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(短編集)

いっちばん



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【この小説が収録されている参考書籍】
いっちばん
いっちばん (新潮文庫)

いっちばんの評価: 4.08/5点 レビュー 24件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.08pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全19件 1~19 1/1ページ
No.19:
(4pt)

日常編

才能とは、努力とは、人の在り方が感じられる「餡子はあまいか」が良かったです。過去の伏線が回収される「いっぷく」も楽しいですよ。
いっちばん (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:いっちばん (新潮文庫)より
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No.18:
(5pt)

お気に入りシリーズ

ほっこりして、何度も読みたくなります。若旦那の成長が楽しみ。
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No.17:
(5pt)

今回は、若者たちの成長物語かな…

しゃべけシリーズ第7弾。
今回は成長物語。

【いっちばん】
元気のない若旦那を元気づけようと妖達が若旦那への贈り物を捜しに行く。日限の親分を助けて掏摸の手口を暴く手伝いをするが…ドタバタ劇です。
事件が解決し、自分にもできることがあったと元気になる若旦那。病弱で何もできないもどかしさがつねにくすぶっている。

【いっぷく】
長崎屋が近江から来た唐物屋小乃屋と西岡屋と品比べをする事になるが、小乃屋の息子・七之助に鳴家が捕まり…七之助の正体は!?
第6弾「ちんぷんかん」の「鬼と小鬼」に出てきたあの人と再会し、新しい友が出来る。

【天狗の使い魔】
若旦那が信濃山六鬼坊天狗にさらわれる。狛犬と狐の諍いもからみ…
己が正しいと意見を通すばかりでなく、譲り合いも必要、相手の気持ちをおもんばかるのも必要。

【餡子は甘いか】
老舗菓子屋安野屋で修行をする栄吉は餡子づくりをしばらくやめるように言われてしまう。砂糖泥棒に入った八助は才能を買われて弟弟子になり、栄吉はあせる…。
栄吉の挫折と成長物語。腕は成長しないが心構えが成長。

【ひなのちよがみ】
化粧を落としたお雛は店の立て直しのために千代紙を使った袋に白粉を入れて売り出すことを思いつく。そこに許嫁の正三郎のライバルが現れて…
兄や達が若旦那の商いの鍛錬のためにどう対処するかと題を出す。
お雛と正三郎の商売人としての第一歩成長物語。もちろん一太郎も。

病弱で暇すぎるせいか、気がやさしいからか、若旦那はすぐに寂しがるし気落ちする。読者でもどかしい所を、妖達の勘違いなドタバタ行動のおかげで台風がきたように風通しもよくなる。
若旦那も栄吉、お雛、正三郎も、同世代の若者たちが壁にぶつかり少しずつ大人に成長していく…
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No.16:
(5pt)

ガンで戦う母の必需品

読みやすく、やさしい文章が気に入ってるとのこと。 畠中さんを見つけて良かった。 動けない人間にとって本とテレビは心のオアシスなんだ。
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No.15:
(4pt)

今回も一気読みしました。

若旦那のために何ができるかと考える妖達が可愛くて、若旦那がうらやましくなります。
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No.14:
(5pt)

あたたかい気持ちになる

初めてこのシリーズを読みました。 ほのぼのとして面白い内容でした。
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No.13:
(5pt)

あぶらがのりきった!

しゃばけのファンには、安心して読める一冊です。 ぜひとも揃えておきたい一冊です。
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No.12:
(4pt)

安定の畠中ワールド

しゃばけシリーズ集めている方には読むのはよいかもしれませんが少し方向転換しだした作品かと・・・
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No.11:
(5pt)

良い商品でした

よい状態の本でした。 通勤で持ち歩いたので、カバーが汚れてしまって、保護して持ち歩けば良かったと後悔したほどです。
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No.10:
(4pt)

やっぱり大好きこの世界

別に続きの話になっていないのに新刊が出るとつい買ってしまうしゃばけシリーズ。 疲れていても楽しく読める本として重宝しています。 ただ贅沢を言えば、面白いけど、心にひっかかるような話まではなかった、読み終わると話を思い出せない話がほとんど、ということで★マイナス一つで。
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No.9:
(4pt)

安定感あり

一作ごとに少しずつだけど成長している感のある若旦那が微笑ましい。今回は、若旦那や私の大好きな仁吉たち妖の活躍が若干少ないかなあ、と思ったが、安定感のある短編集は読んでいて落ち着くなあ。

 所帯を持った一太郎の兄・松之助は今回登場しなかったが、幼なじみの菓子職人・栄吉がメインで登場。今は実家を離れ、修行中の身。しかし、いっこうに上達しない菓子作りの腕に焦る栄吉。弟弟子にまで追い越されそうになり、一時は菓子職人をやめようとまで思い詰めるが・・・あれだけ好きだった菓子作りをやめると泣いて崩れる栄吉を静かに見つめる一太郎が、何だかちょっと大人びて見えた。今までだったら、必死に慰めたりなだめたりしたのではないだろうか。もうやさしいだけじゃない、少し大人になりつつある一太郎が垣間見えて、今後が楽しみである。

 血なまぐさい事件はあまり起こらず、今後は、ちょっとしたもめ事を若旦那が解決する、という風に展開していくのかな。ただの人情ものにおさまらない「しゃばけ」独自の世界。妖たちと謎解きをからめて、今後も面白い世界を構築してもらいたいと思う。
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No.8:
(4pt)

