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(短編集)
人類最強の純愛
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人類最強の純愛の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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「哀川潤に釣り合う存在を探そう,という広義の婚活」という『あとがき』の言葉に, 相手は軒並み人外ばかり,話も舞台も無茶や強引の向こう側を行く理由を見つけた気分. また,どの篇もそれらしいテーマは窺えますが,遠回しに薄く引き延ばした印象で, 話の動きも遅く,最後にうまくまとめているだけのように映り,頭に入ってきません. おかげで読後感もスッキリせず,独特の一人称語りはと同様に読みづらく感じます. さらに,このシリーズとは別になる,『哀川潤の失敗』の二篇も収録されていますが, やはりこの人は語るのではなく語られる側,脇でこそ輝く人だと再認識をさせられます. 一方,父親らの存在に触れることで自身を見直し,過去や未来の自分と向き合うなど, これまでは決して見られなかった,彼女の内側が描かれていたのは良かったと思います. このほか,赤がまばゆいカバー絵が美しく,裏表紙にまで続くそれは一見の価値ありです. | ||||
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