時効未遂: 県警出動
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殺人事件の時効廃止の法改正は、改正前の殺人事件にも遡及的に適用されるが、既に時効を迎えた事件には適用されない。時効制度は、記憶や証拠の保存に限度があるという理由から制定されたが、現在の状況では20〜30年前の無惨な殺人事件の関係者の記憶や証拠は、よく保存されていることが、この小説からでも読み取れる。 「無罪でも無実ではない」状況に生きるのは苦痛なので、最後は自殺するのではないかという思いが頭の片隅をよぎった。 前半は、またいつもの話かと飽きそうだったが、後半は、時間を忘れるくらい面白かった。 | ||||
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犯人も動機もわかってしまったが、違ってくれ、どんでん返しがあってくれと祈りつつ読み進めた。が期待は裏切られた。 | ||||
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舞台は群馬県 地元のスーパーでパートの女性とバイトの女子高生2人が射殺体で見つかる。 担当していた刑事は、犠牲者の一人が娘の友人の母親だったこともあり、死に物狂いで捜査にあたるが、いくつかの仮説、そして疑わしい者はいるものの、犯人逮捕とはならず、未解決のまま。 その容疑者の娘が、旅行先の上海で覚醒剤密輸容疑で逮捕されたことから、20年の時を経て、ようやく事件は大きく動き始める。 必死で捜査する刑事は、願をかけたのか、服をまったく新調せずに「着た切り刑事」と呼ばれている。靴もボロボロだ。 キャラクター設定のためだろうが、なんとなくそこは不愉快だった。フィクションなので目くじらたてなくてもよいとは思うが、警察官は公務員なので、こういう格好はいけません。 非常に簡潔明瞭な文章で、小説(文学)というよりは、本当に起きた事件の新聞記事を読んでいるかのような気分になるほどだったので、ちょっとあり得ない設定に、かえって違和感を覚えた。 スーパーでの3人の射殺体、ということで、実際に起きた未解決の事件を思い浮かべた。作中の事件では、単純な強盗ではなく、意外な犯人では?いうことで、なんとなく結び付けて考えてしまったりもした。 良く練りこまれてる印象で、次作も楽しみです。 | ||||
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中学生が自殺。第三者委員会は、いじめが原因ではないと発表。しかし・・・。 いじめを苦に自殺した生徒の遺族による復讐かと思ったが、事件の根はもっと 深かった。 関係者の繋がりや、犯行の動機の説明に多少強引なところがあり、「偶然に しては出来過ぎ」とか「その動機でそこまでやるのか?」と思ったところもあるが、 最後までまずまず楽しめた。 | ||||
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三人が射殺された事件で犯人が逮捕されるが、警察も、遺族も疑問を持つ。数年後、警察と遺族とが別々な方法で真犯人を追い詰めるという物語です。 警察は事件関係者を追及します。遺族は警察とは違う方法で真犯人を追及します。 この方法がこの本の主題となっています。 どんどん先へ読みたくなります。作者の得意とするところでしょう。 最後の真犯人の裁き方もうまく書かれています。 | ||||
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