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模倣犯



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模倣犯の評価: 4.01/5点 レビュー 405件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.01pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全82件 61~80 4/5ページ
No.22:
(3pt)

長い

面白いことは面白いのですが、長いですね。ちょっと読み疲れます。犯罪者側のやることは気味が悪く、また憎たらしい。読んでてそう感じさせるだけの筆致力は十二分ある。物語に入っていくのも割とすんなり入れたと思います。しかし、あそこまで長いストーリーにした意味はよく分かりません。もう少し適当に端折っても同じような話は書けたと思います。その意味で、少しテンポの悪い部分があるように思います。ちなみに模倣犯というタイトルの意味は、読んでる途中では余り考えない方がいいと思います。どうせ分からないので(笑)。読み終わればもちろん分かりますが。
模倣犯〈下〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈下〉より
4093792658
No.21:
(3pt)

長い

面白いことは面白いのですが、長いですね。
ちょっと読み疲れます。
犯罪者側のやることは気味が悪く、また憎たらしい。読んでてそう感じさせるだけの筆致力は十二分ある。物語に入っていくのも割とすんなり入れたと思います。
しかし、あそこまで長いストーリーにした意味はよく分かりません。
もう少し適当に端折っても同じような話は書けたと思います。
その意味で、少しテンポの悪い部分があるように思います。
ちなみに模倣犯というタイトルの意味は、読んでる途中では余り考えない方がいいと思います。どうせ分からないので(笑)。
読み終わればもちろん分かりますが。
模倣犯〈下〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈下〉より
4093792658
No.20:
(3pt)

とても大きな本!

流行型推理小説―――登場人物を縦割りで書き分け、伏線を大切にし、カタルシスの美しさを競い合う―――を読みなれている人がその観点から見ると、この本は物足りないと思います。しかし、これは推理小説的な「逆算」ではなく、純文学的な「順送り」によって書かれたものでしょう。やろうと思えば何千何万ページでも書けたわけで、つまりは、問題は結末ではなく過程にあると思いました。で、その過程で言っているのは何かというと、<欠点を補おうとしないくせに「個性」ばかりを主張する、最近の青年に対する厳しめの叱咤激励>だと感じました。そういう点から読んでみると、身につまされる人も多いのではないでしょうか。「悪」と「善」の位置関係を考えると面白いかもしれません。「悪」がデッかく中心にあって「善」が逃げ回っているという序盤の位置が、過程によってどのように変わるのか。ところで「独自性」はゴールではなくスタートとするものです。その意味でこそ、この犯人は子どもですが、そこは書かれていないように思いました。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
409379264X
No.19:
(3pt)

この小説の最大の謎は、題名が『模倣犯』であること?

 可もなく不可もなく。それほど感動した訳ではないが、失望した訳でもない。この長い小説を読み終えたのだから、おもしろかったことは間違いないと思う。 ところで題名の『模倣犯』。『上』では、何が、どこが、誰が『模倣犯』なのか、まるっきりわからなかった。 『下』では、何度か『模倣犯』という言葉が出てくる。そしてクライマックス、なぜ題名が『模倣犯』なのか、やっとわかった。 なぜ題名が『模倣犯』なのか、その答を知りたいという欲求は、この分厚い本を最後まで読ませた動機の1つだった。
模倣犯〈下〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈下〉より
4093792658
No.18:
(3pt)

距離感の違い

宮部世界の魅力は、登場人物たちを包む視点の温度にある。「保健室の先生」である。本書でもみんな懸命に生きている。微笑ましいそれは宮部ワールドの住人である。しかし、今度の相手(犯人)はそんな共和国法にお構いなしに、見たこともないフットワークで圧倒する。中に飛び込みショートアッパー、外からはロングフック。主人公(犯人以外)がついていけない。そもそも距離が違うのだ。こういう相手と試合することは、大きな困難ではあるが、自らの限界に挑み自らを超えるチャンスでもあろう。しかし、作者は自分のスタイルに自信があるために、自分を崩すことなく忠実に戦った。果たしてその結果やいかに。私は、作者が自分のワールドの中に、トピックの全てを咀嚼して取り込めていないのがそもそ!もの問題だと思う。「意思」が新聞の社会面から抜け出せていない。KO決着、しかし、タイプが違うために試合としては噛み合わなかった、そういう違和感、そういう印象。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
409379264X
No.17:
(3pt)

ひつこい

話長いです。もっとコンパクトに、一冊にまとまるはずです。映画化もしたし、一、宮部ファンとして期待していただけに残念だった。映画も全くだめでしたね。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
409379264X
No.16:
(3pt)

