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カエルの楽園



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【この小説が収録されている参考書籍】
カエルの楽園

カエルの楽園の評価: 4.31/5点 レビュー 1072件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.31pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全870件 581~600 30/44ページ
No.290:
(5pt)

マスメディアの対応が面白い-『カエルの楽園』と戦後レジーム

( 5月4日補筆)
すでに内容については多くのレビューが書かれているので、別の視点や感想を述べてみたいと思う。

この作品に文学作品としての評価は低い、という見解がある。普通、寓話作品は現実から訓話的エッセンスを抽出して、それを擬人化し昇華させることによって文学作品となる。しかし、この『カエルの楽園』はそれまでのものと違うようだ。そのような文学作品としては登場人物・・・いや、登場カエルが多すぎるし、内容が複雑すぎるのである。これは社会の現実に強く対応しているからに他ならない。もちろん、実際の現実はさらに複雑なものであるが、寓話にする際の落とし所がよく考えられてある、と感じる。これはむしろ新ジャンルの社会的寓話作品と捉えるべきかもしれない。

このバランスが生み出す効果は絶大で、特に小学校高学年から読むことができ、社会の本質が同時に理解できるというのは画期的なことである。小学生や中学生の内からこのようなことが理解できるというのは素晴らしいことである。是非、多くの若い人たちに読んでもらいたいと思う。私は小学生の頃から、太平洋戦争や冷戦に関する本などを読んでいたが、このような本を読むことがマイナスに作用することはあり得ないと断言できる。何よりも自分の頭で考えることが重要であり、そのための材料を提供することが社会の役目である。

ところが、マスメディアではこの本はほとんど紹介されていないという。戦後レジームをあらわにするような本をマスメディアは一貫して扱ってこなかった。マスメディアこそ戦後レジームを維持する監視、権力装置なのである。戦後レジームを維持するために最も重要な事は、現在の社会を戦後レジームであると意識させないことである。(ナパージュのローラ)ところがこの『カエルの楽園』は幅広い年代に、それを意識させる事を目指し、成功している。それがマスメディアがこの本を総スルーしている理由であり、肯定してはいけないが、逆に否定してもいけないのである。否定すればするほどそれは意識化につながってしまうからだ。そう考えてみれば、マスメディアの放送、報道がどれだけ白々しいものであるかわかる。マスメディアとは最終的に得をする者-ウシガエル、ヌマガエルのためにあるのである。

さらにこの『カエルの楽園』のサイン会に爆破予告の脅迫があったが、新聞2、3社が小さく報道しただけで、それ以外は全く報道されなかったという。(カエルの本のサイン会に爆破予告の脅迫とは前代未聞だ)NHKは取材まで来ていたのに、一切報道しなかった。報道すれば大きな宣伝になってしまうだろう。それを絶対に避けたかったのである。ウシガエルのために-ヌマガエルのために-百田尚樹といえば『永遠の0 』 『海賊とよばれた男』などが大きく話題になったベストセラー作家である。前からわかっていたことだが、ここまであからさまだと逆にすがすがしくなってくる。もし、この本がミリオンセラーになっても全く触れないつもりだろうか。それを見てみたい気がする。

以上の事態を理解する上でお薦めの本が『余命三年時事日記ハンドブック』である。そこにはデイブレイク、ガルディアン、ヌマガエル、エンエンの関係が・・・
カエルの楽園Amazon書評・レビュー:カエルの楽園より
4103364122
No.289:
(5pt)

2冊めの購入です。

前回買った カエルの楽園を息子(18)に読ませたところ、この本を友達に読ませたいと言ってきました。
友達は天然系のフラワーズ君で安保反対らしいです。
私は息子に「この本を友達に譲りなさい。そして友達の親にも読むように進めなさい。」と言いました。
ですので2冊めの購入です。
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4103364122
No.288:
(5pt)

素晴らしいです。

誰にでもわかりやすい!素晴らしいのひとこと!百田尚樹さんって、色んな引き出しを持たれているのですね。永遠の0も至高の音楽も最高な本でした。

この本は、中学生以上であれば、余裕で理解できる本です。
ノーマル?な日本人は 読むべき本かと。
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4103364122
No.287:
(4pt)

預言の書?

本自体は軽く読めるのですが、暗鬱とした重たい読後感に襲われます。
風刺や暗喩に満ちた本文は当に今のこの国の現状を適切に描写しています。
カエルの楽園が預言の書とならないように、多くのツチガエルに読んでもらいたいです。
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4103364122
No.286:
(5pt)

