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模倣犯
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模倣犯の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全47件 21~40 2/3ページ
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この小説は文庫本で5冊で、以下のような内容です。 【第一巻】 第一部 被害者の遺族および警察側の話 【第二・三巻】第二部 犯人者側の話(第一部の最後に至るまでの話) 【第四・五巻】第三部 その後の話 私は、三巻目の途中で読むのをやめようとしました。 それは、第二部で、犯人のイカれた考えの説明や行動が延々と続き、非常に気分が悪くなったからです。 人の首を絞めて殺すときの快感を説明されても、吐き気がするだけです。 スプラッタということではなく精神的にイヤーな感じです。 それに犯人以外の他の悪人も出てきてそのイカれた考えや行動も読んでるこちらをめいらせます。 すべて読み終わってみると、五巻目の展開がすごく面白かったので満足しているのですが、第二部はなくしてしまえば、反吐が出そうなところもなくなり、長さもほどよくなると思います。 第二部がある限り、女性や子供には薦められません。 | ||||
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やはり残念な後読感だったなと。火車 理由 と読んで久々に宮部作品を読んだ感想である。 プロットは、なかなか面白いので読んで終うのだが、途中かなり我慢して読んでいる自分がかなり居る。 一番気になるのが会話文の不自然さだ! 普通の会話でこんな言い回しや熟語使わないだろうと言うのがかなりあるし会話文でその人物の年齢や人柄が全くにじみ出てこない。 その次に長い長すぎる! この半分で十分と言うかその方がテンポよくしまった作品になったと思う。そしてラスト ここまで狡猾に来た犯人があんな落ちかたか?ここまで読ませてこれかよ!!!ってかんじですか。あー残念! | ||||
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前半(特に最初の一巻)はとても面白かった。一々の事件の背景やスリリングな内容、被害者家族の抱える闇、それに相対して無情に犯行を繰り返す犯人。 一冊読み終えると次巻に進まざるを得ない程に次から次と引きつけられました。しかし残念なことに、読み進むにつれ、展開に対する物足りなさが次々と出て来たような気がします。一々前半で強烈だった登場人物像が、後半で物語が核心に近づくにつれ、徐々に徐々に薄っぺらい存在になっていったような気すらします。(ネタバレ)高井和明の妹由美子の前半の姿と後半との落差には、物語の衝撃性を求めての結果でしょうが、どうにも共感も感情移入もできませんでした(結局は愚鈍だと感じていた兄よりも本人のほうがより愚鈍だったのか。。。)。 特にクライマックスのテレビ局でのやりとりも、あれだけ冷静に冷酷に振る舞っていた『X』の最後にしては、熱くなりやすいという欠点を踏まえたとしても、いささかあっけなさすぎるような気がします。 前半に上手くちりばめられていた要素が、殆ど後半に活きなかったような気がします。 終わりを急いだのでしょうか。 前半で引きつけられた分、余計に残念な気がします。 | ||||
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とにかく長い。無駄に長いと思われるストーリ。引き込まれるものが何もなく、1巻の終わりまで読んでも、登場人物の背景が綴られるだけの展開に限界がきてしまい、1巻の途中で挫折しました。 自分は『火車』も読めませんでした。 | ||||
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やはり長いですが、もし長くても長いだけの必要性があるなら良いと思うのです。 ですが中盤で、もう既に亡くなった人の話を延々と読まされても、結局その人は 何も出来ずに亡くなっているのです。 そんなに詳しくこの部分を書く必要があるんでしょうか? 読者はやり切れないモヤモヤを抱え込まされて、先に進むしかありません。 その後にも更にボロボロになって死んで行く人もいますが、作者は全く救いの手を 差し伸べません。 さすがにここまではしないだろうと思いましたが、その人の死なんて、作品には 大した部分ではなかったのでしょうね。 ですが、作品中その親族達の事を考えると、大変気が重くなります。 フィクションですが、そういう事まで考える読者もいるのです。 ノンフィクションだとしたら仕方がないと思いますが、フィクションであるこの 作品で、ここまで人を殺して作者が伝えたかった事がさっぱり分かりません。 現実は厳しい?誰も他人は助けてくれない?人殺しは日常茶飯事だ? はっきり言って、宮部みゆきはこれ以降読む気が起こらなくなった作品です。 | ||||
