日の名残り

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日の名残りの評価:

4.45/5点 レビュー 402件。 A ランク

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平均点4.45pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,047件 501〜520 26/53ページ
No.547
(5pt)

たまには周りを見ること。自分の立ち位置が分かります

日本には執事という職業についている人はいるのだろうか?それとも私の知らない上流社会で相変わらず活躍されて
いるのだろうか?スティーブンスは偉大なるイギリスの紳士ダールトン卿に仕えることによって、能力や品格は申し
分のない一流の執事の仲間入りを果たした。がしかし、旅の4日目の事。カーライル医師が彼に尋ねるシーがある。
「どこかのお屋敷の召使いという・・・」と。結局医師というクラスからみれば所詮「召使い」にすぎない。

また数十年間共に仕事をしてきた女中頭の彼に対する気持ちを感じていなかったのだろうか?おそらく知っていたのだ
と思う。一流の仕事をこなすプライドの高い男は、女性の扱いに慣れてない姿を曝すのが耐えられなかったのだろう。
(私の邪推かな)
そんな堅物な男をアメリカ出身の新しい主人は彼に旅を勧める。広い世間を見てきなさいと。今のイギリスを見てきな
さいと。氏の作品は何故にこうも静かな余韻を残すものが多い。
日の名残り Amazon書評・レビュー: 日の名残りより
4120019470
No.546
(5pt)

再読後のほうが感動しました

年齢を重ねるごとに主人公に感情移入してしまいます。60代はまだまだ先ですが、その時、この作品を読んで自分がどう感じるのか、楽しみのような怖いような。
日の名残り (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (ハヤカワepi文庫)より
4151200037
No.545
(5pt)

再読後のほうが感動しました

年齢を重ねるごとに主人公に感情移入してしまいます。60代はまだまだ先ですが、その時、この作品を読んで自分がどう感じるのか、楽しみのような怖いような。
日の名残り (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (中公文庫)より
4122020638
No.544
(5pt)

再読後のほうが感動しました

年齢を重ねるごとに主人公に感情移入してしまいます。60代はまだまだ先ですが、その時、この作品を読んで自分がどう感じるのか、楽しみのような怖いような。
日の名残り Amazon書評・レビュー: 日の名残りより
4120019470
No.543
(5pt)

その裏に潜むもの

執事としての崇高なプライドや、イギリスの伝統的な名家や美しい田園風景などの描写とともに、自身の人生を肯定的に振り返ろうとする主人公の一人称語りであるが、それは作者の張り巡らせた巧妙な表面的仕掛けにすぎない。その裏に作者が潜ませたのは、もっと巧妙な仕掛けである。それは非常に厳しく、悲しい、恐ろしくすらある眼差しである。
それは、言ってしまえば、晩年を迎えた人間の過去に対する独善的、欺瞞的態度、ということになる。
小説内では、主人公の執事は、困難な判断を要求された時に、「私は執事ですから」と言い逃れる。また、大衆の前では自分を高い位置に置いて悦に浸ろうとする。
執事のこうした態度が恐ろしいのは、誰もが自然にやってしまうだからだ。しかし、時と場所によっては、こうしたことが人生を決定づけてしまうほどの重大な意味をもってしまう。これは悲劇である。そして、恐ろしいことである。
しかしこの作品が秀逸なのは、こうした切実で、ある意味重大なテーマを、オブラートに包んで実にさりげなく提示していることである。イシグロはこの作品を三十五才で書き上げたようだが、尋常ではない。決して声高ではなく、穏やかな日常を描きながら、その奥に人間が人間である所以であるかのような何か宿命的な業のようなものをとらえようとしているように、ぼくには見えた。そしてそれは、イシグロの作家人生の出発点からずっと、頑として揺るぎなく貫き通されてきたのだと思う。
イシグロは、強い信念に貫かれた作家である。
日の名残り (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (ハヤカワepi文庫)より
4151200037
No.542
(5pt)

