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インパクトファクター: 水鏡推理2



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インパクトファクター: 水鏡推理2の評価: 4.31/5点 レビュー 75件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.31pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全65件 61~65 4/4ページ
No.5:
(4pt)

リアルとバーチャルのはざま

今回も、ラストはすかっとするように、きちんとまとめられた良作でした。

内容については、是非読んでもらいたいので簡単に。
人工血管の発明により、一気に脚光を浴びた瑞希の幼馴染の智美。
マスコミによりもてはやされるものの、だんだんと不透明な部分が明るみに出始め・・・

ガチガチのお役所・文科省で、一般職が痛快なほど大活躍するお話です。
背表紙にあるように、「小生意気」だとは思わないんだけどなー。

1年くらい前、このようなリアルな話がありましたね。
それとリンクするかのようで、リアルの方はあいまいに幕引きされてしまったため(とりあえず「存在せず」という結果だったので)、
結局ST○P細胞で脚光を浴びたあの女性研究員はなんだったんだ?
という疑問の、隙間を埋めるような仮説というか、そういう作品だと思いました(うまく表現できないけど)。
リアルの世界で、割烹着を着た女性研究員もインパクトファクターを狙っただけなのか?とか、妄想は尽きない・・・

リケジョなんかではないので、ちょっと難しいのかも・・・という不安がありましたが、
きちんと作品内で説明されているので、リケジョでなくても、十分楽しめます。

★1つ減らしたのは、表紙のイラストに対して、です。
きっと莉子ちゃんや絢奈みたいなかわいい子だと想像していますが、このイラストは、泣きはらしたようなまさにお化け。
なんか、もったいない!!
水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)より
4062933322
No.4:
(5pt)

なんてこった!

水鏡推理の続編を楽しみにしてました。 前作のキャラ達がまた活躍や暴れてくれると思ってたら主人公以外は異動で居なくなってるという衝撃から始まりました。 今回は前回と違って一つの事件を深く追求し海外にも場が移るので読み応えはバッチリです。 ズバズバぶった斬る場面は少ないですが、主人公の推理は冴えているしエンディングはホロリと感動しました。 読めば分かると思いますがSATP細胞の事が元となってる部分があるのでSTAP細胞に興味ある人は楽しめると思います。
水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)より
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No.3:
(4pt)

ドラマ化してほしい作品!

はじめは、前作で主人公の周りにいた人たちが誰もおらず戸惑ったが、今回も主人公に振り回されながらも見方になってくれる官僚がいて、彼らがいい味を出している感じ。 今作は前作と異なり、1つの大きい事件をじっくりと解決していくが、前作よりフィクション性が高い分、エンターテインメントととして面白く一気に読めました。 読みながら、これはドラマ化したら絶対面白そう!!と思った。 是非実現してほしいです。
水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)より
4062933322
No.2:
(4pt)

STAP細胞事件を元に

STAP細胞事件を元に脚色を付けた内容の本作だっただけに、興味深く惹かれてほぼ一気読み。 ラストはちょっと綺麗過ぎる終結を迎えた気がするけど、全体的には面白かったので満足。 例え親友だとしても、いや逆に親友だからこそ、不正の影がちらついたら指摘し、瑞希なりに一生懸命彼女を救う。 それと同時に真実を追い求めて奮闘する姿勢は素敵だった。  STAP細胞事件も詳細が気になる。  インパクトファクターのくだりは勉強になったし驚いた。  自治問題が取り入れられているこのシリーズ、その時点で面白くて興味を惹かれてしまう。
水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)より
4062933322
No.1:
(5pt)

お子様ランチでなくなった初めての「人の死なないミステリ」

表題の通りです。
今までの同著者の「人の死なないミステリ」は基本お子様向け、非社会人もしくは
社会人であっても童心に帰って楽しむ人のためのものでした。
それが今回、とりわけ学界の問題についてかなり踏み込んでおり、社会人としての
主人公の悩みや成長、友情とリンクさせることに成功しています。
前巻の職場設定は、室長の陰謀からミスリードされてたとする事で、内容を現実に
近づけています。だから文科省にも科学研究の偏りを生じさせた非があることを明らかに
しています。
今にして思うと、花咲舞のような爽快感のみを売りにしていた1作目は、本編自体がラストのための
ミスリードで、実際に書きたかったのはこっちだったんじゃないかと思えます。
前のお子様ランチが好きだった人には、今回の難しいとこは理解できないでしょうし、
そういう人のためにも(すべての人がそうと言ってるわけじゃありません)、来月の探偵の鑑定があるんだと思います。
水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)より
4062933322

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