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「教師一家惨殺事件」の設定は「模倣犯」という長編サスペンスに本当に必要だったのか? 長編にするためには必要だったかもしれませんが、どうせ入れるなら、もっと納得のいく設定で書いて欲しかったです。 塚田真一を執拗に追いかける樋口めぐみや、犯人である樋口めぐみの父の動機にリアリティが無さすぎる・・・ きっと最後のほうで本編の事件と密接にからんできて、「教師一家惨殺事件」の設定が重要になってきてくれると・・・わずかな期待をしていたのですが、裏切られました。 模倣犯がもしも連載ではなかったら−「教師一家惨殺事件」のような”おまけの設定”や無駄な登場人物とその背景が省かれて−5星の作品であったと思います。 | ||||
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あまりにも安易に人間が死にすぎている気がしてならない。 | ||||
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犯罪内容はともかく、人物の描写が私にとってはいまいちのめり込むことが出来ず、週刊誌連載だからかくどい文章のわりに、人物にブレあるような気がしました。登場人物の成長についていけなかっただけかもしれませんが。 一番感じたのは、作者のメッセージの力強さです。これにはとても心を動かされました。逆に、必然的にかもしれませんが、最後の真犯人の背景の描写が、作品上納得がいきませんでした。現実的にはそんなものかもしれませんが。 | ||||
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宮部みゆきの作品を読んでみたいと思い、映画にもなった 本作品を手に取った。 一冊あたり500ページの文庫本を5冊読み終えて、多くの 時間を割いたにもかかわらず、これほど得られるものが なかった作品は初めてだ。 1〜3巻目はさほどストレス無く読めたが、4巻目は音楽 でいえば「捨て曲」といえるほど展開に乏しい。 ただ字数を埋めたとしか思えなく辟易した。 3巻まで読んで放り出す勇気が自分にはなかった。。。 結末に意外感はあったがそれまで。 ラスト1ページで疑問が残ってしまい、なんとも後味の悪い 読了となってしまった。 | ||||
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「長い!」「余計な話が多くて長くてダレる」 面白い小説は、寝るのも忘れて一気に読んでしまうものだ。他の人は知らないが、自分は今まで面白い!と思った小説は、全てそうだった。だがこれはダレる。早く終わらないかなぁ・・・と思わせる。なぜこの本は、これほど評判がよく映画までされたのか?疑問だ。 自分がこの本を読んで一番最初に感じたのは、東野圭吾さんの「超長編小説殺人事件」そのままだ!ということだ。これは、とにかく長く書く。登場人物の過去をひたすら書きまくる。そりゃあ、主要な登場人物の過去を書き続ければ、長くなるのは当たり前だ。読んでバカバカしくなった小説は、久しぶりだ。 | ||||
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快楽、連続、猟奇、尊属殺人であり 複数で、婦女暴行、死体遺棄をする知能犯が 遺族に電話をかけて辱めるという 悪のエッセンスを詰め込んだような内容です。 解決部分よりも、暴力部分のほうが長く、 描写が緻密なので、読んでいて苦しい。 (小説の構成上、ここまで人を殺す必要は感じない) 最後にタイトルの意味がわかり、 犯罪が解決へと向かうのがせめてもの救いだが 読んでいてこちらがトラウマになりそうだった。 暴力表現に免疫のない人には薦めたくない本です。 | ||||
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登場人物一人ひとりの心情やバックグランドを描くということは勿論大切なことですが、この作品に関して言えば登場人物が多すぎて、本編の進行を妨げてるように思います。「夢中になって読む!」と言うよりも「先が気になるから仕方なく読まされてる」と言う感じがして感情移入できませんでした。ストーリー自体は面白いので、もっと無駄を省いてスピーディーに展開した方がドキドキ、わくわくしながら読めたのでは? | ||||
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まずピースが由美子と出会うシーン。まずこんなことがあったら普通由美子が疑うだろう。あの「栗橋宏美」とつるんでいた男だ。性格がよくてもあの男とつるんでいて自分の兄が犯人で無い以上、心許せる友人の少ない栗橋の共犯が消去的にピースとならないのか?自分がピンチのときに偶然通りかって助けてくれるなんて出来すぎだ。 兄を失い、情緒不安定だったから?そんなもの少し落ち着けば年相応の女性なら少しぐらいの疑問は抱いてもいいだろう。そんな点は描かれずピースのいいようにというか「作者のいいように」演じてくれている。 2点目としては由美子が被害者家族とのやりとりをスクープされた時。 この家族を何週間もかけて待ち伏せし、スクープとした情報屋がいる確立は恐ろしく低いだろう。誰かが仕掛けたのではないかという結論を出すのが遅すぎる。それによって誰が一番漁夫の利を得るのか。おのずと答えが出てしまうのをわざわざ気づかない振りをしているように描かれている。 小説というのはもちろん作家のいいように描かれるがそれも読者を納得される範囲内のマナーあってのもの。 高い評価を得ている本作品だが果たしてこれが前述のようなマナーを守っているか。 なんだか読んでいてしっくりこない、宮部みゆきという作家はこの程度のものかと首をひねるばかりだ。 誰が絶賛しようと私の感想だから嘘のつきようが無い。 | ||||
