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逃げ出したプリンセス
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逃げ出したプリンセスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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上下巻読んだ感想です。 テンポもよく、キャラクターも個性が立っていて、最後まで面白く読めました。 でも上巻からにおわせていたヒロインの秘密や、相手のレオに対してヒロインが感じている違和感について、万事解決!という感じではなく、これで終わりかぁ、みたいな感想を持ちました。 そうそう簡単にいかないところが、人間関係においてリアルっちゃリアル。でもさる公国のプリンスから求愛されてプリンセスになる!という非リアリティロマンスを楽しむラブコメにしては、すっきりはしないかもしれません。 たとえばすべてにおいて完璧なレオに対して、エミリーがずっと心の中に抱える違和感は、ラスト近くの状況変化だけで解決するものかといえば、彼がプリンスである限り、そうではない気がするんですよね。 なぜエミリーが「逃げ出した」のかを考えれば、今後も絶対に同じことが起こるだろうと思ってしまう……。レオが、エミリーのために考えたというのであれば、その過程をもうちょっときちんと知りたかった。 姉の存在についても、エミリーの中で、きちんと自己処理できているようには思えなかったかな。 とはいえ、一般人がロイヤルファミリーに入る大変さを、皮肉とコメディタッチで描いており面白かったです。本作でもたびたび引き合いに出されるキャサリン妃を、すごいんだなぁと思ったり(笑) 相手役のレオもかっこいいです。優しくて紳士過ぎるので、物足りない人もいるかもしれませんが。 本文の中で、「高慢と偏見」のダーシー氏のようでかっこいい、みたいな表現があり、うーんイギリスだわ、と思いました。彼は永遠のヒーローですね。 | ||||
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