現実ではありえないような物語の設定だが、過去に本当に起こった事件のような気がして 予想以上に引き込まれて行きました。 オススメの1冊です。 | ||||
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早速読書した。 | ||||
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国内を舞台にJFK | ||||
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この本のあとがきで、著者(伊坂氏)の試みが二つ指摘されている。 一つは「物語の風呂敷は、畳む過程がいちばんつまらない」、要するに、物語内で伏線を設定してそれを回収するということがつまらない。 確かに私自身この作品を読んだ後、あれはどうしておきたのだろう、など読んでいて「?」の部分がいくつかあった。しかしあえて物語の風呂敷は広げるけれど、いかに畳まないまま楽しんでもらえるか、それから、いかにそれでも読者に納得してもらえるのか、にはじめて挑戦したのが本書であり、それでも、畳んでいるように見せかける、というそれなりの技術は注いでいるという。 もう一つは、文章で場面をデッサンすることはかなり意識しているのだそうだ。以下、引用すると「新しい描写に挑戦しなければ、文章って、どうしてもそれまでと同じ癖で書いたり、すでに広く流通している他の人の描写をどこかで真似することになったり、に終始しかねませんし。 長文の描写が読者には退屈に見えうる、とは自覚しています。描写って話を停滞させる要素にもなりがちですし。それに、読者の反応を受けての自分なりの感触で言えば、おそらく描写をほとんどカットして、まるで会話だけで話を進めるかのようにして書いたほうが楽しい小説だとは言われやすいだろうとも思うんです。でも、だからと言って、描写をやめるわけにはいかない。 なぜか? 描写をしなければ、言葉がなくなってしまうからです。」 これらのことを、頭の隅にでもおいて本書を読んでもいいと思う。本書が出版された時に、著者の最高傑作だと言われたことは以上のことがうまく読者に受け入れられた結果だろう。 | ||||
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ハラハラドキドキ、エンターテインメントとしての面白さが詰まった本です。伏線等もしっかりされており、純粋に楽しめます。頭を空っぽに兎に角楽しみたい、そんな気分の時におすすめ出来ます。 | ||||
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A MEMORY とサブタイトルがついてる。確かにこれは、思い出の物語なのかも。会話の絶妙さは絶品。よくある普通の思い出が輝いているところは、この後の作品「AX」にも通じている。巨大な見えない悪を相手にしている物語だけれど、悪人が出てこない。悪の手先と思われる人たちは登場するけど、彼らはその役の形だけが描かれてる感じ。青柳君はひどいめにあってるんだけど、何も非がないのにそういうことになってるってこと、そういう不条理が往々にしてあると、大衆はわかってる、みたいなスタンスがあって、そこが小気味いい。体制が大衆を騙そうとしても見透かされてる、ってこと。 | ||||
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著者伊坂幸太郎氏の秀作である「ラッシュライフ」と同様に舞台は仙台。主人公は仙台で発生した首相暗殺事件の犯人とされた元宅配運転手。大学時代の回顧談がフラッシュバックとなり作品の随所に登場し、現状とダブる。作品名の意味がわからないまま、本書を読み進むうちにビートルズの曲名であることがわかる。ビートルズの曲名を小説のタイトルとした点では、村上春樹氏の「ノルウェイの森」と同様である。 主人公は、首相暗殺事件発生後、警察に追われる身となる。身に覚えのないことである。米国のテキサス州ダラスで1963年11月22日に発生したケネディ大統領暗殺事件では、事件直後に逮捕されたオズワルドがテレビ中継の最中に射殺された。そして、ケネディ暗殺事件は、多くの陰謀説を呼び起こし、現在も真相は不明である。自らが殺される可能性に危惧した小説の主人公が、逃亡する物語である。本書は、第5回本屋大賞および山本周五郎賞を受賞作品であり、ミステリー小説として、第一級の作品となっており、日本と韓国で映画化されている。お勧めである。(2018/9/9) | ||||
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映画が面白かったから読んだ。原作も面白い 映画の配役も適切立ったと感じる | ||||
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個人的には伊坂幸太郎の最高傑作。徐々に解き明かされていく伏線の消化が気持ち良い。 これ以後の作品は伊坂節が強くなりすぎる感じもあるので、伊坂幸太郎を初めて読む人はこの作品あたりかた始めると良いのではないかと思う。 | ||||
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昔読んだ本だったのに、すっかり内容を忘れていました。 ところ、どころ、思い出すものの、エンディングか思い出せず2度楽しめたような気がします!! | ||||
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かなり好きな作品 | ||||
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痴漢は死ね で多くのことが伝わる。花火を見て誰かと繋がる。 ミステリーとかって感覚ではなくただただ心に響く名作。 映画化された伊坂作品の中でもこれは凄くいい。 プライムビデオで映画を買いたいですAmazonさん。 | ||||
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個人的に、伊坂幸太郎の作品の中では1番かな | ||||
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出だしがあんまり面白くないなので、 数年読まずに放置していたのですが。 ふと本を読みたくなったときに 手元にあったので読んでみたら面白かった! ザ・エンターテイメントです。 リアルに描写されていて臨場感がたっぷりです。 伊坂さんの作品は設計や描写、 伏線の張りかたと回収の仕方がとても巧妙なので 安心して読めます。 たまにパターンに飽きますが、 短編も長編も面白い稀有な方だと思います。 | ||||
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ハラハラ物ならではの緊張感があってよかったよー!キルオもいい味出してます笑 | ||||
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無実の罪を着せられた若者の逃走劇である。ストーリーが進むための設定が終わって、読者を惹きつけるようになるまでに少し時間がかかるので、途中で読むのを止めたくなる人もいるだろうが、ある程度辛抱すれば、報われる。人によって違うかもしれないが、私の場合は200ページくらい読んでから、かなり面白くなった。 政府ぐるみの陰謀を相手にしていることがわかっているはずなのに、主人公の青柳が初歩的なミスで捕まってしまうところなどは、彼の性格として描いているのかもしれないが、少し拍子抜けした。 元彼女の樋口さんが青柳を助ける方法もなかなか面白いが、とにかく、いろんな人が彼の逃走を助ける。助けてくれた人の中には、あり得ないような人もいる。逃走劇としては、スリリングというより、意外性の面白さだろう。結末もあまり予想できないものである。 | ||||
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