再読はしないと思う

風邪æ°-å'³ã§ä¸€äººãã‚Šã®é€±æœ«ã€ä¸€æ°-に読了ã-て思ったのは、いつもと何処かが違うというã"と。とã"ろどã"ろ過剰にå†-長で読みにくいのだ。登å '人物のç"Ÿæ'»é¢¨æ™¯ã‚'片っ端から書いていくという、å†-長とも評される宮部の作å"ã¯ã€ãã©ããªã‚ŠéŽãŽã‚‹å¯¸å‰ã§ã±ãŸã£ã¨æ­¢ã‚€ãã®ã‚¿ã‚¤ãƒŸãƒ³ã‚°ãŒç' æ™'らã-いと思っていたのに、今回はフライングæ°-å'³ã§ã¯ãªã„か。ã"れは、たぶã‚"、個性的な登å '人物が多すぎて、みã‚"なが狂言回ã-になろうとã-たせいだ。語ろうとするテーマも散漫で、ジャーナリズムにおいて型にはまった物の見æ-¹ã‚'行うã"との愚かã-さã‚'強調するよりも、ä¸-é-"に溢れる様ã€...な「模倣」とそれに振り回される人ã€...ã‚'散りばめたæ-¹ãŒã€å...¨ä½"が締まったように思う。それだã'じゃない。下巻の後半で、今までとはæ‰"って変わっã!¦ã€ç•³ã¿ã‹ã'るように事件が解決されていくのだが、上下巻ぶっ通ã-で読むと、前半のå†-長さに引きずられてリズム感が狂う。もともと、ぶっ通ã-で読む読è€...ã‚'想定ã-ていないのではないかと勘ぐってã-まうほどに、バランスが悪い。後半で畳みかã'るような解決ã‚'提供するミステリといえば、東野圭吾の「百夜行」が挙ã'られるが、あちらのæ-¹ãŒãƒªã‚ºãƒ ãŒå®‰å®šã-、ミステリとã-て、スマートで爽快感があったと思う。「模倣犯」は、果たã-てミステリなのだろうか。というわã'で、私は、ã"の本ã‚'もう一度読みたいとは思わない。が、「模倣犯」というタイトル、豆è...å±‹ã®ãŠã˜ã„ちゃã‚"のåŒ...容力、最後の数ページに描かれている、市井の人たちが事件ã‚'消åŒ-ã-ていく件は、とても好きだ。相変わらず、とても宮部らã-くて。私は!、「模倣犯」が読みたかったのではなく、「宮部みゆきのæ-°ä½œã€ãŒèª­ã¿ãŸã‹ã£ãŸã®ã§ã‚るなあと、読み終えて、つくづく思った。評価が難ã-い。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
409379264X
No.15:
(3pt)

そんなによいですか

理由などの現代もの、クロスファイヤーなどのエスパー系、ぼんくらなどの江戸ものなどなど種種よんできました。模倣犯はそんななかで、そんなによいのでしょうか?犯人は、すぐにわかってしまうし、犯人がそんな犯罪をする必然性なんてぜんぜん感じなかったし。よけいな書き込みが多いし。ちょっとくどい感じがしてよみました。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
409379264X
No.14:
(3pt)

残念。

構成については、著者の意図を理解できる。登場人物全員にそれぞれの人生を与えたい気持ちも判る。…だったら何故ピースに、他の誰よりも深く淀んだ彼だけの‘命’を吹き込まなかったのか。非常に惜しい、です。ピースをもっともっと知りたかったです。割合的には下巻全てがピースでも良かったと思います。ピースの続編書いてくれませんかねェ。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
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No.13:
(3pt)

プロローグの盛り上がりはどこに

上巻の手首発見から、様々な事件への展開、犯人像の推測とここまでは読んでいて過去の作品に無い面白さがあった。そこまでは最高傑作かもしれない。しかし、上巻途中からの犯人と取り巻く登場人物側からの描写に代わったところから、冗長さを感じた。また、犯人を冷静沈着・頭脳明晰・冷酷な主犯と激情型・単純な共犯としたところまでは良かったが、結局主犯も『小説を模倣している』と自分の犯罪を批判されたことで激情する単純で子供じみた人格としてしまったところが残念である。もっと、神秘性が欲しかった。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
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No.12:
(3pt)

尻つぼみ、期待はずれ。

上巻を呼んでいるときは、なかなかのものだと思いましたが、下巻の中ほどに進むにつれて、面白さが激減しました。後半、ピースが登場してからは、我慢しながら惰性で読んでました。結末は、それまでの話が長かった分、あまりに貧弱で、正直、がっかりしました。申し訳ないですが、もう、同作者の小説は読みたいとは思いません。ほんと、124万部も読まれていることが、信じられません。私なら、誰にもお勧めしませんが・・・。
模倣犯〈下〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈下〉より
4093792658
No.11:
(3pt)

