逃げ出したプリンセス



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初公開日(参考)2016年02月
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長編小説

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逃げ出したプリンセス〈上〉 (創元推理文庫)

2016年02月27日 逃げ出したプリンセス〈上〉 (創元推理文庫)

ガラスの靴とロイヤルウェディングの物語を主食に育った女の子たちの多くがそうであるように、わたしもかつては、プリンセスは生まれながらにプリンセスなのであって、あとからなるものではないと思っていた。そう、あの日までは……。ヨークシャーから出てきてロンドンで庭師をしている普通の女の子が、ある日出会った理想の彼、あっという間に意気投合した二人だったが……。スウィートでビターな、現代版シンデレラストーリー。(「BOOK」データベースより)




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逃げ出したプリンセスの総合評価:8.29/10点レビュー 7件。Bランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.7:
(1pt)

上下読んでの評価です

【ネタバレありです】
評価が良かったので読んでみましたが、ご都合主義を誤魔化すためのドタバタ劇をずっと見せられている感じでした。
冴えない女の子(化粧や衣装で「見劣り」しなくなる)がハンサムなプリンスと恋に落ち結ばれますが、完璧なヒーローがヒロインに惹かれる理由が「自分をありのまま見てくれる」「普通がいい」だけです(読みが足りなかったらごめんなさい)。
最初の方から物語の中盤まで頻繁に出てくる「どこかで会ったような」運命の出会い的な語りは不釣り合いなカップルをフォローするための布石かと思ったらそれもなく終了。いっそのこと前世で恋人役同士とか遠い先祖で繋がっていたとかの方がまだ納得感があります。
下巻ではドタバタ感がさらに増し、ヒロインの見通しの甘さも耐えきれずつい飛ばし読みしちゃいました。ヒロインが危機に陥る服のサイズ違いやスピーチの原稿差し替えも明らかにされずもやもやします。(これは飛ばし読みしたところにあるかもしれません)
王族に相応しい服を買うのに自腹なのも、買えないと言えないのもありえなく思いますがそれは自分がおばさんだからか。
まあともかく読んでいてストレスが溜まりました。
逃げ出したプリンセス〈上〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:逃げ出したプリンセス〈上〉 (創元推理文庫)より
4488559034
No.6:
(5pt)

現代のシンデレラもプリンスも大変だけど、やっぱり素敵なお話!!

面白かったです!
魔法使いのニューヨークシリーズが好きで、オススメされて読みましたが、テンポもよく描写も思い描きやすく…何よりドキドキしました!
プリンスとの甘く素敵なデートや、家族愛、友情…全部がうまくまとまっていました。
気になったのは、二人のその後をもう少し知りたかったの、お姉さん(ソフィア)はどうなったのか…
映画化されても楽しいんじゃないかと思います。カメオで色んなスターにも出て欲しい!
楽しくて、上下巻を一気に読んじゃいました!
逃げ出したプリンセス〈上〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:逃げ出したプリンセス〈上〉 (創元推理文庫)より
4488559034
No.5:
(5pt)

リアルシンデレラストーリー

本国での出版年は知らないが、読み始めてすぐにシルヴィア・デイ「ベアード・トゥ・ユー」のイギリス版焼き直しだと思った。でもでも!ベアード〜のエバァと違いこちらのヒロインはしっかり仕事をする普通の子で好感度は100倍。ストーカー気味ギデオンと違いヒーローもまとも。パパラッチに追われたり、問題のある家族がいたり、頼れるルームメイト、ライバル、パーティ、エステ、ファッション、要素は似ているのにこんなにも違うかと驚き。ロマンス好きには是非読んでほしい!ただし、BDSM要素は皆無、というか、ベッドシーンすらありません。
逃げ出したプリンセス〈下〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:逃げ出したプリンセス〈下〉 (創元推理文庫)より
4488559042
No.4:
(5pt)

面白すぎて読み終わるのがもったいない

正直、上下巻とも、シンプルで上品な素敵な表紙だと個人的には好ましいが、「面白そう!」と惹きつけられる読者はどれほどいるだろうか?もったいない、徹夜で上下巻を読み切らずには眠れないほど面白いのに!!、と販売促進を書店に訴えたくなる位の一冊だと私は思う。

