(短編集)

ポイズンドーター・ホーリーマザー

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評判

ポイズンドーター・ホーリーマザーの評価:

3.60/5点 レビュー 92件。 C ランク

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平均点3.60pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全127件 81〜100 5/7ページ
No.47
(4pt)

「ベストフレンド」が一番好き

短編6本どれも面白く読み始めたら中々止められないのだけど、
事実の一部を隠蔽した話でミスリードしておいて
「見る角度を変えると~」とか「真実は一つではない」なんて謳うのは違うと思う。
この本この作者に限った話ではありませんが、そんなに凄いこと書いてないよ。

最後のポイズンドーター、ホーリーマザーで、
シンプルな犯罪者と比較してそれよりマシという理論で毒親を擁護するのには白けてしまった。
擁護側も正しいわけではないということを分かり易くするための仕掛けなのかな。
この連作は加害者、被害者が引っ繰り返って無いと思う。
ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)より
4334776965
No.46
(5pt)

毒親から逃れようとする娘、逃れられず取り込まれた娘。

本書は短編集で、どの話も「視点が変わると別の意味を持つ」という構成になっています

タイトルにもなっている2部作のポイズンドーターとホーリーマザーは
最初が娘の視点、次が母親を知る人(娘の同級生)の視点で語られます。

毒親問題は明かな虐待でもない限り、他人からは分かりにくいものですが
それを見事に表したのがホーリーマザーだな、と思いました。

ホーリーマザー=聖母の権力は絶大で
家庭内で子供と言う弱者に対して人権侵害のハラスメント行為を繰り返していたとしても
・親にだって苦しい事情があった、
・親だって完璧ではない、
・そんな中で「子どもの為を思って」したこと
と美しくラッピングしてしまえば、
他人だけでなく当事者の子供本人ですら黙らせる力がある。

聖母の権力に迎合し、毒親を全肯定し、自らも同じ道を行こうとする女性の
姿を描くためにホーリーマザーの視点は母親本人ではなく
「その母親を知る、娘の同級生」でなくてはならなかったのだと思います。

ポイズンドーターは毒親から逃れようとする娘の話、
ホーリーマザーは毒親に取り込まれて同化してしまう娘の話。
私はそう読みました。

ホーリーマザーが自分を正当化しようと必死になって
ポイズンドーターを否定しにかかるので
一見すると「親を毒親と呼ぶこと」を避難しているように見えますが
あちこちに矛盾と理不尽、横暴さが見え隠れするので
単純なホーリーマザー礼賛ではないことがうかがえます。

現実でも似たような事が起こっているのかも、と
思わずにはいられない話でした。
ポイズンドーター・ホーリーマザー Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザーより
4334910947
No.45
(5pt)

湊かなえワールド

湊かなえ氏の底知れぬ文筆力、創造性、着眼力・・・。益々進化する作者に目が離せません。
ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)より
4334776965
No.44
(5pt)

全短編とも傑作

湊かなえさんの本は久しぶりに読んだが、流石は売れっ子作家、と思わされる傑作短編集だった。
タイトル作も良かったが、個人的には「優しい人」が強く印象に残った。
作品の登場人物に対して読者の抱いている印象を反転させる手法は、ややワンパターン化しているものの、最後まで一気読みさせるストーリー展開は流石である。
ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)より
4334776965
No.43
(4pt)

読みやすかった。

告白のような語りの文章だからか、読みやすかったです。
それぞれの思い込みがうまくすれ違っていく
ストーリーに最後はもやっとしつつ面白いです。
子供の時にしつけとされたことは、大人になった今でも変えられなくて
親の影響力の強さを思い知ります
ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)より
4334776965
No.42
(5pt)