『パーフェクトブルー』 『スナーク狩り』 そして、『模倣犯』

時に宮部みゆきは社会派になる。薬害という少数派の被害に焦点をあてたリスクの一つで許されるのか? と問う『パーフェクトブルー』法律がさばいてくれない加害者を被害者は殺すことができないのか……。と問う『スナーク狩り』そして、満を期して出た『模倣犯』。今の犯罪を。「理由なんか無い」退屈しないことの方が大切という指向性と分析しつつ、「世間を舐めるんじゃねえよ。世の中を甘くみるんじゃねえ」と教える大人がいなかったとなげきつつも、きちんと現実から逃げてもはじまらないよ、たちむかうその時々のプロセスが大切と教えてくれる。宮部ワールドがそこにある。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
409379264X
No.10:
(3pt)

うーん…

「火車」や「è'²ç"Ÿé‚¸äº‹ä»¶ã€ãªã©ã¨æ¯"較ã-て物足りなさが残りまã-た。猟奇殺人という現実的な事件ã‚'題材にã-たにもかかわらず、リアリティã‚'欠くと感じてã-まった箇所が多く残念。たとえば、友人が連続猟奇殺人犯とわかったにもかかわらず独自でそれã‚'くい止めようと危地にとびã"む「お人よã-の友人」という存在は、彼の特殊性についてå......分説明されてはいるものの、どうã-てもムリã‚'感じてã-まいます。人é-"の行動にé-¢ã-て「ã"ういう状況でã"ã‚"な行動は不自然だ」と思わせないのが宮部さã‚"の力量だと思っていたのですが…「有馬義ç"·ã€ã¯è¿'所にいたらいいな、とおもわせるようなé­...力的な人物でã-た。興å'³æ·±ãèª­ã‚ãŸéƒ¨åˆ†ã¯ã€Œå»ºç¯‰å®¶ã€ã®å®¶ã®åˆ†æžã¨ã€Œå‰ç•'滋子」の夫婦å-§å˜©ã®ï¼'箇所。特に後è€...は現代の夫婦のズレã!Œ!過不足なく表現されていて見事でã-た。事件の流れとはあまりé-¢ä¿‚ない部分ですが…猟奇犯罪è€...の「ã"ã"ろのé-‡äº'ã€...」がたわã"とだ、という主張にはå...±æ„Ÿã-ます。
模倣犯〈下〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈下〉より
4093792658
No.9:
(3pt)

話題作ではあるが、「読むべき本」と言えるか・・・

上・下巻2段組で1400ページ以上の長さを、一気に読ませてしまう本ではあった。斜め読みで1週間くらいで気楽に読めた。面白いか?と聞かれれば、「面白かった」と答えるだろう。ただ、予想外の結末ではない。どちらかというと予定調和的な結末。同じ作家の「火車」や「理由」のような新しい問題意識に裏打ちされた緻密な構成と比べてしまうと、ただ長いだけという印象がぬぐえない。映画化もされて話題作ではあるのかもしれないが、残念ながら、ほかの人に「これは読んだほうがいいよ!」と薦められるほどの「読むべき」作品とは思えない。時間に余裕があって、一応話題作は押さえておきたいという人向きだと思います。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
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No.8:
(3pt)

宮部ファンとしては

たしかに、読み終えた後は、うーんとうならせてくれるにはくれるのですが、"火車"の大ファンの私にとって、模訪犯は少し物足りないような気がしました。最近では、明るいニュースも少なくなり、ひと昔前に比べたら、殺人事件の重さが軽くなってしまったように思います。日本といえば、世界で一番安全な国、だったのに、いまではどうでしょうか? そういう意味を含めて、宮部さんのようなとても優れた作家がこのような重いテーマに取り組むということは、それだけたくさんの読者が"なぜ、人は人を殺すのか?"ということについて、考えさせられるということです。私自身、臨床心理士を目指しているということもあり、また久しぶりの長編ミステリーということで、かなり期待して読んだのですが、少々期待しすぎてしまったのかな、という気がしました。小説というのは、長ければいいというものではなく、ある程度の長さにまとめた方が、かえってインパクトがでるとおもうのですが、"模訪犯"はまさにそうだと思います。また、結末がどうも現実味がおびていない為、せっかくのテーマがあくまでも"フィクション"でおわってしまっているような気がしました。本を読みながら作者の意気込みがだんだん空回りしてきてしまい、最後はすこし疲れてしまった様子がうかがえました。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
409379264X
No.7:
(3pt)

何かが違う!

