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県警出動: 黒いオルフェの呪い
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県警出動: 黒いオルフェの呪いの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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前半は、日系ブラジル人の差別問題が描かれている。テーマとしてやや古臭いと思いながら後半まで読み進めると、突然、沖縄の日米地位協定を背景にした強姦事件がメインテーマとなり、事件が一気に進み始める。 二十年後の報復というレイプ問題の根の深さに驚かされた。慰安婦問題といい、生殖という問題は、殺人事件よりも当事者に深い爪痕を残すものなのかもしれない。 | ||||
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「県警出動」(浅野涼) 事件の核心は、父親による性的虐待。 仮に殺害しても、正当防衛として無罪になる可能性もあったのに、という文中の一言が興味深い。 父親の娘に対する性行為を「準強制性行」と見做さず、無罪とした岡崎地裁判決と、控訴審である名古屋高裁の懲役10年の有罪判決。 「強制性交罪等」から「不同意性交罪等」への改正は、強姦の更なる厳罰化と要件の厳格化を伴っている。 小説の中では中絶ではなく養子を選んでいるが、ほとんどの場合、中絶を繰り返すはずなので、やや不自然な気がした。 | ||||
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麻野先生の文章構成力は相変わらず凄まじい限りですが、今回は色々と設定が残念でした。 キラーシードや叫ぶ臓器などの医療ネタは素晴らしかったのですが、芸能ネタはあまりにも現実離れしていて違和感を感じました。 事件の真相も、ちょっと風呂敷を広げすぎて収集し切れていない印象でした。 ちょっと残念。 | ||||
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胸糞わるい事件が明るみになり、その反動の感動ラストシーンに。途中でだいたいの流れが読み手にも解り、その期待を裏切らない綿密な仕上げになっていました。ここを書きたかったのが良く解る作品。書いてくれて、ありがとう。 | ||||
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犯人も動機もわかってしまったが、違ってくれ、どんでん返しがあってくれと祈りつつ読み進めた。が期待は裏切られた。 | ||||
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中学生が自殺。第三者委員会は、いじめが原因ではないと発表。しかし・・・。 いじめを苦に自殺した生徒の遺族による復讐かと思ったが、事件の根はもっと 深かった。 関係者の繋がりや、犯行の動機の説明に多少強引なところがあり、「偶然に しては出来過ぎ」とか「その動機でそこまでやるのか?」と思ったところもあるが、 最後までまずまず楽しめた。 | ||||
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群馬県で外国人が殺されます。ここから物語は始まり沖縄、東京へと広がっていきます。 県警の二人の刑事が1つの殺人事件の犯人を捜し、沖縄へ行きます。そして沖縄県警の二人の刑事と共に調査していきます。 この殺人事件の身元が分かりそれに関係する人々が捜査上に現れます。 また沖縄県警での過去の事件も絡んできます。4人の刑事が犯人を追い詰めます。 この捜査過程はじっくりと書かれています。読んでいて次へ次へと進みたくなります。 犯人逮捕後のエピローグは感動します。本の帯に「感動のラストに思わず号泣!!」とあります。まさにこの通りになります。 作者は、このエピローグを書くために、この物語を考えたのではと思ってしまいます。 エピローグがあまりにも素晴らしいので、作者には失礼なことですが、個人的には題の「黒いオルフェの呪い」よりももっとほかの言い方のほうがと思うのですが。たとえば「黒いオルフェの歌に」とか「黒いオルフェの伝聞」とか「黒いオルフェを聞きながら」など。 | ||||
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三人が射殺された事件で犯人が逮捕されるが、警察も、遺族も疑問を持つ。数年後、警察と遺族とが別々な方法で真犯人を追い詰めるという物語です。 警察は事件関係者を追及します。遺族は警察とは違う方法で真犯人を追及します。 この方法がこの本の主題となっています。 どんどん先へ読みたくなります。作者の得意とするところでしょう。 最後の真犯人の裁き方もうまく書かれています。 | ||||
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罪を犯した動機、生活環境、捜査展開、すべてにおいて既成感が否めなかった。 刑事、浮かび上がる容疑者達、すべての登場人物に個性が無く拍子抜けしたまま物語が終わった。 シンプルに読みたい人にはお勧めだが、読後に何も残らない。 | ||||
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