エンタメ作家としての湊かなえの引き出しの多さに感心

私はテレビを見ないし流行には疎いのだが「毒親」って流行ってるのだろうか? 善意が悪意に変わる様が実に面白い連作集。表題作は、娘の立場と母の立場で見え方が百八十度変わる、対になった2作品。読者によって違うと思うが、どちらの立場に共感しても対応できる筆力はさすがだ。普段から観察力が優れているのだろう。芸能界入りした娘が、実の母親の「毒親」ぶりをテレビで告白すると言うのは、とても現代的でリアルさを感じる設定。他作品も、いかにもありそうな設定を巧みに作っており、実に興味深く読むことが出来た。個人的には冒頭作の「蚤取りをしていました」の意味がわかった時が衝撃的で、一番好きな作品である。恐らく多くの人が、それぞれ共感を覚えたり反感を感じるキャラを発見出来るのではなかろうか。意外と万人向けな作品で、エンタメ作家として湊かなえの引き出しの多さを感じる。
ポイズンドーター・ホーリーマザー Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザーより
4334910947
No.41
(5pt)

善意が悪意に変わる様が実に面白い連作集。

私はテレビを見ないし流行には疎いのだが「毒親」って流行ってるのだろうか? 善意が悪意に変わる様が実に面白い連作集。表題作は、娘の立場と母の立場で見え方が百八十度変わる、対になった2作品。読者によって違うと思うが、どちらの立場に共感しても対応できる筆力はさすがだ。普段から観察力が優れているのだろう。芸能界入りした娘が、実の母親の「毒親」ぶりをテレビで告白すると言うのは、とても現代的でリアルさを感じる設定。他作品も、いかにもありそうな設定を巧みに作っており、実に興味深く読むことが出来た。個人的には冒頭作の「蚤取りをしていました」の意味がわかった時が衝撃的で、一番好きな作品である。恐らく多くの人が、それぞれ共感を覚えたり反感を感じるキャラを発見出来るのではなかろうか。意外と万人向けな作品で、エンタメ作家として湊かなえの引き出しの多さを感じる。
ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)より
4334776965
No.40
(5pt)

ポイズンドーター

浅瀬で溺れている人の例えがわかりやすく面白い。オススメの一冊です。
ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)より
4334776965
No.39
(4pt)

湊さんらしい、過激でもって過激で制すストーリー展開

湊さんらしい、過激でもって過激で制すストーリー展開だな、と思った。設定や前提がどんどんじんわり過激になっていって、その結果はさらに過激で終わる。そこまで過激じゃない方がかえってリアリティがあるといつも思うのだけれど、いつの間にか物語に引き込まれてしまっている。第三者(理穂)に母娘の双方をつなぐ立場で語らせた内容にこそ、辛辣でありつつも愛を感じることができ、この本を苦しみながら読みぬいた後でも、希望を感じることができた気がする。
ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)より
4334776965
No.38
(5pt)

さすがです!

さすがの湊かなえ様です!本当に全部面白く、悲しく、愛おしく、考えさえられる作品です。
ポイズンドーター・ホーリーマザー Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザーより
4334910947
No.37
(4pt)

母の立場で読むか、娘の立場で読むか。どちらにしても怖い

一番好きなのは「ベストフレンド」。ラストを想像しながら読んでいたが、やられた。
「優しい人」では娘の自己主張を封じ込める“悪気のない”母の言葉にまるで自分が縛られていくようだった。
こうして子どもは自分の感覚を感じられなくなっていくのだな。
 最後の「ホーリーマザー」でざわざわ。
この順番自体がイヤミスの仕掛けなんだろうか?
ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)より
4334776965
No.36
(4pt)

誰もが毒にも薬にもなりうる

毒親とは毒娘とはなんですか。相手を思ってやったことが独りよがりだったり、自己満足だった、独善的だったり、気づかなかったり。家族に限らず人とかかわるときは誰にでもありうることだ。最終場面で娘を売る親は誰が見たって悪い親だ。ではその親はどんな親に育てられたのか。救いはあったのか。被害者と加害者は裏表。悲しみの中に希望を見出す力を、絶望の中に救いを求める力を、悪の連鎖を断ち切る強さを訴えている。
ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)より
4334776965
No.35
(4pt)

面白い

イヤミスの中でも、湊さんは圧倒的に読みやすい。
視点を変えれば、愛もあるなぁと思います。
展開も見えやすいけど、たまに裏切ってもくれます。
裏切らないままでも、動機や伏線にあっとさせられることも。
リバースあたりで、一回離れたけどユートピアで湊さん熱復活しました。

この作品もちょうど良い。
ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)より
4334776965
No.34
(5pt)