現代のイソップ童話

作者が新潮社の書評/対談で言っている通り、この本は現在のイソップ童話です。 難解な表現は一切使用されておらず、小学生でも理解できる文章です。作者は何事にも懐疑的なソクラテスと理想主義者のロベルトという二匹のアマガエルが、放浪の末、ツチガエルの楽園に行き、楽園が滅びる様を二匹の心情を交えながら描写していきます。イソップ童話ですから最後は読者に教訓を想起させますが、現在の日本には、もしこの本を読んだとしてもまったく何も得ようとはしない、ツチガエルのローラみたいな人も大勢いることも現実です。ところで新潮社さんにお願いですが、次はこの本の絵本を出してもらえないでしょうか?作絵はもちろんはすみとしこさんでお願いします。
カエルの楽園Amazon書評・レビュー:カエルの楽園より
4103364122
No.285:
(5pt)

面白かった

衝撃の結末です。
百田さん、さすがです。
大人も子供も、読んでおいた方が良いと思います。
マスコミなど、安保法制で騒いだ人たちは、この本に触れられたくないでしょうが。
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No.284:
(5pt)

勉強になりました

老若男女が読める本で、しかも今の日本が抱えている事を上手く描写されて面白かったです。
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4103364122
No.283:
(4pt)

日本への警鐘

子どもでも読みやすい小説です。
中高生が読むのが調度よいかな。
日本の現状に対して、危機感を持ってもらえると思います。
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4103364122
No.282:
(5pt)

良本です。大学入学した息子に贈った。

良本です。大学入学した息子に贈った。憲法は宗教とは違う。 どうにかして 多くの人に読んでもらおうという作者の執念が伝わりました。
カエルの楽園Amazon書評・レビュー:カエルの楽園より
4103364122
No.281:
(5pt)

かえるの井戸端会議

ツノガエル庶民の日記
 我らが兄デイブレイクの父、ヤングシュラインがウシガエルの国で亡くなられました。
 ヤングシュラインは私たち無知なツノガエルに、お父さん、おじいさん、そのおじいさん、そのまたうえのおじいさんが、どんなにウシガエルに対して残虐なことをしたのか、私たち残虐なツノガエルの仲間に語り続けた偉大な方です。そして「三戒」がいかに私たちにとって必要不可欠なものかを悟し続けられた偉大な父でした。「三戒」を葬ろうという悪しき意志をもったプロメテウスを懲らしめて元老院から追い払ってくださったのです。弱く貧しき私たちの見方であり崇高無比な立派な先生でした。
 ヤングシュラインは老いた後、その崇高な活動をデイブレイクに引き継いだ後、わざわざエンエンに出向き、ツノガエルがどんなに悪いことをしたのか、私たちに代わって謝り続けてくれました。私たちの父の同胞、グッドフィールドがエンエンのメスガエルを慰みものにしたという告白を世界に知らしめてくれたのもヤングシュラインの大きな功績です。野蛮なお父さんの世代の悪しき歴史を掘り返し真実を見つけだしてくれた上に、ウシガエルの国やエンエンに謝るように元老院に働きかけてくれた偉大な方なのです。でもなぜエンエンのオスガエルたちが黙って指をくわえて、私たちの父の悪行を止めようとしなかったのか不思議でなりません。自分の娘たちがツノガエルに犯されようとしたのであれば、命を呈して阻止したのではないか。ツノガエルの私たちにはエンエンの国民の方々の気持ちはわかりようにないとしか言えません。私たちはただ謝るしかありません。
 ヤングシュラインのように善意にあふれた頭の良い方が、私たちツノガエルの社会でなく、エンエン国に活動の拠点を移したのは、私たちの悪しき元老たちに失望したからなのかもしれません。
 ヤングシュラインはピエールたちヌマガエルが語るエンエンの歴史を共有するために、老体に鞭をうってウシガエルの国にまで出向いてくれたのです。それにしても、デイブレイクは立派です。父ヤングシュラインのためにプレイベートプレインを手配し、とっておきのホテルにスイートルームを用意しました。残念ながら彼の国で亡くなわれてしまわれたのですが、死を賭してまで謝りに行ってくれたヤングシュラインの遺志をしっかりと継いで行くために、私たちツノガエルは謝りの歌を捧げたいと思います。

 我々は、生まれながらに罪深きカエル
 すべての罪は、我らにあり
 さあ、今こそみんなで謝ろう
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4103364122
No.280:
(5pt)

平和ボケの日本の民へ!

戦後70年、戦勝国アメリカから押し付けられた平和憲法が我が国日本に平和を持たらしたとして、後生大事に憲法9条を変えようとしない日本の民の平和ボケを正すきっかけになる百田尚樹氏による素晴らしい書であり、いかにこの憲法9条が危険であり、我々の素晴らしい日本を外敵から守るため、憲法改正を急がなければいけないかを教えてくれる書である。ナパージュの三戒がいかに無力であり、ナパージュの平和を守っていたスチームボードやハンニバルらがいなくなり、ウシガエルが一気にナパージュの平和を蹂躙したか、この書を読まれた方が、いかに我々日本の民がデイブレークを象徴とする左翼に騙されているか、自らの考えを改める素晴らしい百田尚樹氏の素晴らしい書であった。
カエルの楽園Amazon書評・レビュー:カエルの楽園より
4103364122
No.279:
(5pt)