その裏に潜むもの

執事としての崇高なプライドや、イギリスの伝統的な名家や美しい田園風景などの描写とともに、自身の人生を肯定的に振り返ろうとする主人公の一人称語りであるが、それは作者の張り巡らせた巧妙な表面的仕掛けにすぎない。その裏に作者が潜ませたのは、もっと巧妙な仕掛けである。それは非常に厳しく、悲しい、恐ろしくすらある眼差しである。
それは、言ってしまえば、晩年を迎えた人間の過去に対する独善的、欺瞞的態度、ということになる。
小説内では、主人公の執事は、困難な判断を要求された時に、「私は執事ですから」と言い逃れる。また、大衆の前では自分を高い位置に置いて悦に浸ろうとする。
執事のこうした態度が恐ろしいのは、誰もが自然にやってしまうだからだ。しかし、時と場所によっては、こうしたことが人生を決定づけてしまうほどの重大な意味をもってしまう。これは悲劇である。そして、恐ろしいことである。
しかしこの作品が秀逸なのは、こうした切実で、ある意味重大なテーマを、オブラートに包んで実にさりげなく提示していることである。イシグロはこの作品を三十五才で書き上げたようだが、尋常ではない。決して声高ではなく、穏やかな日常を描きながら、その奥に人間が人間である所以であるかのような何か宿命的な業のようなものをとらえようとしているように、ぼくには見えた。そしてそれは、イシグロの作家人生の出発点からずっと、頑として揺るぎなく貫き通されてきたのだと思う。
イシグロは、強い信念に貫かれた作家である。
日の名残り (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (中公文庫)より
4122020638
No.541
(5pt)

その裏に潜むもの

執事としての崇高なプライドや、イギリスの伝統的な名家や美しい田園風景などの描写とともに、自身の人生を肯定的に振り返ろうとする主人公の一人称語りであるが、それは作者の張り巡らせた巧妙な表面的仕掛けにすぎない。その裏に作者が潜ませたのは、もっと巧妙な仕掛けである。それは非常に厳しく、悲しい、恐ろしくすらある眼差しである。
それは、言ってしまえば、晩年を迎えた人間の過去に対する独善的、欺瞞的態度、ということになる。
小説内では、主人公の執事は、困難な判断を要求された時に、「私は執事ですから」と言い逃れる。また、大衆の前では自分を高い位置に置いて悦に浸ろうとする。
執事のこうした態度が恐ろしいのは、誰もが自然にやってしまうだからだ。しかし、時と場所によっては、こうしたことが人生を決定づけてしまうほどの重大な意味をもってしまう。これは悲劇である。そして、恐ろしいことである。
しかしこの作品が秀逸なのは、こうした切実で、ある意味重大なテーマを、オブラートに包んで実にさりげなく提示していることである。イシグロはこの作品を三十五才で書き上げたようだが、尋常ではない。決して声高ではなく、穏やかな日常を描きながら、その奥に人間が人間である所以であるかのような何か宿命的な業のようなものをとらえようとしているように、ぼくには見えた。そしてそれは、イシグロの作家人生の出発点からずっと、頑として揺るぎなく貫き通されてきたのだと思う。
イシグロは、強い信念に貫かれた作家である。
日の名残り Amazon書評・レビュー: 日の名残りより
4120019470
No.540
(5pt)

品格と深い余韻

作家というものはそれぞれに、他には真似のできない、色調というか雰囲気というか世界というか、そういうものがあると思います。
カズオ・イシグロの作品は、初めて読みましたが、他の作品も同じようなことを感じるのでしょうか?
作品の中には何度も「品格」という言葉が出てきます。
取り上げられている舞台、主人公をはじめとする登場人物、ストーリー・・・。簡単には言葉で表現できない、品格をベースとした色調を感じながら、話が進んでいき、最後は深い余韻に包まれながら、物語は終わります。
どんどん引きずり込まれていくという作品ではありません。そうではないが、大聖堂でベートーベンの交響曲の名演奏を聴いた直後のような、ズシーンとした得も言われぬ感覚に浸っております。
日の名残り (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (ハヤカワepi文庫)より
4151200037
No.539
(4pt)

主人公の気持ちが理解できた。

翻訳が丁寧で、大変読みやすかった。ミスケントンの気持にあとになって気づく主人公の姿が何となくほほえましく、
若いときにはこんなことも往々にしてありうると共感がもてた。
日の名残り (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (ハヤカワepi文庫)より
4151200037
No.538
(5pt)

品格と深い余韻

作家というものはそれぞれに、他には真似のできない、色調というか雰囲気というか世界というか、そういうものがあると思います。
カズオ・イシグロの作品は、初めて読みましたが、他の作品も同じようなことを感じるのでしょうか?
作品の中には何度も「品格」という言葉が出てきます。
取り上げられている舞台、主人公をはじめとする登場人物、ストーリー・・・。簡単には言葉で表現できない、品格をベースとした色調を感じながら、話が進んでいき、最後は深い余韻に包まれながら、物語は終わります。
どんどん引きずり込まれていくという作品ではありません。そうではないが、大聖堂でベートーベンの交響曲の名演奏を聴いた直後のような、ズシーンとした得も言われぬ感覚に浸っております。
日の名残り (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (中公文庫)より
4122020638
No.537
(4pt)