登場人物の心理描写が見事

読む進めるほどに面白さが増す心理劇です。
ヒロイン、母親、同級生、それぞれの心理描写が見事です。
登場人物が巧みに絡んでいる様子が見事に解き明かされる最終章は、読みごたえがありました。

著者が得意とするプロットのストーリー展開です。
著者の面目躍如たるミステリーです。
ポイズンドーター・ホーリーマザー Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザーより
4334910947
No.33
(4pt)

短時間で読みきれる

レビューを見ると、読後もやもやすると書いている人が多いのですが、表題ニ作を読み、拍手喝采したくなる程、すっきりしました。20代の娘に毒親と言われ、毒親があるなら毒娘もあるはずだと思い検索して見つけた本。結局は人としての資質なんじゃないかなと思うに至りました。
ポイズンドーター・ホーリーマザー Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザーより
4334910947
No.32
(1pt)

残念

この本を読んでわかることは、湊かなえさんの母親が毒親ではなかった、ということ。
娘の体を売ったり、暴力をふるったり、誰の目から見ても明らかな虐待でなければ毒親ではないと言いたいのでしょうか。
娘にとっては相当なストレスになっている行為も「母親の愛情」だと言いたいのでしょうか。

母親を愛していない子どもはいません。でも子どもを愛してない母親はいます。

毒親を持つ人向けの小説かと思ったら正反対でした。毒親だと子どもに責められている母親が自分を慰めるために読む小説ですね。
ポイズンドーター・ホーリーマザー Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザーより
4334910947
No.31
(1pt)

毒親育ちは読んではいけない

前半の話は、語り手はこう思っていたけど実はこう!読者の方驚きました~?うふふ!という内容。

ポイズンドーター・ホーリーマザーは最高に胸くそ悪いです。
読後、あ、そう言えばポイズンドーター!毒娘!と気付きました。娘を悪く書いているので、毒親育ちの方は読まない方が良いです。

ネタバレすると、毒親育ちの女優がテレビ番組で自分の母が毒親であると発言、毒親についての本を出版。数ヵ月後、毒母は交通事故で死亡(ショックで自殺したと言われている)

地元の人からは、あの優しいお母さんを毒親だなんて……と言われたり、本を読めと言っただけで毒親なのか!?といろいろ言われます。
そして最後には結婚、出産済みの友人に、浅瀬で溺れるって騒いでるだけ、というようなことを言われ姑よりはずっとマシ。母とか娘とかバカじゃないの?というモノローグで終了です。
ポイズンドーター・ホーリーマザー Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザーより
4334910947
No.30
(1pt)

海男日記

この話を読んで、弓香=悪人、理穂=善人という感想を持つかもしれないが、それは間違いだ。弓香は確かに悪い。しかし、その弓香の行動を見て見ぬふりをして取り返しのつかない事態の遠因となった理穂も悪だ。話の中では里穂が弓香を一方的に非難していたが、事態を止められなかった里穂にも責任はある。私はそんな理穂が嫌いだ。
全体的に、母子家庭や独身者が悪者になり、既婚者や子持ちが良い人になるといった、不愉快な話ばかりだった。
ポイズンドーター・ホーリーマザー Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザーより
4334910947
No.29
(5pt)

面白かったです。

最後のホーリーマザーの理穂に腹が立ってむかついてたまらなかったです。
毒親にひどい、軽いはあると思いますが、軽い人は声を上げちゃいけないは違うと思います。
母親は1人しかいなくてその人が毒親だったら、他の毒親は関係ないです。
子どもが辛いなら他の毒親は関係ないです。
頭痛がして薬が手放せないのは辛いと思います。
薬のせいで頭痛がする事があるので、病院に行った方がいいのでは。と思いました。
結婚すれば毒親なんて思わなくなる。は共感しました。
姑は嫌ですよね。
ポイズンドーター・ホーリーマザー Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザーより
4334910947
No.28
(5pt)

湊さん好きならおすすめです

身構えずに、スッと楽しめました。
全部で6話からなる話ですが、リンクしていて面白かった。
裏切られなくて良かった。
ポイズンドーター・ホーリーマザー Amazon書評・レビュー: ポイズンドーター・ホーリーマザーより
4334910947