海外の小説で、おとぎ話のようで、でもありえないヒロイン至上主義設定やぼんやりヒーローは嫌だ(失礼)、という小説を探しているのなら、ここ5年位読んだ中で一番面白かった一冊だと思う。もし、上手く映画化なんて話があるならば、かなりヒットするコンテンツだろうに、上下巻であっさりまとめる作者の手腕に驚く。

タイトルから連想される内容とは、一味も二味も違う。基本的には一人称で、時に別視点にもなり、とても軽く描いてあるのだが、ヨークシャー出身でロンドンに住む主人公エイミーが、なぜその行動をするに至ったかは、意外と現実的である。ヒロインが庭師、という職業についてもよく調べてあるし、舞台となるイギリスがガーデン文化が盛んなこと等、すべてが関連して物語を紡いでいく。

逆スノッブという表現や、メディアのプリンスのランク付けなどの描写も、ありそうだなと思わせる。現実のセレブリティの方々などの比喩も出しつつ、家族の描き方はリアリティがあり、友人たちやアパートの人々はどこか日本の漫画「めぞん一刻」の一刻館を思わせるような連帯感もあって面白い。

そして、プリンスと彼を取り巻く王室の方々の描き方もありそうで、独特。中でもやっぱり、プリンスの描き方が私はとても好きだ。これまたシンプルなのにじわーっとくる印象的な登場の仕方と、歯の浮くようなセリフや行動とも言えるが、にじみ出る人柄と人間味がある。物語は、彼の視点からではないので、そこがやきもきさせられるのとも言えるのだが。エイミーも彼も、私は大好きなキャラクターになった。

女性が社会で生きることについてもきっちり描いている。それが家庭であれ、職場であれ、王室であれ、どこにでもある矛盾も。

また、何より男女が出会い、惹かれあうという過程を地に足の着いた物語で見せてくれる。おとぎ話なのに、良かったなぁ、と随所で思える。やっぱりこんな物語に出会うために本を読んでいるんだなぁ、と嬉しくなった。
逃げ出したプリンセス〈下〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:逃げ出したプリンセス〈下〉 (創元推理文庫)より
4488559042
No.3:
(3pt)

テンポのよいイギリスのラブコメ

上下巻読んだ感想です。
テンポもよく、キャラクターも個性が立っていて、最後まで面白く読めました。
でも上巻からにおわせていたヒロインの秘密や、相手のレオに対してヒロインが感じている違和感について、万事解決!という感じではなく、これで終わりかぁ、みたいな感想を持ちました。
そうそう簡単にいかないところが、人間関係においてリアルっちゃリアル。でもさる公国のプリンスから求愛されてプリンセスになる!という非リアリティロマンスを楽しむラブコメにしては、すっきりはしないかもしれません。
たとえばすべてにおいて完璧なレオに対して、エミリーがずっと心の中に抱える違和感は、ラスト近くの状況変化だけで解決するものかといえば、彼がプリンスである限り、そうではない気がするんですよね。
なぜエミリーが「逃げ出した」のかを考えれば、今後も絶対に同じことが起こるだろうと思ってしまう……。レオが、エミリーのために考えたというのであれば、その過程をもうちょっときちんと知りたかった。
姉の存在についても、エミリーの中で、きちんと自己処理できているようには思えなかったかな。

とはいえ、一般人がロイヤルファミリーに入る大変さを、皮肉とコメディタッチで描いており面白かったです。本作でもたびたび引き合いに出されるキャサリン妃を、すごいんだなぁと思ったり(笑)
相手役のレオもかっこいいです。優しくて紳士過ぎるので、物足りない人もいるかもしれませんが。
本文の中で、「高慢と偏見」のダーシー氏のようでかっこいい、みたいな表現があり、うーんイギリスだわ、と思いました。彼は永遠のヒーローですね。
逃げ出したプリンセス〈上〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:逃げ出したプリンセス〈上〉 (創元推理文庫)より
4488559034



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