主人公の気持ちが理解できた。

翻訳が丁寧で、大変読みやすかった。ミスケントンの気持にあとになって気づく主人公の姿が何となくほほえましく、
若いときにはこんなことも往々にしてありうると共感がもてた。
日の名残り (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (中公文庫)より
4122020638
No.536
(5pt)

品格と深い余韻

作家というものはそれぞれに、他には真似のできない、色調というか雰囲気というか世界というか、そういうものがあると思います。
カズオ・イシグロの作品は、初めて読みましたが、他の作品も同じようなことを感じるのでしょうか?
作品の中には何度も「品格」という言葉が出てきます。
取り上げられている舞台、主人公をはじめとする登場人物、ストーリー・・・。簡単には言葉で表現できない、品格をベースとした色調を感じながら、話が進んでいき、最後は深い余韻に包まれながら、物語は終わります。
どんどん引きずり込まれていくという作品ではありません。そうではないが、大聖堂でベートーベンの交響曲の名演奏を聴いた直後のような、ズシーンとした得も言われぬ感覚に浸っております。
日の名残り Amazon書評・レビュー: 日の名残りより
4120019470
No.535
(4pt)

主人公の気持ちが理解できた。

翻訳が丁寧で、大変読みやすかった。ミスケントンの気持にあとになって気づく主人公の姿が何となくほほえましく、
若いときにはこんなことも往々にしてありうると共感がもてた。
日の名残り Amazon書評・レビュー: 日の名残りより
4120019470
No.534
(5pt)

ただただ美しい

文章、構成、登場人物、ストーリーライン、その全てが美しい
一流の文学
一流の芸術作品でした
日の名残り (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (ハヤカワepi文庫)より
4151200037
No.533
(5pt)

ただただ美しい

文章、構成、登場人物、ストーリーライン、その全てが美しい
一流の文学
一流の芸術作品でした
日の名残り (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (中公文庫)より
4122020638
No.532
(5pt)

ただただ美しい

文章、構成、登場人物、ストーリーライン、その全てが美しい
一流の文学
一流の芸術作品でした
日の名残り Amazon書評・レビュー: 日の名残りより
4120019470
No.531
(2pt)

作者の意図がわからない

ノーベル賞受賞者の作品だから、読んでみた。この著者の作品は、初めてであった。最後まで読み通したが、淡々と話が進み、そのうち何かクライマックス的なものがあるだろうと、期待していたが、何もなく、全編つまらない内容であった。よそよそしい言い回しは、執事の言葉遣いだろうか、私のような下賤の身分の者にとっては、あまり心地よい響きではない。作者は、一体何を言いたかったのだろうか。私にとっては、残念な作品であったので、もう一度期待して、この著者の別の作品を読んでみようと思う。
日の名残り (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (ハヤカワepi文庫)より
4151200037
No.530
(2pt)

作者の意図がわからない

ノーベル賞受賞者の作品だから、読んでみた。この著者の作品は、初めてであった。最後まで読み通したが、淡々と話が進み、そのうち何かクライマックス的なものがあるだろうと、期待していたが、何もなく、全編つまらない内容であった。よそよそしい言い回しは、執事の言葉遣いだろうか、私のような下賤の身分の者にとっては、あまり心地よい響きではない。作者は、一体何を言いたかったのだろうか。私にとっては、残念な作品であったので、もう一度期待して、この著者の別の作品を読んでみようと思う。
日の名残り (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (中公文庫)より
4122020638
No.529
(2pt)

作者の意図がわからない

ノーベル賞受賞者の作品だから、読んでみた。この著者の作品は、初めてであった。最後まで読み通したが、淡々と話が進み、そのうち何かクライマックス的なものがあるだろうと、期待していたが、何もなく、全編つまらない内容であった。よそよそしい言い回しは、執事の言葉遣いだろうか、私のような下賤の身分の者にとっては、あまり心地よい響きではない。作者は、一体何を言いたかったのだろうか。私にとっては、残念な作品であったので、もう一度期待して、この著者の別の作品を読んでみようと思う。
日の名残り Amazon書評・レビュー: 日の名残りより
4120019470
No.528
(5pt)

淡々としているが、爽やかに読了。

カズオイシグロ氏の作品を読んでみようと、評価の高いこちらを選びました。

上品な本。情景がよくわかる描写で、心穏やかに読めました。スティーブンスとミスケントンのやりとりが面白かったです。
イギリス人の気性や考え方について新しい知見を得ました。

若い人にはちょっと難しいかな?
他の方のレビューにあるように、訳が自然ですばらしいです。
翻訳者の語彙の豊富さに感嘆。
日の名残り (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: 日の名残り (ハヤカワepi文庫)より
4151200037