新たな展開

お雛さんの新展開もあり、若旦那の天狗との知恵比べきたりその中でファンタジーっぽい道具も出て来たりで、さすがの読みやすさです。 時代小説は基本読まない私ですが、非常に読みやすいので安心感は抜群ですね。 ただ、若旦那が病弱なのと親が甘いとかの下りはいい加減クドイかもです・・・:
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No.7:
(5pt)

ほっこり暖かいお話。

友人に勧められ読み始めました。 若旦那と妖たちが織り成す、心温まるお話です。 いつも帰りの電車で読んで、ほっこりしながら帰ります。
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No.6:
(4pt)

とにかく面白い♪

相変わらず繊細でひ弱で、いつも寝込んでいる一太郎。そんな彼のもとに
持ち込まれる難事件。はたして一太郎は無事解決できるのか?表題作を
含む5編を収録。「しゃばけ」シリーズ第7弾。

表題作「いっちばん」では、妖たちのオンパレード。それぞれてんで
バラバラに若だんな一太郎を喜ばせようと画策するのだが、なかなか
うまくいかない。事態はドタバタのままラストになだれ込み、気づいたら
スリの事件も解決してきちっとまとまっていたという、実にうまい話の
展開だった。妖たちと一太郎の信頼関係も、ほのぼのとしてとても
よかった。「餡子は甘いか」では、修行に出た栄吉がたっぷりと登場し、
こちらも楽しめた。相変わらず菓子作りはへただが、菓子作りへの情熱は
すごい。「がんばれ!」と声をかけたくなる。また、一太郎との友情も
ほほえましい。「いっぷく」では、過去のシリーズに登場した「冬吉」が
再び登場して、ちょっと感動だった。そのほかの作品もとても楽しめた。
人の心の奥深さもじっくりと描かれていて、いろいろ考えさせられる部分も
あった。このシリーズの中ではベスト3に入る面白さだった。
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No.5:
(5pt)

馴染みの楽しさ

最新刊が出てとても嬉しいですね。 いつ読んでも、なじみの人や妖怪さんたちが楽しく話を繰り広げてくれます。 ずーっと続いて欲しいなと思う本ですね。 こころが暖かくなります。
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No.4:
(4pt)

キャラクターの吸引力

しゃばけシリーズは、一度好きになると多分ずっと読み続けることになります。 キャラクターの吸引力は素晴らしいので。 ただ、そうなると話が徐々につまらなくなるかも知れません。
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No.3:
(4pt)

もっと妖たちの活躍の場を!

ご存知『しゃばけ』シリーズの最新刊

タイトル作の『いっちばん』が一番良かったなぁ〜。
妖たちにとっての「いっちばん」は
やはり一太郎で、
その一太郎を喜ばせようと
妖たちが知恵を絞って一太郎の気に入るようなものを
探そうとする。
読んでいると何かほのぼのとしていて
思わず笑みがこぼれてくるような話でした。
もちろん本編は一応事件が起こり、
それを解決しようとする一太郎もいるんですけど・・・・。
一太郎の活躍よりも妖たちのかわいらしさの方が目立つ作品でした。

そろそろネタ切れか!?と思いつつ
今回は栄吉やお雛にもスポットを当て、
目先を変えているけれど、
その分、妖たちの活躍が見られないのがちょっと残念ですね。

まぁ、栄吉の話は
ほろっとさせられたりもするんですけどね。

次作ではもっと妖たちが活躍する話も読みたいものです。
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No.2:
(5pt)

楽しみつつもふんわりほんわかお江戸の物語

しゃばけシリーズ第7弾。*今回も病弱な若旦那と妖達、そして若旦那の友人達との賑やかで楽しいお話が盛りだくさんでした。*若旦那を誰が一番喜ばす事が出来るのか妖達の競い合いに巧く江戸流行りのスリのお話が絡み合う表題作『いっちばん』。*回船問屋長崎屋と近江商人とその分家の品物の競い合いが描かれた『いっぷく』。*気が付くと天狗に攫われてしまった若旦那。天狗にはとある事情があるのだが。そこからドタバタと物語が進む『天狗の使い魔』。*若旦那の友人で和菓子職人の栄吉のちょっと切なくほろ苦いお話『餡子は甘いか』。*厚化粧のお雛さんとその許嫁の絆を描く『ひなのちよがみ』。*時には、若旦那が自分自身の不甲斐なさを苦やしみつつも前向きなその姿が、とっても好感が持てた。そして、その影には妖達の姿が欠かせない。妖達と若旦那、そしてその友人達の織りなすお江戸の物語の次回作が楽しみだ。
いっちばん (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:いっちばん (新潮文庫)より
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No.1:
(5pt)

安心して読めるクオリティ

長崎屋の若だんな一太郎が活躍する妖怪時代小説の第七弾です。

巻を重ねるごとに重厚さを増していく「しゃばけ」ワールド。今回も多くの妖に囲まれて、一太郎が奮闘していきます。

巻を重ねてきて世界観も大分安定してきましたが、マンネリを感じさせない作者の筆力はすごいです。どこか憎めない妖たちには終始頬がゆるみっぱなしですし、妖が主役でありながらも、人物の心情描写にも手を抜いていないところは作者の力量を感じさせます。

今作も5編全てがとても面白かったのですが、菓子作りの修行のため奉公に出た栄吉の悩みを描いた「餡子は甘いか」、お雛さんと一色屋のその後を描いた「ひなのちよがみ」、そして長崎屋縁の妖たちがオールキャストで奮闘する表題「いっちばん」が特におすすめです。

ドラマ第二弾も決定しているという目が離せないシリーズ。今後の展開に期待です。
いっちばん (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:いっちばん (新潮文庫)より
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