上下冊とも一気に読みました。私が宮部さんの作品の作品が好きなのは、独特の読後感があるからでした。例えば、「火車」とか「龍は眠る」のような。購入した本書の帯に室井滋さんが怖い怖いとコメントしていたのがありましたが、宮部さんの作品はそんな子供だましの作品ではありませんし、それは本書にしても例外ではありません。可能性としてあり得る社会の姿を切り取って目の前にストーリーとして掲示してくれることは間違いないでしょう。しかし、私としては先ほど述べた読後感が足りないと思うのです。「理由」にしても「模倣犯」にしても、読了した後に、人間として生まれていて良かったと思える暖かさを残してくれないと感じたのは私だけでしょうか?
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
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No.6:
(3pt)

宮部ファンには怒られちゃうかな(^_^;)

 品行方正な宮部みゆきという作家の限界が見えてしまった作品かもしれない。筆力による圧倒的物量作戦で犯罪という現象面のコアな部分に肉薄しようという試みは、一部成功もしくは判断保留というのが個人的な見方だけれど、血腥さがないバラバラ殺人等ジュブナイル的な宮部みゆきの指向に踊らされる主人公たちの閉塞感が苛立ちとともに語られる3500枚には、犯罪者と被害者と傍観者と…立脚点を明らかにしつつ交錯し乖離する個が、一方向へベクトルを一つにしながら収斂しきれない構造。社会派に傾きつつも宮部みゆきに立ち戻ってしまうジレンマ(^_^;)。最後まで被害者側と犯罪者側が平行線を辿ることになるのであるが、主人公はいないと言っていいかもしれない。主な登場人物がいるだけだ。それぞれが被害者となり傍観者である社会構造そのもの。個の視点をバラ撒きすぎたゆえ、全体を俯瞰する構成に食い足りなさを感じる部分もなきにしもあらず。現実が小説を超える時代性が連載開始時の小説的企みを飲み込んでしまったがゆえに、有機的にストーリーが絡み合って来ないもどかしさも感じるけれど、確かに宮部みゆきだという手応えはファンなら感じ取れるはず。 社会的弱者=高井和明というキャラクター。なぜ彼を創造したのだろう。劇場型犯罪を演出過多にする必要があったのか。物語を劇的に演出する『あざとさ』の裏返し。大人になった高井和明に病理学的回答を付与して社会復帰させたのは宮部自身の免罪符。彼にさえイニシアティブを採らせようとする作者の優しさが中途半端なのである。突き放してしまえば、作家の手を離れてもキャラクターが勝手に動き出す躍動感が無いのである。宮部みゆきの手のひらで踊るキャラクターたちは予定調和で収斂する。作り込み過ぎた物語なのに、取って付けたような結末のお粗末さ。見つかった携帯電話はどうやって捜査に活かされたのか。これだけ場数を踏んだ真犯人にその程度のブラフで落とせるのか。アンバランスな書き込み不足がここに来て足を引っ張る。確かに魂を抉る部分はあるけれど、それが素直に感動に繋がるかというと、『あざとさ』に個人的には忌避してしまう部分が残ってしまうのだ。ミステリとしては違和感ありあり。
模倣犯〈下〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈下〉より
4093792658
No.5:
(3pt)

ちょっと。。。

とても分厚く2冊読んだ後は、充実感はあったが内容的にはあまり印象に残らない本でした。
模倣犯〈下〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈下〉より
4093792658
No.4:
(3pt)

模倣犯

今はまだ下巻の途中までしか読んでいません。 でも上巻は胸クソが悪くなるような、という悪い言葉がぴったりくるようなそんな内容でした。 下巻で真犯人が何らかの制裁を受けるのか、正義という言葉が世の中にあるのか、そんな結末を期待したいです。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
409379264X
No.3:
(3pt)

模倣犯

一気に読了しましたが、余りと言えばあまりな宮部らしくなさに読んでいる途中から腹が立ってきました。確かに派手で面白く読ませはしますが、なにかまとまりが無くご都合主義で宮部みゆきのいつもの緻密さ、丁寧さ読みやすさ、キャラそれぞれの魅力、きわだったストーリーテリング・・・そういった物が感じられず雑であらが目立つのでフリークとしては疲れただけでした。作品自体は他の作家の物なら傑作と言えるでしょう。でも、宮部のニオイがしない。こういう本は書いてほしくなかったです。特に単行本出版に際して書き直したのがありありと分かるエンディングのとってつけたようなエピソード、生かし忘れた伏線・・・宮部でなければ許せるのですが。特に下巻はひどすぎる。
模倣犯〈上〉Amazon書評・レビュー:模倣犯〈上〉より
409379264X

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