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ラストフロンティア
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ラストフロンティアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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前田耕陽さんの好きな作家さんと言う事で買ってみました。読みやすく、面白かったです。 | ||||
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good | ||||
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お台場に日本初のカジノを導入するという、現実の話題にも近い時事ネタを題材にした小説。世界のカジノ市場の表や裏の事情も描かれいるので、初心者にも興味が湧きます。日本んでカジノを事業として成功させるためのアイディアや監督省庁との交渉も、さらに興味深いです。一点だけ、確率計算の誤りを発見。『丁半は九半十二丁。偶数の目が出る確率が高いゲーム』。コトバは存在しても、奇数の半、偶数の丁がでる確率は半々です。校閲チェックがスルーだったかな。 | ||||
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お台場にカジノを導入することになったのだが、どこにでもある普通のカジノではVIPを集められない。世界にない日本の独自性を出すため、カジノの企画を任されたチームの奮闘を描いた物語。 日本古来の博打である「丁半」の導入というアイディアは斬新だが、前例主義の官僚たちをいかに説得するか、その駆け引きが楽しめた。控除率やVIPの招き方、利権争いなど、よく考えられていたと思う。 ただ、駆け引きが楽しめたのは中盤までで、その後の展開が単調だったのが残念だった。丁半以外の日本の独自性の検討や、カジノ開業にあたってもう一波乱ほしかった。 | ||||
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世界的なカジノ運営企業に転職した主人公が、お台場に日本独自のカジノを造るべく奮闘する物語。 既存の公営ギャンブルが抱える既得権益、省庁同士の権益争いなど複雑な思惑と対峙しながら、 主人公たちが認可権を持つ官僚を突き崩していく様子は非常に面白い。 日本古来の博打である「丁半」の導入や吉原を始めとする風俗産業との連携など、 日本独自のカジノの具体策が多数盛り込まれ、現実の政策関係者にも参考にしてほしい内容だ。 印象深いのが、カジノを社会的弱者の雇用の受け皿として機能させようとする点だ。 非正規社員や過去に道を踏み外した者などの弱者に厳しい現実に対し、 救済策としてカジノを活用する展開には筆者の理念が感じられて頭が下がる。 現実世界では未だカジノ法案の提出すらされていないが、 この作品の主張通りカジノが出来ても独自性がなければ客は集まらず、 「カジノを造るか否か」よりも「どういうカジノを造るか」が重要なことだと感じた。 適度な分量で中弛みもなく、一気に読破できるエンタメ性と社会性を兼ね備えた傑作。 | ||||
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