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登場人物が無意味にリンクすることに必然性を感じない リアリティがない 個人的にこの手の小説にはリアリティを求めるので完全にハズレだった | ||||
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「龍は眠る」「火車」「理由」など、時代物、短編も含め、宮部みゆきさんの著作はほとんど全て読んでいます。が、本作は、その冗長さだけが印象的でした。この本の後、新作を手に取るのにためらいが生まれました。ファンなだけに期待度が高いせいかもしれませんが、ちょっと残念でした。 | ||||
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内容はよかったと思います。ただ、話が脱線しすぎた感じがぬぐえません。犯人と主人公そして周囲の人々全てを、あまりにも詳細に表現しすぎていたのではないでしょうか。まさに「今風」の犯罪小説なので、淡々としている方がさらに怖さが増したかも・・。 | ||||
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宮部さんの作品は好きなので今回も楽しみにして読んだのだけど、 正直がっかりした。映画化され、話題にもなっているが、 「なぜこの作品が・・・?」と不思議に思ってしまう。 まったく面白くない訳ではない。登場人物が一人一人心理描写 されているとこなど発想がよく面白かった。しかし、反面で 文章が長くなり、回りくどかった。 今、「模倣犯」を読もうかと迷っている方には前作を薦める。 どうしても、「模倣犯」という方は映画を見た方が良いかも・・。 | ||||
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評判がいいので買ったものの、読後には何がいいのやらと困惑していた。最近このHPで不評を述べる人たちもいるのを発見して少し安心した次第である(笑)。失礼な表現になってしまうが、作者はベストセラーを狙っていたのだろうと確信できる(そりゃ当然か)。プロの作家としてどのマーケットに口コミの購買者たちがいるのかもご存知なのだろう(当たり前だ)。この小説のなかには、はっきり言って「おんなこども」向けのキャラクターしか登場しない。新聞の読者の声欄に正義の投書をするシーンでも出てきていたら完璧だった(笑)。作者の「ねらい」ばかりが感じられるのは、好まれにくい深淵をうまく(ずるく?)避けているという印象が強いからだ。作家としての誠実さを疑わざるを得ない。(犯人の考えかた」は描写する一方で、思想的な論拠となると曖昧である。さらには、そうした信念といったものを実生活の中で保ち続けていくことの困難さや、それに伴う物語の変化といった、小説的なテーマが欠如していることなどが端的な例だろうか)。本が売れなくなった、という現代社会の現象の根はこういったところにあるのだろうと考えさせられた。そういう意味では参考になったのだから、星ひとつだけという訳にもいかないナ。職業作家は、「おんなこども」が最大かつ最も確実性の高いマーケットだという認識にかくも脅迫観念を抱いているのだろうか。だから読者に阿るとなれば、「何をあえて書かないのか」という技術が必要になる、ということなのだろうか。この本で書かれたことよりも、書かれなかった人間のほうに、より現実的な人生があるのだとすれば、大人はますます小説というものに手を出しづらくなってしまう。少なくとも父親として息子のために譲り渡したいような本ではなかった(他にエンターテイメントは少なからず残してあるのだが)。……しかし、これだけの長さの書き込みをしたのだから、本気で「人間」を描こうとしていたのかナ。「引き込まれた」人たちが大勢いるという事実のほうに恐いものを感じてしまう。 | ||||
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別に長い本が嫌いという訳ではありません。でもこの本は正直無駄に長いと思いました。1冊でまとめたらちょうどいいくらいだと思いました。登場人物の肉付けもいいけど、テンポが犠牲になってると思います。火車を読んでからもう10年以上宮部さんの本を読んでいると思いますが、彼女の本はどんどんこの傾向が強くなってると思います。その肉付けも面白いものならいいのですが、重要でない登場人物の家の周りの描写等読み飛ばしてもまったく問題もないしつまらない部分も多々ありました。 | ||||
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