子供と読みたい。

国語の教科書に載ればいいのにo(*>▽<*)o歴史、政治に興味ない人程読んで欲しいあ
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4103364122
No.278:
(5pt)

これを冷静に読めない人達の物語

半日もあれば読了可能です。
しかし、その後普段の生活をしていると、この物語と似たような場面に幾度となく出くわします。
政治色のある本だとは殆どの方が予想はしてると思いますが、会社の組織もこの「カエルの楽園」に例えられます。
政治的な色味は他のレビュアーに譲るとして、これは現代人が構成する組織という集まりに対する警告でもあると読めば百田氏の「最高傑作」というのも分かります。
これを読んでも全く理解出来ない・理解しようとしない・反論をするという方々も当然おられると思います。
そう言う人達が求める楽園の物語です。
私が嘗て所属していた大組織も、この中の楽園にソックリでした。そして結末も似ています。
カエルの楽園Amazon書評・レビュー:カエルの楽園より
4103364122
No.277:
(5pt)

わかりやすく、中高生にもおすすめです

いまの日本の状況を、カエルの国にたとえていて、とてもわかりやすく、おもしろかったです。
鷲=アメリカ ナパージュ国=日本 ミンミン=朝鮮人 牛ガエル=中国 でしょうか。
憲法9条さえあれば、すべてが守られる!話し合いこそが大切なんだ!と考えている、9条信者や、シナ朝鮮を信じ切っている人達の末路をみれます。(笑)
すべての人が、日本人のように性善説ではなく、悪意をもっている人間が世界にはいることに気づかせてくれます。
声の大きいだけの人を信じるのではなく、しっかりと自分の頭で考えることの大切さも、教えられました。
大人だけでなく、これからの未来ある中高生にも、ぜひ、読んでほしい一冊です。
カエルの楽園Amazon書評・レビュー:カエルの楽園より
4103364122
No.276:
(5pt)

★1評価を付けている各レビューに対しての役に立った!の票数を注意深く見てみよう

読んでみた率直な感想としては”知ってた!”という感じです。
ただ、楽園の最後については読んだ直後は少し大袈裟かなと感じましたが、
今現在における日本の利権がらみの実情をみてみるとそんなに外れているものでもないかもと思い
ぞっとしました。
東京五輪エンブレムやら五輪サポーターの制服やらの騒動が思い出されます。

こういった風刺的なものに対する反響に興味があったので
高評価と低評価レビューをそれぞれ眺めてみたんですが、低評価★1は露骨ですね。
いやー、わかりやすい!
質の良いストーリーを期待したのにがっかりしたという方や
今置かれている現状をただ書いているだけでつまらないといった方がいましたが
それはその方々が求めているものとこの本の性質が合わなかったのかなと思い
こういった評価があるのはしかたないんだろうなと思います。

不気味なのが、具体的な内容に触れず、洗脳や愚書だとただ切り捨てるだけのレビューです。
さらに、そういった本の内容を具体的に批判していないただ上っ面だけのレビューに対しても
ある一定の役にたった!との評価があることです。しかも、面白いことにほぼ同数の票。
★1にでも役に立った!票がすくないレビューもありましたが、そちらは
「カエルが戦争し勝つ」という考えを良しとする内容です。
他の★1レビューは今現在100票以上評価されているにも関わらずこちらは8票のみです。

数字は正直ですね。
カエルの楽園Amazon書評・レビュー:カエルの楽園より
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No.275:
(4pt)

応援します。

うなずきながら、また、所々爆笑しながら一気に読みました。
まったく共感する内容ばかりでした。
多くの人に読んでもらいたいです。
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4103364122
No.274:
(5pt)

『ソクラテス』は2000年前に何を説いたか

物語の舞台は平和なツチガエルが住むナパージュという国。
戦争のない国を守るために『三戒』という言葉を守ることで成り立っていた。

百田さんが何をこの作品に込めたのか、それは主人公たるソクラテスそのものにあります。
この作品にはいろいろなカエルに名前がついています。
その名前は思想や概念をあらわした存在となっています。
物語はナパージュのカエルなのですが、
主人公『ソクラテス』は何を説いたのか、それを考えて読むといいと思います。

また政治的主張が強く、後味が悪いです。
でも、その後味の悪さこそ、百田さんの作品のよさであり、この作品のよさであると思います。
正直、涙なしには読めなかった作品です。
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4103364122
No.273:
(5pt)

必読書

全ての人が読んでみる必要があると思います。私たち一人ひとりに関係することです。
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4103364122
No.272:
(5pt)

マスコミ関係者こそ必読を!

大変よくできています。まさに茹でガエル達への警鐘です。多くのマスコミ関係者・評論家の姿がよく表現されています。
カエルの楽園Amazon書評・レビュー:カエルの楽園より
4103364122
No.271:
(5pt)

日本人は全員に読んでほしい

日本人の必読書。日本をこれからどういう国にしていくか。考えさせられる一冊
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4103364122

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